ザイフはおすすめできる?仮想通貨取引所ザイフのメリットデメリット
ザイフは、仮想通貨の取引所の中でも人気と言える取引所です。
特に国内では、ビットフライヤーに次いで人気の取引所になっています。
しかし、ザイフはなぜそんなに人気なのでしょうか?
ザイフにはどんなメリットがあるのでしょう。
そしてメリットがあれば当然デメリットもあります。
そこでここでは、ザイフのメリットとデメリットについて見ていきます。
ザイフは取り扱う仮想通貨が多い
まずはザイフのメリットから見ていきたいと思います。
ザイフのメリットとして一番大きいのは、取り扱う仮想通貨の量の多さです。
ザイフで取り扱っている仮想通貨は、15種類前後とかなり多いです。
前後としたのは、たとえばコモサやairfxなど、数え方に迷うものがあるからです。
ただいずれにしても、多いことは間違いありません。
たとえばビットバンクでは、6種類の仮想通貨しか取り扱いがありません。
6種類でも十分に楽しむことは出来ますが、取り扱う数が多ければ多いほどに、より仮想通貨を楽しむことが出来るようになることは間違いないです。
少なくともザイフでの仮想通貨は、すごく楽しく感じるはずです。
すぐに乗り換えられる
でもなぜ、仮想通貨の取り扱い種類が多ければ楽しめるようになるのでしょうか?
それは、仮想通貨を簡単に乗り換える事が出来るからです。
取引所の取り扱い仮想通貨が少ないと、乗り換える為にはいちいちその取引所から別の取引所に仮想通貨を送金しないとなりません。
でもそれには時間も手数料もかかります。
しかし、同じ取引所にたくさんの仮想通貨の取り扱いがあれば、持っているものを売って、別の物を買うだけなのですぐに済みます。
敏感に値上がりに反応出来るのです。
そして、いまいち人気のない仮想通貨の方が、そういう値上がり時の反応は大きくなります。
ザイフでは数多くの仮想通貨を取り扱っているということは、必然的に人気のないコインは多くなりますから値上がり幅も大きくなります。
そういう時に簡単に乗り換える事が出来るのは、間違いなく一つのメリットです。
ザイフは手数料が安い
ザイフのメリットとして、手数料も挙げられます。
ザイフでは、手数料がマイナスになることがあります。
それくらいに安いのです。
マイナスになるというのはつまり、その仮想通貨の取引をすると、その金額に応じてお金を貰えるという事です。
そんなこと、他の取引所ではまずありません。
他の取引所では、基本的にはお金を払って取引をします。
それなのにザイフではお金を貰えるのです。
それはビットコインの取引に限っての話にはなりますが、ビットコインの取引をメインに考えている人にとっては、これはこれ以上ないメリットになります。
だから、ビットコインを取引したい方には、ザイフは特におすすめできます。
他の仮想通貨の手数料もだいたい安い
手数料が安いというのは、何もビットコインの手数料がマイナスになるから言っているだけというわけではありません。
ザイフでは、ビットコイン以外の仮想通貨の取引手数料も安いです。
たとえば基本的には、0.1パーセントという手数料で取引をすることが可能です。
これは、安い安いと言われている海外の取引所である、バイナンスと同じ手数料になります。
なので、世界に通用する手数料の安さだということです。
手数料は安いに越したことはありません。
それは、たくさんの金額を取引する人だけではなく、たくさんの回数取引をする人にとってもおなじことです。
つまりだいたいすべての人にとって、安いに越したことはないのです。
仮想通貨をしているからにはやはり、大きく儲けたいと考えるでしょう。
でも、元手が少ない場合には、小さな稼ぎを繰り返すしかありません。
そのためには必然的に取引回数が大きくなるのです。
取引回数を少なくして設けるためには、よほどの強運があるか、あるいは大きな金額で勝負するしかありません。
結果ほぼすべての人にとって、手数料の問題が足かせになるのです。
それが安いのですから、ザイフを利用するメリットは大きいのです。
ザイフのデメリットはサーバー
ではザイフのデメリットはどこにあるでしょうか。
ザイフのデメリットとして大きいのは、サーバーの弱さです。
ザイフでは、取引量が集中した時、一気に注文が通らなくなります。
でも取引量が集中している時こそ、注文を通したいと思うものなのです。
なぜなら取引量が集中するというのは、暴落したり高騰したりタイミングだからです。
暴騰する時には、その瞬間に買いたいと思うものです。
下がる時には、それが本格化する前に売りたいと思うものです。
でも、ザイフの場合にはそのタイミングで全然注文が通らない事があります。
結果、暴騰も暴落もただ指をくわえてみているだけになるのです。
それは、すごくストレスになります。
先を読まないとならない
つまりザイフでそういう暴騰や暴落に対応するためには、事前に注文をしておいてそれに対応するしかないということになります。
それはつまり、これからその仮想通貨がどう動くのかをしっかりと予想しないとならないという事です。
でもそれは決して簡単な事ではありません。
だから、ザイフで取引をするのは難しいのです。
暴騰や暴落をあきらめるか、あるいは先を読む力を身につけるかのどちらかになります。
トラブルの不安がある
ザイフのデメリットとしては、トラブルの不安も挙げられます。
ザイフでは、ビットコインを0円で買う事が出来るというトラブルが起こりました。
そこで買われた金額は約22兆円分もの金額だったと言います。
それはチャートを大きく乱すのに十分なニュースでした。
そしてそういうトラブルがあると、また同じようなトラブルが起こる可能性が頭をよぎってしまいます。
実際起こる可能性も、まだ何もトラブルがない取引所と比べると高くなるでしょう。
そのリスクはすごくデメリットです。
ザイフトークンには特に影響が
ザイフには、先述の通りザイフトークンという独自のトークンがあります。
そのトークンは当然ながら発行元であるザイフの状態に金額が左右されます。
たとえばザイフがCMを売った時には、ザイフトークンは爆あがりしていました。
しかし、ザイフのその0円ビットコイン事件時には、一気に価格を下げて、2018年4月上旬には当時の3分の1くらいになってしまっています。
ザイフで取引をするからには、ザイフトークンを買いたいと考える方も多いでしょう。
でもそれはもろ刃の剣なのです。
ただでさえ取引所に問題があれば仮想通貨全体の価格が下がるのに、ザイフトークンの場合は特に激しく下がってしまいます。
ザイフで特にザイフトークンを取引する時には、そうしたリスクを受け入れる覚悟をしないとなりません。
もちろん逆に爆あげの可能性も高いわけですから、一概に手を出さない方が良いとは言えませんが。
安定志向の方には、リスキーな取引所であることは確かです。
ただまだまだ伸びしろはありますから、これから先どんどんそういうトラブルリスクが改善されることに期待したいところですね。
まとめ
仮想通貨取引所としてのザイフは、メリットもデメリットも大きいです。
どちらをとるかは、どういう戦い方がしたいのかによって変わってきます。
地道に安定して増やしたいならば、別段ザイフを利用するメリットは大きくはなくなります。
ただ細かく戦ったり、大きく買ったりしたいならば、ザイフを利用するメリットは大きいです。
自分の戦い方をよく考えてみると良いでしょう。