体重だけにこだわらない!ダイエットに役立つ体重計の重要性と選び方
ダイエットをしている人にとっては欠かせないのが体重計です。
毎日乗って体重が減っていたらうれしいですし、ダイエットのモチベーションも上がってくれます。
健康的なダイエットをするためには、単に体重だけ意識して一喜一憂していてはいけません。
筋肉や水分が減っている場合でも、体重は減ってしまいます。
今回は正しいダイエットの知識と体重計について、詳しく説明しましょう
ダイエットと体重の関係
食事制限や運動をすれば、徐々に体重は減ってきますが体の中のどんなものが減っているのかが重要です。
体重が減っていても脂肪だけ減ったとは限りませんから、体脂肪などをしっかりと把握しておくのが重要です。
水分がダイエットで減りやすい
人間の体は色んなものから作られていて、一番多いのが水分です。
体の6割以上は水分でできていますから、ダイエットを始めて体重が減り始めてもほとんどの場合が水分です。
1日で1kgくらい水分が減ることもありますし、朝と夕方とでは体重がそのくらい違っていても不思議ではありません。
過度な食事制限で短期間で2、3kgほど落ちたとしても、ほとんどが水分で元の生活に戻るとすぐにリバウンドしてしまいます。
体内の水分は減りやすく増えやすいですから、体重が減っていたとしても脂肪ではなく水分が減っただけという場合も多いです。
無理なダイエットは筋肉量を減らしてしまう
早く体重を落としたくて無理な食事制限をしてしまうと、体重は減っていたとしても脂肪は大して減っていません。
食事量が極端に落ちてしまって体が栄養不足になり、筋肉が減ってしまいます。
体重は軽くなって体がスリムになれたとしても、体脂肪はあまり減っていなくて筋肉が落ちた貧弱な体になってしまいます。
体力がなくなって少し体を動かしたくらいでへばってしまうようになり、健康にも影響を与えてしまいます。
体脂肪を減らすダイエットを心がける
体重が減るのは必ずしも脂肪が減ったわけではなく、水分や筋肉の場合もあります。
筋肉を減らさずに体脂肪だけを徐々に減らしていくのが、健康的なダイエットです。
1日に必要な栄養はしっかりと取りながら、筋肉を衰えさせない適度な運動を取り入れるのが理想的です。
体重が減ったのかどうかではなく、体脂肪がどのくらい減ったのかを知ることこそ、ダイエット成功への鍵です。
体重計の種類
体重計にも様々な種類があり、ダイエットしている人にとって体重は重要な指針となってくれます。
体の重さを測れるシンプルなものから、体脂肪や筋肉量などまで詳細に測れる高機能なものまでそろっています。
シンプルな体重計
昔ながらの体の重さのみを測ることのできるタイプです。
水分や体脂肪、骨や筋肉など、体のあらゆるものを含んだ重さを測ることができて、価格も安いのが魅力です。
ダイエットにはあまり向いておらず、体脂肪をしっかりと把握することができませんから、体重が減っても脂肪がどのくらい減ったのかがわかりにくいです。
健康管理としてその日の体重だけ知っておきたいという人向けで、本格的なダイエットをしたいなら別のタイプがおすすめです。
脂肪の割合がわかる体脂肪計
体脂肪計は体重と共に、体内の体脂肪率を表示してくれる体重計のことです。
高機能なタイプなら体重や体脂肪率だけでなく、内臓脂肪や筋肉量なども測定できるものもあります。
肥満防止からダイエットと幅広く使えますし、シンプルな機能のものなら低価格で購入できます。
体脂肪率の増減こそダイエットには重要ですから、最低でも体重と共に体脂肪率が測れる体脂肪計を使いましょう。
詳細な体のデータがわかる体組成計
体重や体脂肪率に加えて、筋肉量や基礎代謝、内臓脂肪や水分率など、体内の細かなデータまで測定してくれるタイプです。
大体の骨量まで出してくれますから、しっかりと健康管理しながらダイエットしたい人におすすめです。
体を絞りながら適度に筋肉をつけたいとか、体に影響しないように内臓脂肪を減らしたいなど、明確な目的があるならこのタイプを使いましょう。
自分の今の体の状況を詳細に知ることができて、今のダイエット法が正しいかどうかも解ります。
種類によって付いている機能も様々なで価格帯も広くなっています。
データをスマホなどで管理できるメモリ機能付きタイプなら、体組成計に乗るだけで自動でデータを転送したり蓄積できたりします。
現在の主流タイプで人気もありますから、ちょっとした体の変化にも気づきやすくダイエットにも成功しやすいです。
自分に合った体重計の選び方
どんな項目を測りたいかをまずは考えてみましょう。
体重と体脂肪率だけでいいなら、シンプルな体脂肪計でいいですし、内蔵脂肪や基礎代謝なども管理したいなら体組成計がおすすめです。
高機能なタイプになれば、体の部位による筋肉量まで測れるタイプもあります。
数値の精度も種類によって違っていて、どこまで細かく測れるかも考慮しましょう。
メモリ機能付きでデータをスマホなどで管理できるタイプもありますし、高機能になればなるほど価格も高くなります。
自分のダイエット方法から判断して、どんな項目をどのくらいの精度で測ってくれるかを考えて、予算に合ったものを選ぶのが大切です。
どんなに高機能なタイプでも使いこなせないと意味がありません。
口コミやレビューなどを参考にしながら使いやすそうなものを選んだり、家電量販店などで実物に触れてみたりするのがおすすめです。
大きさや重さ、見た目のデザインなどにもこだわって、収納しやすく動かしやすいタイプを選びましょう。
置きっ放しにして使う場合でも、置き場所にマッチしたデザインならインテリアの一部として役立ってくれます。
ダイエットに役立つ低価格の体重計
ダイエットしている人向けで、シンプルなタイプを紹介しましょう。
価格もそれほど高くなく、毎日乗ることで体の状態をしっかりと知ることができます。
タニタ体組成計 フィットスキャン FS-101
厚さがたったの25mmで、わずか8秒で測定してくれるスピードタイプです。
体脂肪率だけでなく内臓脂肪のレベルやBMIまで表示してくれて、ダイエットから健康管理まで幅広く活用できます。
体組成計なのに3000円台で購入できて機能はシンプルですから、機械が苦手な女性にも扱えます。
液晶表示も文字が大きくて見やすいですし、ダイエットに役立つ機能は十分に備わっています。
自分でボタンを押さなくても測定結果が自動でスクロールしてくれて、立ったままでも見やすくなっています。
パナソニック 体組成計 EW-FA14
ダイエットサポート機能が充実していて、女性にうれしい体組成計です。
目標体重を設定しておくと、目標達成時にキラキラと画面に表示されます。
カウントダウン機能があり、目標まであと何キロなのかを知らせてくれます。
体重以外に8項目も測定できますし、事前に登録しておけば体組成計に乗るだけで作動して、電源のオンオフの必要がありません。
最長で1年間のデータを保存しておけますし、過去データとの比較もしっかり行えます。
薄くて軽量タイプですから家のどこへでも簡単に持ち運びできますし、場所も取りません。
まとめ
リバウンドせずにスリムな体になるには、やはり健康的なダイエットをしないといけません。
そのためにも、必要な情報を得られる体重計を使って、自分の体の変化をしっかり管理していきましょう。
最低でも体重と体脂肪率が測れるタイプなら、脂肪が減ったのかどうかを把握できます。
自分に合った体重計を選んで日々使うことで、正しいダイエットを進めていけます。