加湿方法の違いによって大きな差が出ることも!加湿器を選ぶ時は加湿方法をチェック!

加湿器

シャープ プラズマクラスター搭載 ハイブリッド式 加湿機 ホワイト系 HV-H55-W

冬場はエアコンを使ったり、ストーブを使って部屋の湿度が低くなる事も多いです。

湿度が低くなってしまうと、唇が乾燥して割れてしまったり、肌が乾燥して痒くなってしまいます。

また、湿度が低いのは美容にも良くなく、更にウィルスが体の中に入りやすくなったりするなどの影響もあります。

ですから、冬場は加湿器を使って部屋の湿度を適切に保ちましょう。




冬場は加湿器が大活躍

加湿器が活躍するシーズンは、主に冬のシーズンです。

なぜなら冬場は暖房器具を使うことで、部屋の湿度が下がってしまいやすいからです。

ストーブを数十分程度付けていると、部屋が乾燥して目が痛くなることもよくあります。

一日中パソコン仕事をしている人は部屋が乾燥している状態だとドライアイがますます酷くなってしまいます。

ですから、冬場は加湿器を使う方が多く、それが大活躍してくれます。




湿度が高くなれば体感温度も変わってくる

湿度は体感温度にも関係しています。

湿度が高くなると人は温かく感じやすいので、冬場に温かく過ごしたいなら加湿器を使ったほうが良いのです。

また、温かく感じることが出来れば、その分だけエアコンやストーブの温度設定を下げることも出来ます。

エコにも繋がりますので、部屋の湿度をうまく調節、コントロールしていくことはとても重要なことです。

加湿器は4つの加湿方法があり

市販されている加湿器には、現在4つの加湿方法があります。

加湿方法が変わると加湿性能も変わるので、加湿方法をよく理解して、商品を買うのがおすすめです。

スチーム式

一般的な加湿器がスチーム式です。

スチームは蒸気の事で、水を加熱して蒸気を出し、その蒸気がお部屋の湿度を上げてくれます。

スチーム式のメリットは、温かい蒸気が出ることで部屋の湿度を上げやすいことです。

直ぐに部屋の湿度を上げたい方や、加湿力を重要視したいという方は、このスチーム式がおすすめとなります。

ちなみにデメリットもあります。

例えば、蒸気が出るまでに時間がかかったり、水を蒸発させる為に消費電力が高くなったり、蒸気が出る噴出孔が熱くなったりすることです。

超音波式

最近、流行っているのが超音波式です。

超音波式の小型加湿器は通販サイトでも人気があり、価格帯も数千円程度で購入することが出来ます。

特徴は加熱を用いずに加湿を行うことです。

スチーム式は加熱する必要があるのに対し、超音波式は超音波を使って水を細かく霧状にして加湿をしていきます。

メリットは超音波を使うことで、噴出孔が熱くならないこと、スイッチを入れると直ぐに使えること、スチーム式よりも電力を使わないことなどです。

デメリットはスチーム式に比べると加湿力が比較的弱いとされていることです。

気化式

乾いた部屋に濡らしたタオルを置いておくと、自然にタオルが乾き部屋の湿度が上がるのと似たような原理で、水を自然に気化させて加湿するのが気化式です。

気化式のメリットは、スチーム式のように加熱をせず空気を送るって気化を早める方法ですのでスチーム式より低電力の商品が多いことです。

中には、電気を一切使わないで使えるタイプの商品もあります。

電気を使わないタイプの気化式なら、千円以下の価格で販売されている商品もありリーズナブルに買えます。

デメリットは一般的なスチーム式より加湿力が弱めな点です。

ハイブリッド式

スチーム式や超音波式、気化式の良い所を兼ね備えた商品がハイブリッド式です。

ハイブリッド式は温風を使って水を気化させて加湿するタイプの商品があります。

スチーム式と気化式のハイブリッド、超音波式とスチームのハイブリッドと種類があるので、購入する時はどんな加湿方法のハイブリッドなのかチェックしましょう。

メリットは少ない電力でそれなりに加湿をしてくれることです。

設置タイプにも種類がある

加湿器は加湿方法のほかに、設置タイプにも種類があります。

据え置き型

広い範囲を加湿したい時には、沢山水が入るタンクを備えた据え置き型が活躍します。

据え置き型は何リットルも水が入る商品も多く、タンクをセットしたら数時間程度使い続けられるのが特徴です。

タンクが大きく高い加湿性能がある商品は価格は高めですが、広い範囲を長時間加湿できるので、大きな施設やフロアの広い会社で使う時に適しています。

卓上型

自宅やオフィスで使える、コンパクトタイプが卓上型です。

文字通り机の上に置いて使用するので、タンクの容量は非常に小さくなっています。

自分の周りだけでも加湿したいという方や、ドライアイを予防する目的で使いたいという時に使ってみましょう。

また、卓上型はオフィスで使う人も多いため、見た目のデザインが可愛いものやオシャレなものが沢山あります。

ちなみに、ペットボトルを再利用した卓上型の商品もあり、ペットボトルを使うタイプなら更に加湿器本体のサイズが小型になります。

持ち運びをしたい時には便利です。

スティック型

卓上型よりもさらにコンパクトで小型になった商品がスティック型です。

主な使い方はコップに水を入れて、そこにスティックをさして使います。

卓上型はアロマポットが付いていて、アロマ機能が使える商品もありますが、スティック型はそのようなものが基本的に付いていないのがネックです。

ただ、非常にサイズが小さいので卓上型以上に持ち運びのしやすさはあります。

加湿方法の他にはココをチェック

加湿方法を知ったら、次に見ていきたいチェックポイントが、部屋の広さに合った商品を選ぶことです。

その目安としては、製品の適用畳数や加湿量を見る方法があります。

適用畳数を見て、使用する環境に合わせる事はとても大切なことです。

適用畳数が4畳から5畳くらいしか無い商品を使って、12畳以上の広い部屋を加湿しようと思っても高い加湿効果は望めません。

商品の説明欄に適用畳数などは書かれていますので、購入する前に一度チェックしましょう。

適用畳数の他には加湿量も見ておきたいポイントです。

加湿量は多ければ多いほど広い部屋で使う時に効果を発揮してくれます。

そして、もう一つチェックしたい事はタンク容量です。

幾ら加湿量が大きかったとしても、タンク容量が小さければ、頻繁にタンクに水をたさなければいけなくなります。

逆に、タンクが大きいと交換する時に体や腰への負担も出てきますので、高齢者の方は辛い事もあります。

これから加湿器選びをする時は、以上の3点をよく見て選んでいくのがおすすめです。

その他の機能

加湿器の種類によっては、色々なオプションや機能が付いていたりするので、購入する時はその他の機能にも注目です。

例えば、よくあるのが空気清浄機機能が付いているタイプの商品です。

部屋の湿度を適切にしてくれるだけではなく、空気も綺麗にしてくれるので一石二鳥となります。

また、アロマ機能が付いている商品、LEDライトで光り輝く商品もあります。

寝る時に加湿器を使う方なら、安全のために水がなくなった時に自動で止まってくれる機能が付いている商品を見ていきましょう。

まとめ

十分な加湿性能を持っている加湿器を使わないと、加湿器を使う意味がなくなってしまいます。

ですから、購入する時は加湿方法や適用畳数、加湿量などのポイントを抑えて最適な商品を購入する事が大事です。

ちなみに超音波式の加湿器はアロマデュフューザー代わりとして使える商品もあり、それを使えば癒やしを得ることも出来ます。






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