加湿器を買うならどのタイプが良い?4つのタイプの中でおすすめなのはどれ?

加湿器

ダイソン 超音波式加湿器 【dyson hygienic mist】~8畳 MF01WS ホワイト/シルバー

加湿器には、大きく分けて4つのタイプがあります。

それらはそれぞれに加湿方式が違っていて、超音波式、気化式、加熱式、ハイブリッド式という4つに分かれています。

ただそれだけで聞いても、どのタイプの加湿器を選べばいいのかわからないですよね。

そこでここでは、4つのタイプの加湿器の中でどれがおすすめできるのかを見ていきます。




電気代で選ぶならば気化式

加湿器の電気代は、別に4つのタイプどの加湿器を使っていたとしても、そこまで高いものではありません。

一番電気代がかかるスチーム式の加湿器だって、1時間で5円程度になってきます。

もちろんものによってはもっと抑えることも可能。

1時間で5円なのですから、仮に寝る時に8時間程度いつもつけていたとしても、1日40円。

1か月で1200円程度になります。

この数字は暖房などと比べるとはるかに安いです。

ただそれでも、できる限り電気代を抑えたいという方はいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、気化式です。

気化式にかかる電気代は1時間0.1円くらい

やはりこれもサイズ感によって違ってはきますが、気化式にかかる電気代は、だいたい1時間で0.1円くらいになります。

0.1円を8時間つけていたとしても、1円にもなりません。

仮にわかりやすく1日10時間つけていて1円と考えたとしても、1か月で30円程度。

電気代の差は、1000円以上になるんです。

1か月で1000円違うわけですから、7月8月の夏場以外の毎日加湿器をつけていたとしたら、年間で1万円違ってくることになります。

確かに電気代全体で見ると、月に1000円くらいの違いはものすごく大きいわけではありません。

でも、年間通して電気代が1万円も違ってくるとなると、やはりその差は大きく見えますね。

普段から電気代の節約を心掛けているということであれば特に、気化式の加湿器を選ぶのが合っています。

音がうるさいことが多いのが難点

電気代が安い気化式ですが、当然デメリットもあります。

それが、音がうるさいという点。

気化式は、風で水を気化させて加湿するという仕組みになっています。

風をあてないといけないわけですから、ファンが回るのです。

ファンを回すとなると、当然その分だけ音が鳴るようになります。

だから他の加湿器と比べると比較的に音がうるさいです。

寝る時にそれをつけるとなると、気になる方もいるかもしれません。

夜は静かにして寝たいという方には向きません。




加湿力で選ぶならば加熱式

加湿器は加湿力が高くて何ぼだ、と思う方もいるでしょう。

もし、特に加湿力で加湿器を選ぶというのであれば、おすすめなのは加熱式の加湿器になります。

加熱式の加湿器の仕組みは、簡単に言えば水を沸騰させて蒸気を出すようなものです。

冬場に、大きなサイズの鍋を家で作ることがある方であればわかるかもしれませんが、やはり水を沸騰させるとすごく湯気がでます。

そのことからも、加熱式の加湿力の高さは想像できるのではないでしょうか?

すぐに広く加湿されるということ

ここで言う加湿力の高さには、二つの意味があります。

一つは、スピード感。

つまり早く加湿されるということです。

加湿器を動かしてからもなかなか部屋が加湿されないようでは、その間にウイルスなどが体内に入り込んでしまう可能性もあります。

なので、もし健康に気を使って加湿器を使いたいと思っているのであれば、早く加湿されるというのは大きいです。

もう一つの意味は、加湿が届く範囲です。

しっかりとスチームが出るので、加熱式の加湿器は、部屋全体をしっかりと加湿することが可能。

もちろん対応サイズと部屋の広さによっては満足いくことにならない可能性も出てきますが、対応サイズ内であれば、しっかりと満足いくレベルまで加湿してくれます。

スピードも大切ですが、こうして全体をしっかりと加湿してくれるということも、加湿器においては大切なことです。

確かに電気代は高いですが、加熱式の加湿器はそこに利点があるのです。

見た目がスタイリッシュな超音波式

もちろんすべての超音波式の加湿器がスタイリッシュだというわけではありませんが、超音波式の加湿器の多くは、見た目がスタイリッシュになっています。

なので、インテリアとの相性も合うことが多いです。

加湿器は、サイズ感がある家電になります。

中にはUSBで接続するような小さなサイズ感の加湿器もあります。

でも、それでは部屋全体を加湿することはできません。

部屋全体を加湿していきたいのであれば、ある程度大きなさいずの加湿器が必要になるのです。

サイズ感が大きくなれば当然存在感もましていきます。

だから、デザイン性が低い加湿器だと、部屋の中でそれがすごく浮いてしまうこともあるのです。

その点超音波式の加湿機であれば、洒落たものが多いので、部屋の雰囲気を壊すことがありません。

実際に部屋に合うかどうかは選ぶセンスにもよりますが、少なくとも合うものを選べるだけの選択肢はあるのです。

加湿力も意外と高い

そして超音波式の加湿器は、見た目だけではなく、加湿力も意外と高いです。

それでいて電気代も比較的に安い。

だから、気化式と加熱式の間くらいの特徴をもった加湿器だと思っておくと分かりやすいです。

もしある程度部屋はパワフルに加湿器していきたいけど、電気代にもなるべくこだわりということであれば、超音波式はおすすめできます。

バランスが良い上に見た目もいい分、本体の価格が高いものもまずまず多いですが。

おすすめなのは超音波式

まだ触れていないハイブリッド式という加湿器もありますが、ハイブリッドの式の仕組みは、気化式と加熱式を合わせたものになります。

簡単に言えば、気化式で加湿するためにあてている風を温風にするというのが、ハイブリッド式。

これも超音波式同様に、高い加湿力と電気代コストを抑えることが出来るバランスが良いものになります。

超音波式と比べると、加湿力が高いです。

でも残念ながら、加熱式のような仕組みでもあるので、電気代コストも高い。

つまりバランスの良さはそのままに、すべてのパラメーターが高くなったものだと考えると分かりやすいのではないでしょうか?

確かに加湿器力が上がるのは魅力的ではあります。

でも、電気代が上がるのは残念に思う方も多いはず。

最初の方でも触れた来た通り、高くてもものすごく高いわけではありませんが、それでも毎月かかるコストは少しでも下げられた方がうれしいもの。

だから、よりおすすめできるのは超音波式になるのです。

ダイソンから出ているのも超音波式

加湿器は、あの有名なダイソンからも出ています。

そしてそのダイソンの加湿器の方式も、超音波式になるのです。

もちろんダイソンが超音波式の加湿器を出しているから超音波式の加湿器がおすすめできるというわけではありませんが、少なくとも家電にすごく定評があるダイソンに選ばれる方式だというのは、一つ魅力的なポイントではあります。

もし加湿器選びにまよったら、超音波式を選んでみると、大きな失敗はしない可能性が高いです。

まとめ

もちろん中には、電気代なんて気にしないからとにかくパワフルなものを求めるとか、とにかく電気代さえおさえられればいいという方もいるでしょう。

そういう方には気化式や加熱式がおすすめになりますが、多くの人にとって、バランスの良さは魅力的になるものです。

だから、4つの方式の中でも特に、超音波式の加湿器がおすすめになるんです。






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