加湿器っている?加湿器を利用するメリットをまとめます!

加湿器

冷房や暖房は生活に欠かせない機器になってしまっていますが、家電の中にはいまいちその必要性に疑問を抱くアイテムもありますよね。

加湿器をすごく必要に思う方もたくさんいますが、それがなくても困ったことがないという方もいるはず。

そういう方は、その温度差もあってより必要性に疑問を感じるでしょう。

そこでここでは、そんな加湿器のメリットについてまとめてみました。




加湿器は風邪予防になる

加湿器のメリットとしてまず挙げられるのは、風邪予防になるという点です。

加湿器は、当然ながら湿度を上げるためのアイテムになりますよね。

湿度を上げると、それによってウイルスの生存率はぐっと下がっていくのです。

もちろん中には湿度の高さ低さにそこまで影響を受けないウイルスもいるでしょうが、多くのウイルスは乾燥している空間を求めています。

だから、湿度をあげることで体調不良を予防することが出来るようになるのです。

簡単に風邪予防ができるのがポイント

風邪予防の方法としてはほかに、外出時にはマスクをつけるということだったり、あるいはうがい手洗いをきちんとするということだったりもあります。

ただそれらの方法は、面倒な方法になりますよね。

外出時にマスクをつけると、しゃべる際に声が通らなくなりますし、何より女性の場合はそこだけ化粧が落ちたりもするのでやっかいです。

うがい手洗いも、習慣にしてしまえばどうということもありませんが、習慣にない人が風邪予防のためだけにするとなると、なかなか疲れます。

今日はいいか…と思ってしまう方もいるでしょう。

その点加湿器は、スイッチを入れるだけです。

家に帰ってきて電気をつけるのと同じような感じで、風邪予防をすることが出来るのです。

ずぼらな人の風邪予防アイテムとして、すごくおすすめできます。

インフルエンザの予防にもなる

そして加湿器は、風邪などの弱めな病気の予防になるだけではありません。

湿度が上がると生存率が下がるウイルスの中には、インフルエンザウイルスもいるのです。

だから、加湿器を利用すると、インフルエンザになる可能性も下げることが出来ます。

風邪ならばまだしも、インフルエンザになってしまうと、1週間程度行動が制限されてしまいます。

それは、人によっては致命的になる方もいるでしょう。

たとえば自営業の方等。

なのでそれを予防できることは、なんでもしておくに越したことはありません。

ましてや加湿器のようにすごく簡単にできる予防法があるのですから、それには取り組んでおくべきなのです。




暖房の温度を下げられる

加湿器を利用するメリットとして、暖房の温度をそこまで上げなくても済むようになるということがあります。

加湿器を使用すると当然湿度が上がります。

湿度が上がると、人は体感温度も高く感じるようになっているんです。

それはたとえば、夏場の日本と海外の差を想像してみるとわかるのではないでしょうか?

夏場の日本は、とんでもない湿度になりますよね。

だから気温自体は32度くらいでも、実際に行動できないのではないか?

と思うくらいに暑く感じることになります。

ところが同じ気温でも、海外に行ったりしたら、同じ32度でも比較的に快適に行動できる。

この差はやはり湿度になるのです。

全体を海に囲まれている日本は、夏場はどうしても湿度が高くなり、すごく暑く感じるのです。

そんな風に、湿度が体感温度に与える影響はすごく大きく、それは冬であっても変わりはありません。

だから暖房を使うと同時に加湿器を利用すれば、暖房の温度をそこまで上げる必要はなくなるのです。

暖房だけで温度を上げるよりも安上がり

そしてそれは、コストパフォーマンスを上げることにつながります。

暖房だけで温度を上げると、1度上げるごとに1時間当たりの電気代がぐっと高くなります。

それに対して加湿器の電気代はすごく安いです。

もちろんどんな加湿器を利用するかにもよりますが、だいたい1時間あたり1円から5円くらいだと考えて良いでしょう。

仮に1時間1円だとしたら、24時間つけていても、24円。

それが31日にあったとしても、744円になります。

加湿器を利用すると、だいたい体感温度は2度上がると言われていますから、暖房の温度を2度下げることができる。

2度下げると電気代は10%くらいは安くなるので、やはり加湿器と暖房を利用した方が安上がりになることが多いです。

電気代が気になる方にも、加湿器はおすすめできるのです。

肌の乾燥対策にもなる

当然ながら、空気中の水分量が多いほうが、肌も潤っていきます。

逆にいえば空気中の水分量が足りないと、その分だけ肌も乾燥していくということになるんです。

肌の乾燥は、あらゆる肌トラブルの原因になります。

たとえばニキビだって、元は乾燥から始まることもあるんです。

肌が乾燥すると、それから肌を守ろうとして、たくさん皮脂が出るようになります。

たくさん皮脂が出ると、それが毛穴に詰まることも出てくる。

そうして皮脂が毛穴に詰まってしまうと、そこから炎症を起こしてニキビが出来てしまうのです。

また肌が乾燥すると、かゆみが生じてくることもありますよね。

それをかいてしまっているうちに、肌の見た目がボロボロになることもあります。

そんな風にたくさんのトラブルの原因になるのが乾燥ですから、乾燥対策は欠かせません。

乾燥対策として、既にクリームなどを活用している方も多いでしょう。

ただ、いくらクリームなどをぬっても、それがいつまでも肌にとどまるわけではありません。

だからできれば、そうした対策のほかに、何もせずとも肌に水分を与えることが出来るようにしておくべきなのです。

それが出来るのが、空気中の水分量を増やすこと、つまり加湿器を利用することなのです。

加湿器なしで湿度を上げるのは難しい

湿度が上がれば乾燥対策になりますし、風邪予防が出来ますし、節約にもなる。

だから、加湿器なしで湿度を上げることが出来れば、それで済む話だと思う方もいるでしょう。

確かにそれは間違いありません。

ただそれが難しいのです。

加湿器なしで湿度を上げる方法としては、たとえばたくさんの水を蒸発させるという方法があります。

お風呂場の湿度が高いのと同じ理由で、それで湿度を上げることが可能です。

でも、たくさんの水を水蒸気が出るほど温めるというのは簡単ではありません。

お風呂場くらいのサイズ感でさえしっかりと湿度を上げるためには風呂おけくらいの受け皿が必要になるんです。

多くの場合、自分が普段いるところはお風呂よりは広いでしょう。

そこの湿度を上げたいわけですから、当然ものすごく量の水が必要になるんです。

でもそれは現実的ではありません。

だから結局、湿度をあげるためには加湿器が必要なのです。

冷房や暖房と同じ

部屋の温度を上げたり下げたりするのも、同じように冷房や暖房がないと難しいですよね。

暖房ならば、たとえば何かを燃やしたりすれば代用することも可能ですが、たくさん煙が出てしまうので室内ではそれもむずかしい。

暖炉という手もありますが、それを設置できるクラスの家に住んでいる人はごくごく一握りでしょう。

冷房は、冷房以外には全く手がありません。

加湿器もそれらと同じように、それ以外では現実的にどうしようもないのですから、冷房暖房と同様に、加湿器も必要なものになります。

まとめ

これまで加湿器が必要ないと思っていた方も、ここまでで加湿器の良さに気が付いたのではないでしょうか?

もしこれまで加湿器が必要ないと思っていて、家に加湿器がなかったという方がいたら、この冬は是非加湿器を買ってみてください。

そして加湿器を使って、お得に楽に、風邪予防や電気代節約、肌の調整をしていってください。






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