ブルブル震える!振動で起こす目覚まし時計の3つのメリットと2つのデメリット
目覚まし時計というと、「ジリリリ」というベルのような音がするものと、「ピピピピ」という電子音がするものを思い浮かべると思います。
しかし、現在は光で起こすタイプと振動で起こすタイプも販売されています。
ここで紹介したいのは振動で起こすタイプで、振動で起こす目覚まし時計のメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット1.周囲に迷惑をかけにくい
現在、音で起こす目覚まし時計が主流になっていますが、基本、音で起こすタイプのものは大きな音がします。
音で起こすので、大きな音がするのは当たり前ですが、大きな音によって周囲に迷惑をかける可能性があります。
比較的静かなものもありますが、多くのものはちゃんと起きられるように大きな音がします。
音が本人にしか聞こえなければ問題ありませんが、アラーム音はどうしても周りに響いてしまいます。
本人以外にも聞こえるため、一緒に寝ている人がいると、一緒に寝ている人にも聞こえてしまい、起こしてしまう可能性があります。
一緒に寝ている人がいないとしても、家の構造次第では、他の部屋で寝ている人にも聞こえてしまい、迷惑をかけてしまう場合もあります。
また、1人暮らしをしていたとしても、壁が薄いところに住んでいると、隣に住んでいる人に目覚ましの音が聞こえてしまう可能性があり、ご近所トラブルが起きる場合もあります。
誰でも、一緒に住んでいる人や、近所の人に迷惑をかけるのは嫌でしょう。
嫌じゃないという方は、かなりの無神経といえます。
振動で起こすタイプの目覚まし時計なら、大きな音によって一緒に住んでいる人や近所の人に迷惑をかけることはありません。
音と併用できるものもありますが、音を出さないで振動のみにすれば、当然音でトラブルを起こすことはありません。
セットした時間になると、ブルブルと本人だけ振動の影響を受けます。
周囲に迷惑をかけないということが、振動で起こす目覚まし時計の大きなメリットです。
光目覚まし時計よりも迷惑がかからない
現在、光目覚まし時計というものも販売されており、光目覚まし時計はその名の通り、光の刺激を身体に与えることによって起こすものになります。
日の出のように徐々に光が強くなることで起こす目覚まし時計になりますが、光で起こすので、本人だけでなく一緒に寝ている人にも影響を与えてしまいます。
一方、振動で起こすタイプのものなら、一緒に寝ている人に迷惑をかける可能性は低くなります。
また、他の部屋で寝ている人には迷惑をかけることはないので、目覚まし時計の中では振動で起こすタイプのものが一番周りに迷惑をかけないと言えます。
メリット2.人によっては光目覚ましよりも起きやすい
光で起こすタイプの物は、光を発し、その光を感じることで起きることができます。
一方、振動で起こすタイプの物は、目覚まし時計の振動を感じることで起きることのできます。
光目覚まし時計は、光を顔に浴びないと気が付きにくいものです。
そのため、寝ている時の体勢によっては、セットした時間になっても気が付かないことがあり、顔が布団の中に潜っていると顔に光が当たらないので、更に気が付きにくくなります。
それが光目覚まし時計のデメリットになってしまいますが、振動タイプは、身体に身につけるタイプならどのような体勢になっていても振動を感じることができます。
そのことから分かると思いますが、光で起こすタイプよりも振動で起こすタイプの方が起きやすいのです。
音で起こすタイプよりも気持ち良く起きられる
人間は本来、太陽が沈んで暗くなった夜に眠り、太陽が出て、明るくなることで自然に起きます。
そのため、光目覚まし時計を使うと自然に起きることが可能になります。
自然に起きることができるということは、不快に感じにくく、気持ちよく起きることができるということにもなります。
そのため、不快感を感じずに気持ちよく起きたい場合は、光目覚まし時計がおすすめです。
ですが、振動する目覚まし時計も、不快感を感じにくいものになります。
光目覚まし時計よりも不快感を感じてしまうかもしれませんが、音で起こすタイプのものよりも不快感は感じません。
音がなるタイプだと、「ジリリリッ」や「ピピピピッ」と、いきなり大きな音がすることでビックリしてしまう人は多くいます。
起きることができても、ビックリすると不快に感じてしまいますよね。
一方、振動するタイプのものなら、人に触れられて起こされるような感じになるため、音で起こすタイプのものよりもビックリしにくいと言えます。
ビックリしにくいということは、不快に感じにくいということになります。
ですから、音で起こすタイプの目覚ましよりも、振動で起こすタイプの目覚ましの方が不快感を感じにくく、気持ちよく起きることができるのです。
メリット3.仮眠にも最適
振動で起こすタイプの目覚ましには、もう1つメリットがあります。
それは、外出先でも使いやすいことです。
外出先で仮眠をとる時、音で起こすタイプのものは使いにくいかと思います。
ですが、振動で起こすものなら、周りに気を使ことなく使うことができます。
電車やバスに乗っている時も便利
振動するタイプの目覚ましは、電車やバスなどで移動中の時にも使うことができます。
電車やバスに乗っている時に、ついウトウトしてしまうという方は多くいます。
ウトウトして寝過ごし、降りる予定だったところで降りることができないと大変ですよね。
振動するタイプの目覚ましを使えば、電車やバスの中でも、周りに迷惑をかけることなく起きることができます。
振動で起こす目覚まし時計には腕時計タイプのものもあるので、気軽に電車やバスの中で使用することができます。
特に寝過ごすことが多いという方には、腕時計型の振動で起こす目覚ましがおすすめです。
デメリット1.目覚ましを止めやすい
振動で起こす目覚まし時計にもデメリットはあります。
そのデメリットとは、目覚ましを止めやすいということです。
振動で起こすタイプは、振動で起こすという特徴から、使う本人の近くに置く必要があります。
近くに置いてあるということは、あまり動かずにすぐ止めることができるということにもなります。
ですから、セットした時間にブルブルと振動しても、無意識で止めてしまう可能性があります。
無意識で止めてしまうと、予定した時間に起きることができなかったり、寝坊したりしてしまいます。
寝坊すると学校や仕事などに遅刻しやすくなるため、目覚ましを止めやすいということは大きなデメリットになってしまいます。
デメリット2.ある程度離れたところに置けない
振動で起こすタイプは、使う本人の近くに置かないといけませんが、音で起こすタイプなら、少し離れたところに置いても問題ありません。
離れたところといっても、本人にアラームが聞こえないほど離れていると問題です。
ですが、寝ている本人から1~3mくらいなら問題なく、ある程度離して置くことによって目覚めやすくなります。
なぜ目覚めやすくなるのかというと、アラームを止めるためには身体を動かし少し移動しなければならないからです。
一方、振動で起こす目覚まし時計は、ある程度離れたところに置くことができません。
そのことも、振動で起こす目覚ましのデメリットになってしまいます。
まとめ
以上のように、振動で起こす目覚まし時計には、とても嬉しいメリットが3つもあります。
メリットに比べるとデメリットはたいしたことがないので、振動で起こすタイプに興味がある方は1度試してみてはいかがでしょうか。
まあ、試すといっても購入する必要がありますが。
「振動で起きられるのか心配」という方は、始めは音と併用すると良いでしょう。