二度寝しない目覚まし時計の使い方は?確実に起きるコツ4選
目覚まし時計は、朝にしっかり起きるための便利なアイテムです。
しかし、使い方によっては、うまく起きられないこともあります。
ただ普通に鳴らすだけだと、すぐに止めて、再び寝てしまったりするのです。
そのような二度寝を防ぐためには、少し工夫して使うことをおすすめします。
では、きちんと目覚めるためのコツを紹介していきましょう。
近くに置かない
目覚まし時計を使っても起きられない原因のひとつには、「布団から出ていない」というものがあります。
アラームやベルの音が鳴ると、腕だけを伸ばして止めてしまい、体はまったく動かさないことがあるのです。
いつまでも布団の中に入っていたのでは、二度寝しやすくなるのも無理はありません。
きちんと起きるなら、まずは布団から出ることが大切です。
そのためには、目覚まし時計の位置を見直してみましょう。
枕元はNG
枕元に置いて寝るのは、よくある使い方になりますが、二度寝の対策をするなら、あまりよい方法ではありません。
位置が近すぎると、手を出すだけで簡単に止めることができるため、布団から出なくなってしまうのです。
すると、目覚ましが鳴ってもほとんど動かないことなるので、スムーズに二度寝が始まってしまいます。
それでは使う意味がありません。
せっかく使うなら、もっと効果的な方法を選択しましょう。
離れた場所に
目覚ましの音で布団から出るためには、すぐに手が届く場所ではなく、少し離れた場所に設置しましょう。
離れた場所にあれば、止めるためにはどうしても布団から出なければなりません。
無理にでも体を動かさないと、手が届かないのです。
この方法なら、そう簡単に二度寝することはありません。
布団の中だとすぐ眠気に襲われますが、立って歩くようにすると、眠気を軽減することができます。
なるべく音が大きいものを選び、歩かなければ止められない場所を探してみてください。
少し高い場所に
ベッドではなく、畳に布団を敷いているときは、立ち上がることも効果的な二度寝対策になります。
音が鳴っても、まだ眠気が強い状態だと、這ったまま止めたくなったりするものです。
しかし、その方法では、畳に寝転がったまま再び寝てしまうおそれがあります。
それを避けるためには、高い場所を選択してください。
棚の上などに設置しておくと、止めるために立ち上がらなければなりません。
強制的に立ち上がるようにすれば、眠気もしっかり軽減できるのです。
目を覚ますにはとにかく動くことが大切なので、体の動きが大きくなる使い方をしていきましょう。
面倒なスヌーズ機能を使う
スヌーズ機能は、起きるまで何度も音が鳴る便利な機能です。
普通に止めるのではなく、スヌーズ機能をOFFにしないと完全には止まらないため、一度で起きられないときは助かります。
二度寝を防ぐなら、この機能が備わった製品を選び、うまく利用していきましょう。
安心感に注意
スヌーズ機能がある製品は、二度寝対策をするならぴったりなように思えますが、確実に起きられるとは限りません。
何度でも鳴るものは、「あと少しだけ」「次に鳴ったら起きよう」といった油断が生じる可能性もあります。
一度止めても、しばらくすると再び鳴り始めるため、妙な安心感が生まれてしまうのです。
そんなことでは、いくら便利な機能を使っても、うまく起きることができません。
スヌーズ機能を使って確実に起きるためには、少し工夫が必要です。
手間のかかるものを
スヌーズ機能つきの製品を使うときは、止め方に注目してみましょう。
止め方が簡単なものは、寝ぼけ眼でもサクサクとできるため、油断しやすくなります。
すぐに止めて、次に鳴るまで再び寝てしまうようになるのです。
それを防いで一発で起きられるようにするなら、なかなか止められないスヌーズ機能が役立ちます。
機能をOFFにするための作業が複雑で面倒なものだと、適当な手探りだけで止めることはできません。
しっかり向き合って取り組む必要があるので、自然と眠気が軽減されていきます。
スヌーズ機能を使うなら、この点をしっかり押さえて、上手な使い方をしていきましょう。
温かい部屋で使う
音が鳴っても目が覚めにくいときは、部屋の温度も影響している可能性があります。
冬の温度が低い部屋の中だと、目覚ましの効果を弱めてしまうのです。
これは、「寒くて布団から出たくない」と感じてしまうからです。
部屋の中が寒すぎると、暖かい布団と中とのギャップが激しすぎて、なかなか行動を起こすことができません。
布団をかぶったまま動けないでいるうちに、また眠くなってしまうのです。
そのため、部屋の温度は重要な要素になります。
しっかり起きるためには、なるべく温度を上げておくようにしましょう。
温かいと動きやすい
ぽかぽかと暖かい部屋であれば、「まだ動きたくない」という気持ちを和らげることができます。
布団から出ても強い寒さを感じない環境なら、音で起きるのも難しくはないのです。
したがって、目覚まし時計を効果的に使うなら、暖房で部屋の温度を調節してください。
布団から出たときのストレスを少なくして、スムーズに起床しましょう。
タイマーをセット
暖かい部屋で起床するためには、起きる時間に暖房を入れるのではなく、少し前から入れておくべきです。
部屋の温度はすぐには上がらないので、その時間を考慮する必要があります。
そのためには、タイマーを活用しましょう。
タイマーを使い、寝ている間に部屋の温度を上げておけば、起きる時間にはちょうどよい暖かさになっています。
寒さによる冬の二度寝を防ぐなら最適な方法なので、寝る前にしっかりセットしておきましょう。
セットしたらぐっすり眠る
目覚まし時計でしっかりと起きるためには、セットしたあとのことにも気を配る必要があります。
離れた場所に置いたり、便利な機能を使ったりしても、セット後によく眠れないようだと、うまく起きられなくなります。
いくら体を動かしても、睡眠が不足しすぎていると、なかなか眠気が弱まりません。
起き上がって歩いて止めたあとでも、もう一度ベッドに倒れ込む可能性が高いのです。
それを避けるには、ぐっすりと熟睡するための工夫を行うようにしましょう。
液晶画面を見ない
スマートフォンやパソコンなどの液晶画面からは、眠るためのホルモンを抑制するブルーライトが出ています。
そのため、寝る前に液晶画面があるものは使わないようにしましょう。
ブルーライトを浴びてから布団に入ると、寝つきが悪くなります。
睡眠への影響を考えるなら、読書がおすすめです。
少し難しい内容のものを選ぶと、うまい具合に眠くなってきます。
いったん体温を上げる
眠りやすくするためには、シャワーや軽い運動などで少し体温を上げる方法もおすすめです。
上げた体温が下がってくると、副交感神経が優位になり、すんなりと眠れるようになるのです。
汗だくになるのはよくありませんが、適度に温める程度なら問題はありません。
普段から寝つきの悪さに悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
まとめ
目覚まし時計は、寝坊を防ぐための強い味方ですが、適当に使っていると、うまくいかないこともあります。
確実に二度寝を防ぐなら、ここで紹介したポイントをしっかり押さえておいてください。
場所の選択や、就寝前の行動に注意していれば、寝過ごすことはありません。
きちんと時間通りに起きて、遅刻を防いでいきましょう。