自分の髪を自分で切りたい方へ、バリカンを買う前に知っておいてほしい4つのこと
みなさんは髪を切る際にバリカンを使ってもらっていますか。
使ってもらっているという方は、このバリカン、家電量販店などでも高性能なものが手に入り、自分でも使えるようになっていることを知っていますか。
市販されているバリカンは、自分で自分の髪を切ることができるように色々な機能を持っています。
そのバリカンの機能などを実際の商品と共に紹介していきます。
電源の種類
バリカンはその電源の取り方によって4種類に分けることができます。
それぞれの方式で、使用環境が異なったり、使用できる時間が違ったりします。
そんなバリカンの電源の種類について紹介していきます。
充電式
充電式は本体にコードがついたりしていないので、場所を選ばずにどんな環境でも使うことができます。
ですが、充電しておかないと使うことができず、使っている途中で充電が切れてしまうということもあります。
再充電するまで使えなくなってしまい、中途半端な状態になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
購入の際には充電時間や使用時間を確認しておくとよいでしょう。
また、搭載されているバッテリーは3~5年程度で寿命を迎える場合が多いです。
バッテリーのみを取り寄せることができる場合もありますが、本体並みの値段がしてしまう場合があるので注意が必要です。
コンセント
電源をコンセントに差し込んで使うものになります。
交流式と呼ばれることもあります。
コンセントにさしてしまえばいつでも使え、途中でバッテリーが切れてしまう恐れもないので、長時間にわたってでも気軽に使うことができます。
ですが、コンセントがないと使えないため、場所をえらぶことになります。
風呂場などの水気のある場所での使用にも注意が必要です。
また、コードが本体についていますので、動かす際にどうしてもコードも一緒に動いてしまうので、邪魔になってしまう可能性もあります。
他のタイプに比べて安価な商品が多いです。
兼用
充電式と交流式の合わさった商品になります。
充電してもコンセントにさしても使えるため、それぞれの利点を持ちつつ、デメリットも補い合っています。
充電してしようしていて、途中で充電が切れてしまった場合にはコードをコンセントに差し込めば再度使用することができます。
ですが、2つの方法を併せ持っているぶん高価になってしまいます。
電池
電池を使うものになります。
電池を入れるだけなので場所を選ばず、コードもついていないので邪魔になりません。
また、出かけ先などで切れてしまっても、電池さえ入手できればすぐに使えるようになります。
一見すると兼用のもののように便利に見えますが、欠点もあります。
他の方式に比べて、パワーが弱い商品が多い事です。
そのため、他の物ほど切れ味がよくありません。
その他のポイント
バリカンを選ぶ際には、電源以外にも注目してほしいポイントがあります。
これらは必ずないといけないわけではありませんが、より便利に使うための機能になります。
アタッチメント
バリカンのアタッチメントには、本体に一体化しているものと取り付ける形式のものがあります。
この取り付けるアタッチメントによって切り取る長さや切り方が変わってきます。
そのため、アタッチメントが豊富な方が幅広い目的で使用することが可能です。
購入する際、自分の切りたい長さのアタッチメントがついているかは重要なポイントになりますので確認してください。
水洗い
バリカンは髪を切ることに使うため、どうしても細かい部分に髪の毛がついてしまいます。
使うたびにこれらを掃除しなければなりません。
その際に、水洗いが可能な場合は、細かい髪の毛を水で流すことができます。
水洗いができない場合は、ブラシなどで掃除しなければなりません。
また、水洗いができるということは、耐水性があるということなので、コードがないなら、お風呂場などの水気のある場所でも使用することができます。
そのため、使用環境のことも考えて選ぶのもいいでしょう。
静音性
お仕事をされている方の場合、なかなかバリカンを使う時間が取れず、早朝や深夜にしか時間がないという方もいるでしょう。
そういった方には、静音性のあるものを選ぶのがおすすめです。
バリカンはどうしてもモーター音などがしてしまいますが、このタイプは音が小さくなっており、近隣への迷惑がかからないように設計されています。
また、早朝や深夜などの時間だけでなく、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいるような方にもおすすめです。
おすすめメーカー
バリカンを買う際には、メーカーで選ぶのも1つの方法です。
その性質から、シェーバーなどでも有名なメーカーから販売されています。
ここでは、フィリップス、パナソニック、ブラウンの3つのメーカーについて紹介します。
フィリップス
フィリップスはオランダに本社を置く企業です。
シェーバーや電動歯ブラシなどで有名なメーカーですが、バリカンに関してもさまざまな商品を展開しています。
中には長さを1mm単位で23段階の調整が可能なものや、髪の太さなどに応じて自動でパワーを調節してくれる機能、0.1mm単位で長さを調節できるなど、さまざまな機能をもっています。
刃の角度を変えて自分で後頭部まで切ることができる「セルフヘアカッター」なども有名です。
パナソニック
国内のメーカーであるパナソニックは、他のメーカーが理美容製品から撤退していってしまう中、新しい製品を開発しています。
髪の長さや髪形に応じたモデルを展開していて、現代のニーズにこたえています。
ブラウン
ドイツに本社を置く企業になります。
切れ味の良さが特徴です。
製品は、切った際の長さを記録し、毎回同じ仕上がりになるように自動で調整してくれる機能や、電圧を自動調整してくれ、海外など環境が変わった際にも使用できるようにしているなど、さまざまな機能をもっています。
おすすめのメーカーのバリカン
紹介した3つのメーカーでのそれぞれのおすすめ商品を紹介します。
ここでは、安価な商品ではなく、高価かもしれませんが、機能や使い心地が確実によいものを紹介させてもらいます。
フィリップス
フィリップスのおすすめは、「Hairclipper series 7000」です。
操作ボタンにより簡単に長さ調節ができ、その段階は66にも及びます。
コームも電動可動式なので簡単に変えることができます。
髪の量を検知し、多い場合には自動的に加速し、変わらないペースで簡単に仕上げることができます。
刃も自動研磨機能付きで、切れ味を保つことができます。
1時間の充電で120分近く使うことができるので、長時間の使用も可能です。
パナソニック
パナソニックでおすすめの商品は、「ER1510P-S」です。
15000円ほどとバリカンにしては高価ですが、プロが使うようなモデルになります。
1秒間に約100回刃が振動するため、非常に切れ味が良いです。
また、0.8mmから0.3mm刻みで長さも調節でき、アタッチメントも豊富です。
欠点として、防水ではないので手入れの手間がかかってしまいます。
ブラウン
ブラウンのおすすめは、「ビアードトリマー」という商品です。
特徴は、付属のダイヤルで0.5mm刻みに39段階も長さを調節できる点です。
また、付属しているコームを変えることで、髪だけではなく髭を整えるのにも使うことができます。
刃には自動研磨機能がついているため、電源を入れている間は自動的に刃を研磨してくれます。
まとめ
バリカンは、自分で自分の髪を切りやすくなるようにどんどん進化しています。
そのため、各メーカーが使いやすい商品になるように機能を考えています。
ものによっては高い買い物になってしまうかもしれませんが、一度買ってしまえば長期間にわたり使用し続けることができます。
美容院や床屋に行く値段と比べたらお得になるでしょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://my-best.com/844
https://sakidori.co/article/251042
https://www.braun.jp/ja-jp/products/male-grooming/stylers-trimmers/multi-groomer-mg5050
https://www.rikei20.com/entry/2017/11/28/%E3%80%90%E6%A9%9F%E7%A8%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%80%91%E5%B8%82%E8%B2%A9%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%81%AF%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA#%E7%AC%AC1%E4%BD%8D-ER-1510
https://colonlife.jp/braun-trimmer/
https://www.philips.co.jp/c-p/HC7462_15/hairclipper-series-7000-hair-clipper-with-motorized-combs