電子レンジでご飯を美味しく炊く方法について紹介をします
ご飯を焚く方法で真っ先に思い浮かぶのが、炊飯器という人は多いはずです。
炊飯器以外の方法でと問われればお鍋で炊く応える人がほとんどでしょう。
しかし、ご飯を美味しく炊く方法はそれだけではありません。
電子レンジを使っても、ご飯を炊くことが出来ます。
電子レンジでもポイントを押さえれば美味しいご飯を炊くことが可能なのです。
ライフスタイルによっては炊飯器無しもおすすめ
ご飯を炊くというと、アウトドアでもない限りは、炊飯器、時点でお鍋という人がほとんどのはずです。
しかし、電子レンジでもご飯を炊くことは可能です。
ややコツがいりますし、一度に大量のお米を炊くことは不可能ですが、美味しいご飯がそれほど時間をかけずに炊くことが出来ます。
炊飯器は日本で生活をするにあたって、絶対に持っていなければならない家電の1つのように考えている人も多いですが、ライフスタイルによっては必ずしもそうとは限りません。
1人暮らしをしていて、あまり日常的にご飯を食べる習慣のない人は炊飯器が無くてもたまに電子レンジやお鍋でご飯を炊いたり、レトルトのご飯を電子レンジで温めたりするだけでも不自由はしないかもしれません。
炊飯器がないメリット
美味しいご飯を毎日気軽に食べたいと言う人にとっては炊飯器を持つのがおすすめですが、そうでない人にとっては炊飯器が無いことによるメリットの方が大きいかもしれません。
炊飯器代の節約
炊飯器はそれなりの金額が必要です。
安い炊飯器もありますが、それではおいしくご飯が炊けないこと無いことも多いです。
スペースの節約
炊飯器はそれなりにスペースを使います。
1人暮らし用のキッチンはあまり広くないことが多いので、炊飯器を置くスペースが必要なくなればそれだけキッチンスペースを有効活用することが出来ます。
炊飯器のお手入れがいらない
炊飯器は細かい部品が多く、ご飯を炊く度に分解して洗わなければなりません。
電子レンジで炊く場合、電子レンジでご飯を炊く容器によってはそれなりに細かいパーツがある場合もありますが、基本的には単純な造りで洗いやすいです。
そのまま器になることも
電子レンジでご飯を炊くための容器によっては炊いた後そのまま器として使うことが出来るものもあります。
電子レンジでご飯を炊いて、その上に納豆でも乗せれば一食完成です。
炊飯器で大量に炊いて、余ってしまった場合、小分けにしてフリージングをしなければなりません。
後片付の手間と時間が大幅に節約をすることができます。
ご飯を炊く専用容器があります
電子レンジでご飯を炊く場合、ご飯を炊くための専用の容器があるので、頻繁に電子レンジでご飯を炊きたいと言う人はそちらを購入するのがおすすめです。
価格について
電子レンジでご飯を炊く容器は100円ショップで購入することもできます。
一方で2000円近いものもあります。
基本的に値段と質は比例します。
ある程度価格の高い容器の方がご飯を美味しく炊くことが出来ます。
保温性も優れていることが多いです。
一方で、100円ショップで売っているご飯を電子レンジで炊く容器も決して不味いわけではなく、とても美味しいと言えないだけです。
口コミは決して悪くありません。
価格の高い容器は電子レンジだけでなく、コンロやHIでもご飯を炊くことが出来るものもあります。
ご飯を炊ける量について
電子レンジでご飯を炊く場合、それほど一度に大量には炊くことが出来ません。
0.5合から多くても2合、まれに3合炊ける程度です。
1人暮らし、もしくはぎりぎり2人暮らしの食事に向いています。
それ以上の人数の食事を作る時、ご飯を電子レンジで炊くのはあまりおすすめではありません。
購入できる場所について
電子レンジでご飯を炊く容器は様々な場所で購入することができます。
とにかく安いものを求めているのならば100円ショップがおすすめです。
100円ショップよりもやや質の良いものを求めるのならば300円ショップがいいでしょう。
他にホームセンターやドラッグストア、雑貨屋さんなどでも取り扱っていることが多いです。
口コミを見ながら選びたいのならばネットショッピングがおすすめです。
専用の容器が無くても可能です
電子レンジでご飯を炊くための専用の容器が無くても電子レンジでご飯を炊くことは可能です。
耐熱容器にお米と水を入れ、フタをして加熱をすればご飯を炊くことが出来ます。
底が深いものを選びましょう
電子レンジでご飯を炊く容器を選ぶとき、専用のものを使わないのならば、底が深いものを選ぶようにしましょう。
お米と水は容器に対して半分以下になるのがおすすめです。
容器の大きさが足りないと加熱中に吹きこぼれてしまい、掃除がとても大変になってしまいます。
専用の容器の方が使いやすいです
ご飯を炊くための専用の容器の方が水を入れる目安の目盛りがついていたり、吹きこぼれにくい構造をしていたりなど、使いやすい機能がたくさんついています。
何もない時は身の回りにある容器を使うしかありませんが、何度も電子レンジでご飯を炊く予定ならばたとえ安くても専用の容器を購入するのがおすすめです。
吸水は絶対に必要
電子レンジでご飯を炊く場合、絶対に省いてはならない手間があります。
それが吸水です。
この点だけ言えば、炊飯器よりも手間がかかってしまいます。
お米を研いだ後30分から1時間くらい吸水をさせましょう。
吸水が不十分だと芯の残ったご飯になってしまいます。
たとえ無洗米を使う場合であっても吸水は必要です。
家に帰ってからなるべく早くご飯を食べたい、朝起きならなるべく早くご飯を食べたいと言う場合は、あらかじめ夜のうちが外出前に吸水させておきましょう。
しかし、夏場は水に漬けておくことで腐敗してしまうこともあるので、冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
冷蔵庫に入れておいてすぐに使う場合はやや長めに加熱をさせましょう。
水の量は多めに
電子レンジでご飯を炊くときは炊飯器で炊くときに比べてやや多めの水を入れることが美味しく食べるポイントです。
炊飯器で炊くよりも2割くらい多めにするのがおすすめです。
電子レンジでご飯を炊く専用の容器を使う場合は水を入れる目盛りがついているのでそれに従うようにしましょう。
水と一緒に調理酒を少量入れるとお米の臭み取りになるのであまり良いお米ではない場合にはおすすめです。
加熱時間について
電子レンジでご飯を炊く時間の目安は、800ワットの場合、1合ならば10分、2合ならば12分くらいまず加熱をします。
その後、500ワットに下げて15分くらい加熱をします。
容器が気温、電子レンジによって変わってくるので様子を見ながら加熱をしましょう。
電子レンジでご飯を炊く専用の容器を使う場合は加熱時間が書いてあるのでそれに従いましょう。
蒸らす
加熱が終わったらすぐに蓋を開けてご飯を食べるのではなく、加熱が終わったら5分から10分くらいご飯を蒸らすのがおすすめです。
この間に電子レンジを使っておかずの調理をするのもおすすめです。
まとめ
ご飯を炊くと言えば炊飯器というイメージが強いですが、1人分をすぐに食べたいのならば電子レンジを使ってたくのもおすすめです。
ご飯を炊くための専用の容器を使えばとても簡単です。
ライフスタイルによっては炊飯器が必要ないかもしれません。
美味しいご飯を食べるためにはしっかりと吸水をさせることと、水をやや多めにすること、蒸らすことを忘れないようにしましょう。