ペンタブレット『Bambooコミック CTH-661/S1』の魅力
デジタルのイラストは、アナログとは違って、修正や加工が簡単に行えます。
しかし、デジタルのイラストを製作するためには、パソコンやペンタブレットだけではなく、専用のソフトも必要です(上位機種のペンタブレットであればパソコンは不要)。
そのため、ペンタブレットを購入した後も、お金をかける事になってしまうので、注意しなければいけません。
ところが『Bambooコミック CTH-661/S1』を購入すれば、専用ソフトも付いてくるので、あまりお金をかける必要がないので、詳しく紹介しましょう。
Bambooコミック CTH-661/S1の特色
ペンタブレットに専用ソフトが付いていれば、お金をあまりかけないで済みますが、肝心のペンタブレットの機能が低かったら意味がありません。
そこで、本製品の機能や専用ソフトについて紹介するので、確認してみて下さい。
1024レベル
ペンタブレットの機能を決定づけるもので『筆圧レベル』があります。
この機能は、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さを変えられるものです。
そして本製品の筆圧は、1024レベルになります。
実は、数多くあるペンタブレットの中には、2048レベルになる製品はいくつもあります。
そのため、本製品の筆圧レベルはそれほど高いほうではありません。
ただし、筆圧が2048レベルになる製品は『液タブ』と呼ばれる高額な製品になるので、注意する必要があります。
それでも本製品は『板タブ』と呼ばれるタイプで、値段は安くなっているので、筆圧が1024レベルになっているのは仕方のない部分です。
ファンクションキー
本製品の筆圧ベルは、高い方ではありませんが、このペンタブレットには『ファンクションキー』が搭載されています。
このファンクションキーとはペンタブレット本体に搭載されている物で、ワンタッチで作業を切り替える事ができるのです。
もしも、ファンクションキーが搭載されていなければ、作業を切り替えるために、ツールをクリックしなければいけません。
そのため、効率よく作業を進めたい方には、ファンクションキーが搭載されている本製品は、おすすめです。
付属ソフト付き
本製品には、様々な専用ソフトが付いてきて、その種類は、Pixia フルセット版・IllustStudioMini・ComicStudioMini・水彩LITE・Corel Painter Essentials4などです。
ただし、このソフトはWindowsでしか利用できないソフトばかりで、WindowsとMacの両方で使用できるのは、Corel Painter Essentials4だけなので注意して下さい。
Clip Studioの機能
本製品には、様々な専用ソフトが付いてきますが、付属ソフトという事もあって、それほど優れた機能が付いている訳ではありません。
そのため、付属ソフトよりも優れているソフトを利用したくなる場合もあります。
そのような方におすすめしたいのが『Clip Studio』です。
このソフトは高機能になっているので、詳しく説明します。
3Dデッサン人形
イラストでキャラクターを製作する際に、多くの方たちが頭を悩ませるのが『モデル』でしょう。
実際にモデルさんにポーズを取ってもらうおうとすれば、モデルさんに高いお金を用意しなくてはいけないですし、好きな時間に製作する事もできません。
そこで、Clip Studioでは『3Dデッサン人形』を用意しているのです。
これはパソコンで様々なポーズの人形を見られる事から、キャラクターを製作する際の見本になります。
そのため、Clip Studioを購入すれば、モデルさんにお金を支払う必要がないので、節約する事ができるのです。
手ぶれ補正
画力の高い方であれば、なめらかな線を引く事ができるかもしれません。
しかし、そのような方でもデジタルのイラストを製作する際には、今までとは違う道具を利用する事になるので、簡単になめらかな線を引けるものではありません。
ところが、Clip Studioには『手ぶれ補正』が搭載されているので、線があまりブレないようになっているのです。
そのため、ペンタブレットの操作に慣れていない方から、画力の低い方まで、なめらかな線を引けるようになっています。
パース
風景のイラストを製作する際には『パース』が重要になります。
このパースを活用する事ができれば、一点透視図法・二点透視図法・三点透視図法などを利用して、リアルな風景を描く事ができるのです。
しかし、パースを活用するためには日頃から鍛錬を積まなくてはいけないですし、ペンタブでそれを実現する事は簡単ではありません。
ところが、Clip Studioには『パース定規』が用意されているので、簡単にパースを活用する事が可能です。
本製品の基本情報
本製品の特色や、Clip Studioの機能などを理解してもらえたところで、このペンタブレットの製品情報も紹介するので、詳しく知りたい方は参考にしてみて下さい。
サイズ
ペンタブレットは、アナログではキャンバスやボードのような物なので、大型サイズのペンタブレットのほうがイラストを製作しやすくなっています。
しかし、サイズが大きすぎるペンタブレットや、パソコン・キーボード・マウスなどを設置しようとしたら、広めのパソコンデスクが必要になります。
しかし、そのようなパソコンデスクを用意できる方はそれほど多くないので注意しなければいけません。
そこで、おすすめなのが本製品です。
実は、本製品はコンパクトなサイズになっていて、ペン入力読取可能範囲が、216.48×137mmしかないので、あまり広くないパソコンデスクでも設置しやすくなっています。
コストパフォーマンス
本製品は筆圧レベルが低くなっていても、様々な専用ソフトが付いてくるので、高額なペンタブレットというイメージを抱いてしまう方は多いかもしれません。
ところが、本製品は低価格なペンタブレットになっていて、Amazonでは送料無料で、税込価格17,800円になっているのです(2018年4月22日時点)。
さらにClip Studioは、送料無料で税込価格6,096円になっているので、両方をセットで購入しても15,000円以下のお金で済ませる事ができます。
本製品のレビュー
本製品は、コストパフォーマンスの高い板タブですが、利用者たちの中には満足している方もいれば、不満を抱いている方もいます。
そのため、本製品を購入してから後悔する可能性もあり得るので、利用者たちの口コミを紹介するので参考にしてみて下さい。
好意的なレビュー
本製品を利用している方たちの中には、筆圧が1024レベルもある所を気に入っている方がいました。
実際に、2048レベルに比べたら、1024レベルは物足りなく感じてしまいますが、趣味でイラストを製作する場合には満足できる可能性は高いです。
さらに本製品がコンパクトなサイズになっていて、満足している方もいました。
そのため、ペンタブレットやイラストの資料などを一緒に、パソコンデスクに置きたい方にも、本製品はおすすめです。
否定的なレビュー
本製品を利用しようとしたら、専用ペンが反応しないケースがありました。
このようなケースが起きてしまうのは、不良品が届いた可能性があり得るので、1日でも早くメーカーに連絡したほうが良いです。
もしも、時間が経ってから連絡した場合には、メーカーが対応してくれない可能性があり得るので注意して下さい。
さらに、本製品の本体に専用ペンを接しても、思った所にカーソルが移動しないケースもあったので、操作に慣れるまで時間をかけてしまう可能性があるので気を付けて下さい。
まとめ
本製品の筆圧は1024レベルしかありませんが、ある程度まで線や色の太さをコントロールできます。
そのため、趣味でイラストを製作する場合であれば、それほど不満を抱く事はありません。
ただし、個人差があるので、趣味でイラストを製作している場合でも不満を抱く可能性もあるのです。
そのような場合でも、高額なペンタブレットを購入して、期待していたほどの機能がなくて後悔するよりは、まずは低価格になっている本製品から試してみる事をおすすめします。