液タブのための手袋は何のためにするの? つけたほうが良い?

ペンタブ, 液タブ

液タブには、それを利用する際につけるとよいという手袋が売られています。

でも、その手袋は本当にしたほうが良いのでしょうか?

そもそもなんのためにそんな手袋をつけないとならないかわからないという方もいるでしょう。

そこでここでは、液タブのための手袋をつける理由と、それはつけたほうが良いのかということについてみていきたいと思います。




手袋をすると描きやすくなる

液タブをする際に手袋をする理由の一つとして挙げられるのは、やはり描きやすくなるという点です。

液タブは、その名の通り液晶の上にダイレクトに描くような形のペンタブになります。

つまり液晶の上に手を置いて、そこで描くわけです。

液晶の上では時たま、うまく手を動かせないことが出てきます。

だから手袋をするのです。

手袋をすれば、それが潤滑剤になって、手を引っかからせずに動かすことができるようになります。

結果、よりきれいに線が引けたりするようになるのです。

手袋が常に必要なわけではないが

もちろん、手袋なしではいつも手が滑らないのかというと、そんなことはないでしょう。

時にはきちんと手が滑ってくれる時もあります。

でも例えば長時間液タブの上でイラストを描いていたらどうでしょうか?

長時間イラストを描いていたら、手に汗をかいてくることもあります。

そうして手に汗をかいていったら、その汗がストッパーになり、手の滑りを悪くしてしまうことがあるのです。

汗が原因でそうなることがわかるのであれば、なるべく汗をかかないようにすればよいのではないかと思う方もいるかもしれません。

でも、やはり手になるべく汗をかかないようにするのは難しいです。

唯一それができる方法があるとしたらそれは、長時間描かないことです。

しかし、イラストとは繊細なもので、どうしても長時間描かないとならないこともある。

ではどうすればよいか。

それはやはり、汗をかいても大丈夫な状況を作り出すしかないのです。

そのために役立ってくれるのが手袋なのです。

手袋があれば、たとえ汗をかいたとしても、その手袋の中でのことになるので、全然問題なくなります。

そういう意味で、手袋は効果的なのです。




液タブの熱さ対策になる

液晶というのは、熱くなることがあります。

それはやはり、テレビを使用していればわかるのではないでしょうか?

スマートフォンやタブレット端末も、同様に熱くなりますよね。

それと同じで、液タブも使用しているうちに熱くなることがあります。

その熱さの対策として手袋をするというのも効果的になります。

当然手袋をしていれば、それが手をカバーしてくれるので、あまり熱さを感じることはなくなります。

これもやはり、長時間液タブを利用する人のメリットになります。

長時間利用するほうが熱くなる

液タブは、当然ながら長時間利用するほうが熱くなります。

だから、長時間利用することが多いことがわかっているならば、手袋をしたほうが良いでしょう。

というのも、手袋をしないでずっと液タブの上に手を置いて描いていたら、軽くやけどのような状態になってしまうことも考えられるからです。

液タブを使用するしないにかかわらず、イラストを描いているときというのは集中している時が多いのではないでしょうか?

集中していると、やはり多少熱くなってきていても気が付きません。

そうして知らない間に熱いところにずっと手をおいていて、低温やけどのようになってしまう可能性も0ではないのです。

もちろんそんなこと、頻繁に起こることではありません。

でも、もしそうなってしまったら、そこから先しばらくはイラストを休まないとならなくなる可能性がでてきます。

それは避けたいところです。

だから、長時間利用する際には、熱さを気にしなくてもよいように、手袋を使用するのがおすすめになります。

液晶が汚れないというのもある

液晶は、手で触ると汚れてしまうこともあります。

でも、イラストを描く際には手で触ってしまうものです。

というか、ペンタブのペン以外触れないようにして描くのは至難の業です。

基本的には素肌が触れてしまうものなのです。

でもそれでは液晶が汚れてしまう可能性がある。

ではどうすればよいのか。

その解決策はやはり、手袋をすることなのです。

手袋をしていれば、手が液晶に触れることがなくなるので、液晶が手で汚れてしまうということはなくなります。

液晶の傷の保護にもなる

またそれは、液晶の傷の保護にもなります。

たとえば手で触れていると、まれに爪でひっかいてしまったりすることも出てくるでしょう。

液晶はそういう傷に弱いものです。

だから、それは避けないとならないのですが、集中してイラストを描いていると、そうなってしまうこともあるものなのです。

でも手袋をしていれば、そうなることはまずありません。

手袋がガードしてくれるわけですから、液晶はずっときれいな状態をキープできるでしょう。

液タブは高いから傷には注意したい

これがたとえば、スマートフォンなどであれば、そこまで気を付ける必要はありません。

スマートフォンではすでに画面に傷がついている方もたくさんいますし、そもそも買い替える際には実質無料のような形で使えているものがほとんどでしたから。

でも、液タブの場合は話が違います。

というのも、やはり液タブはすごく高いです。

普通に10万円とか、20万円とかしてくるのが液タブなのです。

そんなに高いものに傷がついてしまっていたらやはり困ります。

もしこれから液タブを使わなくなったとしたら、それは売りたくなるでしょう。

でも、液晶に傷がついていたらそのせいで全然高く売れないことになってしまう可能性もあります。

逆にきれいであれば、かなり高く売れることもありますから、そういう意味でも傷をつけないように使用することは大切です。

液晶の掃除にもなる

手袋をつけることの良さは、基本的に上に挙げた3つのことに集約されています。

ただ、それだけではなく、実はもう一つ良いことがあります。

それが、手袋をつけて普通にイラストを描いているだけで、液タブの掃除ができるという点です。

手袋をつけてイラストを描いていれば、液晶の上をその手袋が行ったり来たりすることになるのです。

そうすると当然、それがほこりをくっつけてくれたりすることもでてきます。

結果液タブを故障なく使えるようにすることに貢献できるようになるのです。

掃除を使用するとなかなかしないもの

掃除は、いくら高いアイテムに対しての掃除であっても、しようとしてするとなかなかしないこともあるでしょう。

やはり掃除をしようとしてするのは、すごく面倒ですから、それも仕方ないといえば仕方ないことです。

しかし、掃除をしないでいたら故障してしまうかもしれない。

だから掃除はするべきなのです。

手袋をつけているだけで掃除ができれば、特に気持ちを作らなくても掃除ができるわけですから、こんなに楽なことはありません。

これも実はすごく効果的なことです。

こうした良いことがたくさんあるわけですから、基本的には液タブを使用する際には、手袋を使うことがおすすめです。

まとめ

液タブを使用する際に手袋をする意味が分からなかったという方たちも、これでその意味が分かったのではないでしょうか?

実はかなり効果的なアイテムになるのです。

だからぜひ、今まで手袋をしていなかった方も、この機会に、液タブを使用するときには手袋を使用するようにしてみてください。

そして、よりスムーズに、かつ自分や液タブを保護しながら使用していってください。






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