バリカンを使って自分でセルフカットするときの3つのコツ
バリカンは家にあるけどいまいちどう使っていいかわからない人は意外にいると思いますが、うまく使ってあげるとちょっと気になったときにさっと切れてとても便利です。そんな人にうまくセルフカットするためのコツ3つ紹介します。
バリカンの長さを把握する
バリカンは使う長さ6mm、3mmの2種類をマスターするのがおすすめです。その2種類の長さに慣れてしまえば切るときの恐怖感はだいぶなくなります。まずはその長さに慣れていきましょう。
6mm
初心者はこちらをおすすめします。6mmだと仕上がりはいい感じなのですがすぐ伸びてきますのでモチは悪いです。
3mm
慣れてこればこちらでいいかなと思います。特にツーブロックなどで上から長い髪の毛がきて隠れてしまうようなときには3mmで問題ないと思います。若干地肌が見えるかな、くらいの仕上がりです。基本的にはアタッチメントはこの2種類さえあればある程度の対応は可能だと思います。アタッチメントをつけないで使う場合はとにかく短く丸坊主にするときです。野球少年のようなツルツルな坊主にしたいときはアタッチメントをつけないで0mmでいってやってください。
バリカンを使う前の下準備をする
バリカンを使う前には下準備は大事になってきます。どこを切ればいいのかをしっかりと明確にしておいてからバリカンを当てていきましょう。適当に切るのが一番失敗しやすいです。髪の長さがある程度ある人なら髪の毛を止めるゴムでもいいです、短い人はクリップのようなもので、髪をしっかり止められるものを準備しましょう。あとはラインを決めるのに先の細い棒のようなものがあると髪の毛のとりわけには便利です。あれば準備しておくといいでしょう。
バリカンを切る場所によって使い方を変える
バリカンは使う場所によって使い方を変えてあげればうまく切れます。
ツーブロックの場合
もし一度美容室などで切ってもらっていてそこをメンテナンスするのであれば一番簡単に切ることができます。髪の長いところを持つと短いところがパラパラと下に落ちてくるはずなのでその落ちてきた髪の毛は取らずに、長い部分のみを止めておきましょう。止めておいたら鏡でラインをチェック、ラインがガタガタしているようなら先の細いものでラインをきれいに取り直して髪をとめ直しましょう。左右しっかりとめたら今度は左右の高さチェックです。バランスを取り直してください。バランスが取れて、切るところが明確になったら指定のミリ数のアタッチメントをつけて一気に切ってしまいましょう。切り残しがあればその切り残しの髪の流れと逆にバリカンを当てれば切り残しは切れます。
もみあげを短くしたい場合
くせ毛の人が一番気になるポイントですが伸びてくるともみあげがくるくるしてきてしまう人いると思います。そんな人はもみあげの部分のみ、取り分けてバリカンを当ててあげるとだいぶスッキリしてくれます。これも左右のバランスだけ気をつけてください。
襟足が気になる場合
これはかなり難しいので、しっかり短くしたい人は誰かに頼んでやるといいでしょう。まずアタッチメントは外して0mmの状態で切っていきます。美容師の人が使うような平べったいクシを使って切りたいラインの角度にして、クシから出た髪の毛を切ります。もしガタガタになってしまった場合は毛先の部分のみすきバサミですいてラインをぼかしてしまいましょう。もし1人でやる場合は襟足の髪の毛を上にあげて内側の細かい産毛をバリカンできれいにするだけでもわりとスッキリしますので産毛を切るだけなのもおすすめです。くせ毛の人でくるんとしてしまう場合は内側のくせ毛のところだけバリカンで短くしてしまうのもおすすめです。そこがなくなるとくせ毛が収まるのでくせ毛の人には内側だけのバリカンはおすすめです。と以上のように必要になってくるのがこの3つのポイントです。長さをしっかり把握してどの程度きれるのかをしっかりイメージしておく。下準備をしっかりする、髪の毛をしっかりとめられるものを準備しておく。使う場所によってバリカンの使用方法も変わってくるのでどう切るのか確認しておく。とにかく行き当たりばったり、適当に長いところを切る、大雑把にやる、などしてしまうと変なところが切れてしまって取り返しがつかなくなるので事前準備はしっかりしておくのは必須になります。心配な人は長めにスタートすれば切り直しができますので、ちょっとずつ切っていくのも一つのコツです。最初は難しいと思っても意外に慣れてしまえば、ささっとカットできるようになりますので失敗してしまってもめげずにとにかく数をこなして慣れていってみてください。
まとめ
バリカンは難しい難しいと思って嫌悪してしまっている人、一度このコツを実践してセルフカットにチャレンジしてみてください。もし失敗してしまったとしても、失敗は成功のもと!何がダメだったのか反省しつつ、慣れていってみてください。