液タブ『HUION KAMVAS GT-156HD』はお買い得?
ペンタブは、板タブよりも液タブのほうが、アナログの環境に近いので、デジタルのイラストを製作しやすくなっています。
しかし液タブは高額な機種が多いので、値段を気にする方は液タブよりも板タブを購入しているケースが多くあります。
ところが、液タブの中には『HUION KAMVAS GT-156HD』のように低価格な機種もあるのです。
しかし、液タブなのに、値段が安くなっていたら、性能が高くなっているのか心配になってしまう方もいるでしょう。
そこで本製品が、本当にお買い得な機種なのか紹介するので、参考にしてみて下さい。
HUION KAMVAS GT-156HDの性能
本製品は視認性(見やすさ)が優れている上に、デジタルのイラストを効率よく製作しやすくなっています。
そのため、これから液タブを購入しようと考えている方には興味深い所だと思うので、本製品の性能について詳しく紹介するので、見ていきましょう。
解像度
美しいイラストを映し出せる液タブを探している場合には『解像度』の数値に注目する必要があります。
なぜなら解像度はドット(点)の集まりを指していて、ドットによって色を映し出せる事ができるからです。
つまり解像度の数値が高くなければ、ドットの数が少ないので、なめらかな線や美しい色彩を映し出せる事が難しいので、注意しなければいけません。
そして本製品の解像度は、1920×1080もあるので、なめらかな線や美しい色彩を映し出せるようになっています。
IPSフルHD液晶
解像度が高い液タブであれば、視認性が優れているかと言われたら、そうではありません。
なぜなら液タブが採用している液晶の種類によっては、見る角度によって、色彩が変わって見えてしまうからです。
そこで本製品は、違う角度から見ても、色彩があまり変わらないように見える『IPS液晶』を採用しています。
そのため本製品を購入すれば、パソコンデスクから少し離れて、製作しているイラストを全体的に見て、線が曲がっているのか確認しやすくなっています。
ショートカット
デジタルのイラストを製作している際には、多くの方たちが面倒に感じやすいポイントとして、違う作業に切り替える時に、マウスを操作しなければいけない時があります(慣れている場合には専用ペンで操作する事も可能)。
このような作業を続けていたら、手間暇をかけてしまうので、短期間でイラストを完成させる事が難しいので、注意しなければいけません。
ところが、本製品は『ショートカット』機能を搭載しているので、ペンタブ本体に搭載されているボタンを押す事によって、ワンタッチで作業を切り替える事ができます。
そのため、効率よくイラストを製作できる液タブを探している方には、本製品はおすすめです。
筆圧感度
ペンタブは、マウスとは違って、専用ペンにかける力の入れ具合で、線や色の太さをコントロールする事ができます。
そのため、液タブを購入すれば、デジタルのイラストを効率よく製作できるように感じてしまう方は多いかもしれません。
ところが『筆圧感度』が優れていなければ、専用ペンに力を入れても、線や色があまり太くならないので注意しなければいけません。
そこで本製品は、筆圧感度を2048レベルにする事によって、極細から極太の線や色を描きやすくなっています。
本製品の利便性
本製品は性能が高くなっているだけではなく、利便性も優れています。
そこで本製品を購入するべきか悩んでいる方のために、どのようなところが優れているのか紹介するので、見ていきましょう。
角度調整
液タブは、ペンタブ本体の液晶画面にデジタルのイラストが映し出される事から、アナログの環境に近い状態になっています。
ただしペンタブはパソコンデスクに寝かせて利用するので、パソコンのディスプレイよりも低い位置にあるのです。
そのような低い位置にある液タブを見続けていたら、長い間に渡って頭を傾かせる必要があるので、肩や首に大きな負担をかけてしまうので注意しなければいけません。
ところが、本製品はペンタブ本体を『角度調整』する事ができるので、肩や首にかかる負担を軽減できるようになっています。
3 in 1 ケーブル
液タブとパソコンを併用する場合には、数多くのケーブルを接続しなければいけないので、パソコンデスクの上には、数多くのコードが置かれてしまいます。
そのため、何かのはずみで、手がコードに引っかかってしまえば、パソコンや液タブに、ある程度の衝撃を与える事になってしまいます。
パソコンや液タブは精密機器なので、そのような事が何回も起きてしまえば、故障する原因にもなるので注意しなければいけません。
ところが、本製品は『3 in 1 ケーブル』が付いてくる事から、少ないコードでパソコンと液タブを併用する事が可能です。
商品情報の内容
本製品の視認性や利便性を理解してもらえたところで、次に商品情報も紹介するので、さらに本製品を知りたい方は確認してみて下さい。
対応可能なOS
本製品とパソコンを併用する際には、この液タブに対応可能なOSが、パソコンにインストールされている必要があります。
実際に本製品に対応可能なOSは、Windowsは7・8・8.1・10で、MacはOS 10.10以降になっています。
そのため、本製品に対応可能なOSがインストールされていない場合には、パソコンのメモリの空き容量を確保してから、インストールして下さい。
ただしOSをインストールしたら、データが無くなってしまうケースがあるので、念のためにバックアップを取ってからにして下さい。
コストパフォーマンス
本製品は魅力的なポイントが多いので、多くの方たちは「本当に低価格な液タブなのだろうか」と心配になったかもしれません。
ところが、本製品は、Amazonでは一部の地域では送料別ですが、税込価格69,800円で購入する事ができるのです。
今まで液タブを購入した事がない方は値段が高いように感じるかもしれませんが、液タブの中には200,000円以上で販売されている機種はいくつもあります。
そのため、コストパフォーマンスが優れている液タブを探している方にも、本製品はおすすめです。
利用者たちの口コミ
本製品はコストパフォーマンスが優れている液タブですが、意外にも利用者たちの中には、満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいるのです。
そこで本製品を購入してから、後悔する事がないように、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品は筆圧感度が2048レベルもある事から、細かい所まで反応できる所を気に入っている方がいました。
そのため、キャラクターの眉毛や輪郭線で、強弱の付いた線でも描きやすくなっています。
さらに本製品は、15.6インチの液タブになっているのに、低価格になっていて、満足している方がいました。
実際に小さいサイズの液タブでは、イラストを拡大しなければ見えづらい場合があります。
そのため、視力が低い方にとって、本製品が15.6インチもあるのは注目すべきポイントです。
ただし視力があまりにも低かったら、イラストを拡大する必要もあるので注意して下さい。
否定的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、色味に違和感を抱いてしまう方がいました。
この方は、線がズレてしまうので不満を抱いていたのです。
実際に、色味に関しては個人差があるので仕方がないのですが、線がズレてしまうのは使用方法を誤っている可能性が高いです。
液タブは液晶画面に専用ペンを接するので、ペン先や手の指などが邪魔になって、線が見えづらい場合があります。
このような場合には線がズレやすくなりますが、何回もイラストを製作する事によって、線のズレを抑える事ができます。
まとめ
本製品は低価格な液タブなのに、視認性や利便性が優れているので、多くの方たちが満足できる可能性は高いです。
ただし液タブを利用する際には、線がズレてしまうケースもあるので注意する必要があります。
それでも、液タブよりも板タブのほうが、線がズレやすいので、低価格でも高性能になっている本製品は購入してみる価値があります。