液タブ『Yiynova MVP22U+DT』はコスパが高い?
液タブはデジタルのイラストを製作しやすい周辺機器ですが、値段が安い機種もあれば、高い機種もあります。
そのため、これから液タブを購入しようと考えている方は、どの機種を選んだら良いのか悩んでしまうでしょう。
そのような方におすすめしたいのが『Yiynova MVP22U+DT』です。
この機種は値段が安いほうではありませんが、高額でもないのに高機能になっています。
そのため、多くの方たちが満足できる機種になっているので、その魅力に迫ってみましょう。
Yiynova MVP22U+DTの魅力
本製品は視認性(見やすさ)が優れている液タブなので、長い間に渡ってイラスト製作に集中できるようになっています。
さらに、身体にかかる負担を軽減できる構造になっているので、この液タブの魅力的なポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
21.5インチ
ペンタブには板タブと液タブがあって、板タブの場合には、イラストがパソコンのディスプレイに映し出されます。
それに比べて、液タブはペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されるので、今までペンタブを利用してこなかった方でも利用しやすくなっています。
ただしペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されるので、大型サイズになっていなければ、イラストを確認しづらくなってしまうのです。
それでは本製品はどうなのかと言えば、21.5インチもあるので、イラストの細かい所まで確認しやすくなっています。
そのため、イラストを短時間で完成させたい方には、本製品はおすすめの液タブです。
IPSタイプ
液タブだけではなく、液晶テレビでも同じ事が言えますが、液晶には様々なタイプがあって、見る角度を変えたら、色彩や輝度が変わって見えてしまう種類があります。
実際に液晶のタイプは、TNタイプ・VAタイプ・IPSタイプなどがあって、この中で色彩や輝度が変わらないように見えるのが、IPSタイプです。
そして本製品は、IPSタイプを採用しているので、違い角度から見ても、色彩や輝度があまり変わらないように見えます。
そのため、席から離れて、イラスト全体をしっかりと確認する事も可能です。
1677万色
本製品の視認性が優れているポイントは、その他にもあって、表示色が1677万色もあります。
実際に、そこまでの色数が必要なのか戸惑ってしまう方は多いかもしれません。
しかしデジタルのイラストを製作する場合には、簡単にグラデーションをかける事が可能なので、色数は多いほうが美しいイラストを映し出せる事ができるのです。
そのため、グラデーションの機能を活用したい方にも、1677万色も表示できる本製品はおすすめです。
角度調整
液タブように、ペンタブ本体にイラストが映し出されたら、アナログのイラストを製作する環境に近い状態ですが、身体に負担をかけてしまうのです。
なぜなら液タブは、パソコンデスクに寝かせて設置するので、低い位置にあるからです。
そこで本製品は、スタンドの角度を調整できるようになっていて、120度まで立てる事ができます。
そのため、本製品を利用すれば、あまり頭を傾かせる必要がないので、肩や首にかかる負担を軽減できます。
ペンタブを利用するメリット
ペンタブを利用した事がない方は、本製品を購入するべきか、戸惑ってしまう方もいるかもしれません。
そこでペンタブを利用した場合のメリットを紹介するので、参考にしてみて下さい。
作業を効率化
アナログのイラストを製作した場合には、強めに線を描いた場合には、消しゴムで消しても、線の跡(あと)が残ってしまう可能性があります。
さらに絵具から出した時にはイラストに合うと思っても、実際にボードに着色したら、イメージと違う場合には、ボードに塗った色を直すのは簡単ではありません。
所が、デジタルの場合には、専用ペンに力をかけて線を引いても、消しゴムツールを使用すれば、線の跡が残らないように消す事ができます。
さらに、色の場合もワンクリックで色を塗る事ができるので、簡単に色を直す事もできるのです。
画像を管理
イラストのボードやキャンバスはサイズが大きい物もあるので、部屋に管理するのは簡単ではありません。
所が、デジタルのイラストを製作する場合には、パソコンのフォルダに画像データを入れるだけで良いので、ボードやキャンバスを置く場所を確保する必要がありません。
さらに複数の画像を開いて、前のイラスト画像より、画力が上がっているのか、確認する事も可能です。
そのため、複数のイラストを管理したい場合には、ペンタブを利用して、デジタルのイラストを製作するメリットは大きいです。
注意すべきポイント
本製品は高機能なペンタブですが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
そのポイントを知らなければ、本製品を利用する際に後悔する事になってしまうので、確認してみて下さい。
大型サイズ
本製品は21.5インチもあるので視認性が優れていますが、大型サイズになっているので、広めのパソコンデスクを用意していなければ、イラストを製作しづらくなってしまいます。
そのため、あなたの自宅に設置しているパソコンデスクが小さい場合に本製品を設置したら、パソコンのキーボードやマウスを他の場所に移さなければ、液タブを利用できなくなるので注意して下さい。
作業時間
本製品のスタンドは角度を調整できますが、それでも液タブは低い位置になる事は変わりません。
そのため、イラストを製作している作業時間が長い場合には、肩こりや首こりに悩まされてしまう可能性があります。
そのような事を考えたら、イラストを製作している時は、1~2時間に1回は作業を中断して、適度に休憩を取ったほうが良いです。
そして椅子の高さを低くして、液タブを見やすくすれば、肩や首にかかる負担を軽減させる事もできます。
製品情報の内容
本製品の魅力を紹介してきましたが、付属品や価格も気になる方は多いでしょう。
そこで、本製品のパッケージ内容やコストパフォーマンスなども紹介するので、見ていきましょう。
パッケージ内容
本製品を注文した場合には、液タブ本体の他に、電源アダプター・電源ケーブル・専用ペン・タブレットホルダー・アダプタ・グローブ・リモコン式ホットキー・ドライバCD-ROMなどが付いてくるのです。
この中でも注目すべき付属品が、リモコン式ホットキーです。
この付属品は、カスタマイズする事が可能で、イラスト製作を効率化する事ができます。
このように付属品も充実しているので、本製品を購入すれば、関連製品をあまり購入しなくても、イラストを製作できるようになっています。
コストパフォーマンス
本製品は高機能になっている上に、付属品も充実している事から、液タブの中では値段が少し高くなっています。
実際にAmazonでは、送料無料ですが、税込価格79,800円もします(2018年3月6日時点)。
実は数多くある液タブの中には、200,000円を超えてしまう機種もありますが、50,000円前後で販売されている機種もあるのです。
そのため、値段の安い液タブを探している方は、本製品を購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。
まとめ
本製品は、高額な機種ではないのに、視認性が優れているので、イラストを確認しやすくなっています。
そのため、細密描写でイラストを製作している方であれば、本製品の視認性に満足できる可能性は高いです。
実際に細密描写は、イラストの細かい所を丁寧に描かなくてはいけないので、目に疲労が溜まりやすいです。
そのような事を考えたら、あまり目に疲労が溜まらない液タブを探している場合には、本製品は検討してみる価値があります。