仮想通貨の失敗はなぜ起こる?私はこうして失敗した!

仮想通貨

仮想通貨は、2018年3月現在、大きく価格を下げてしまっています。

なので、儲かることを夢見て仮想通貨を買ったのに、大きく損をしてしまっているという方もたくさんいるのではないでしょうか?

実際私もその一人になります。

ではなぜ私は仮想通貨で失敗してしまったのか。

これ以上失敗する人を増やさないためにも、それを見ていきます。




仮想通貨参入時の状況

まず、そもそもどういう状況で仮想通貨に参入していったのかということを見ていきます。

仮想通貨に参入したのは、2018年の1月のことでした。

いまだからこそわかりますが、2018年1月と言えば、多くの仮想通貨がそれまでの歴代最高値をたたき出した時期になります。

つまり、もっとも高く売ることが出来るタイミングで参入してしまっていたのです。

参入を決めたのは人の勧め

仮想通貨への参入を決めたのは、人の勧めです。

人から「仮想通貨を始めてから資産がすぐに4倍になった」ということを聞きました。

「資産がすぐに4倍になる」こんなパワーワードがあるでしょうか?

そんな話を聞けばすぐに参入したくなるのは当然です。

ただそこで一つ問題が起こりました。

この話を聞いたのが2017年12月の話だったのですが、仮想通貨の取引所への登録が思ったよりも時間がかかってしまったのです。

結果論ではありますが、もしすぐに取引できるような、対応の早い取引所に登録して、冒頭が始まる寸前で買うことが出来ていれば、勝ち組になれていたかもしれません。

しかし、実際に買えるようになったのは2018年1月でした。

結果、高値づかみになってしまったのです。




敗因の一つは下調べのなさ

そんな状況で参入していった私の一つの大きな敗因は、下調べのなさです。

自分で調べて参入したわけではなく、人に勧められて参入したわけですから、当然詳しい知識など何もありませんでした。

しかし、当たり前の話ですが、何の知識もなくただ買うだけで儲かる商品などこの世にありません。

仮想通貨で勝つためには、きちんと下調べが必要だったのです。

下調べしていれば危険な状況だと分かったはず

経済世界にはバブルが存在しています。

そしてバブルは必ず崩壊します。

少し調べておけば、そんなことはわかったはずでした。

そこまで調べなくても、少し調べておけば、仮想通貨の今の価格が、これまでの状況から見て異常に高いということもわかったはずでした。

しかし私は、そんなことをまったく調べなかったのです。

取引が出来るようになったことがうれしくて、今が高値掴みなのかどうかということをまったく気にせず、儲かる気満々で購入したのです。

それでは勝てるはずもありません。

結果今では元資金の3分の1程度しかなくなってしまっています。

70パーセント程度の負けです。

なかなか投資でそんなに負けることはないでしょう。

調べるべきことはたくさんある

仮想通貨にこれから参入するのであれば、調べるべきことはたくさんあります。

たとえばその仮想通貨の過去の値段の動き。

これは最低限調べることをおすすめします。

そして投資家心理。

これも欠かせません。

安い時に買い、高い時に売る。

それこそが投資家に欠かせない心理です。

敗因のもう一つの理由はメンタルコントロール

私が仮想通貨で勝てなかった原因として大きいものが、もう一つあると感じています。

それが、メンタルコントロール力のなさです。

たとえば、仮想通貨が騰がっている時に「自分だけが買えないで損したくない」と思ってしまったり、落ちている時に「これは一時的な落ちですぐに上がるだろう」と思ってしまうこと等々、あげれば枚挙にいとまがありません。

お金と感情は、しっかりと分けて考えないと、仮想通貨の世界で戦うのは難しいです。

ボラリティが高く、動きの変動がすごく激しいです。

だから、お金と感情が強く結びついてしまうのです。

結果、必要以上に感情に動きをコントロールされて、うまい戦い方が出来なくなってしまったのです。

メンタルをうまくコントロールするには

ただ、やはりお金は魔物です。

だから、お金が絡んでくるとメンタルをうまくコントロールすることが難しくなるというのも、当然です。

でもメンタルをうまくコントロールしないと勝つことはできない。

ではどうすればメンタルをうまくコントロールすることが出来るようになるでしょうか?

その答えは意外と簡単です。

お金をあまりかけなければ良いのです。

余裕のある資金で行えばよいだけ

つまり、最悪無くなっても良いかと思う金額でのみ、取引をするようにすれば良いのです。

給料が月に25万円だという人で考えると、その10パーセント、25000円くらいは最悪無くなっても良いお金なのではないでしょうか?

だからその資金だけで勝負をするのです。

月に25000円だけしかかけられないとしても、それを4か月繰り返せば10万円になります。

10万円かければ、仮想通貨の世界ではそれを15万円程度にすることは難しくはないです。

もちろん情勢にもよりますが、10パーセントの上昇を5回くらい繰り返すということなんて、ざらにあるのが仮想通貨です。

だから、それでも全然戦えるのです。

しかも最悪無くなってもいいお金なのですから、勝てる可能性も高くなります。

お金をかけすぎて一発逆転を狙うというのは、まずおすすめしません。

リスクが高いだけではなく、勝てる可能性も少なくなるのですから。

私の敗因になったのも、お金をかけすぎてしまったことです。

人と違うことを求めすぎたのもよくなかった

私は、昔から人と違うことを求める傾向にあります。

だから、仮想通貨に参入した際にも、ビットコインやリップルなどのベタなものを買うのではなく、バイナンスに売っているような、あまり人目につかない仮想通貨を好んで買っていました。

しかしそういう仮想通貨は、すごくもろいです。

もちろん仮想通貨全体でもろいのですが、そういうものは変動率も大きくなりがちなのです。

そして価格もすごく戻りづらい。

さらに海外の取引所で取引したことにより、もう一つの難点がありました。

今の値段が分かりづらい

それが、日本円とのチャートが出ないことです。

つまり、今の値段が全然わからないのです。

その仮想通貨が今「0.00008BTC」と言われても、実際どのくらいかわかりません。

ビットコイン自体も変動するわけですから、すごく計算が面倒なのです。

結果、知らないうちに大きく価値を落としてしまい、もうどうしようもなくなっていきました。

初心者は日本で取引するのが吉

当たり前の話ではあるのですが、初心者であるにも関わらず、海外の取引所で勝負したのは大きな間違いでした。

初心者の場合は、まず間違いなく日本で取引をするのがおすすめです。

日本の取引所であれば、当然日本円とのチャートが見れられますから。

また日本での取引であれば、コインチェック事件のような事件が起こったときでも、日本語で対応してもらえます。

そういう点で見ても、日本の取引所で取引をすることにはメリットがあります。

まとめ

私が仮想通貨において失敗したのは、こうして原因を見ていくと至極当然でした。

逆にこれで勝てていたら、それこそ市場が異常になっているというしかなくなっていました。

ところが実際負けてしまったわけですから、市場は正常だということです。

つまり、うまくやれば勝てる見込みがあるということです。

是非うまくやって、設けていってください。






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