クサい!電子レンジの臭いがきつい時の対処法ってある?
電子レンジが臭くなってしまうと、なんとなくそれを使って何かを温める際にも臭いがうつりそうで嫌になるものです。
でも電子レンジを使わないと面倒なのでいやいや使う。
そんな日々を過ごしている方も多いでしょう。
電子レンジの悪臭はとれないのでしょうか?
当然ながらそんなことはありません。
ここではそんなやっかいな電子レンジの悪臭対策を紹介していきます。
電子レンジを開けておく
まず一つ言えるのは、電子レンジを開けておくという方法です。
電子レンジの中は密室に近い環境になります。
だから当然臭いもこもりがちになります。
こもってしまったにおいは、こびりつくのは当然。
逆に言えばそれは、解放しておけばある程度は逃げていってくれるという事になります。
悪臭がとんでもなくしつこいということでなければ、しばらく開けておくだけで次に使う時に臭いがしなくなるということもあるのです。
だから、電子レンジの臭いが気になる時には、あけておくというのもおすすめです。
全開にあけておくのがポイント
電子レンジをあけておくというと、ちょっと開けるだけの方もいます。
でも、ちょっと開けるだけではやはり電子レンジの臭いが逃げるスペースが少なくなります。
なので、ちょっと開けるのではなく、全開に開けておくのがポイントです。
たとえば電子レンジの中には、全開にあけても自然としまってきてしまうということも少なく有りません。
そういう時には、何か支えを作ってしまってこないように工夫することが大切です。
そうして少しでも臭いが逃げやすい環境を作ってあげてください。
そのついで中身もチェックしてみよう
そうして全開に開く機会はあまりないのではないでしょうか?
せっかく全開に開いたのですから、その機会に電子レンジの中身をチェックしてみてください。
もしかしたら壁などに何かが飛び散ったりしているのではないでしょうか?
もし壁に何かが飛び散っていたら、要チェックです。
中をしっかりと掃除する
壁に飛び散る何かは、たとえば何かの汁だったり、あるいは油だったり、そういうものである事が多いです。
特に多いのは油でしょう。
油と言うのはこびりついて酸化するとすごく悪臭にかわります。
つまり、電子レンジの悪臭の原因は、ただただ食品の臭いがやたらと染みついてしまっているという事だけではなく、その中についてしまっている油などのせいであるということがままあるのです。
なのでもし、そういう汚れが見られるのであれば、それはしっかりと掃除しないとなりません。
たとえば濡れた雑巾などでまずはそういう汚れが落ちるかどうかチェックしてみてください。
簡単には落ちない場合
濡れぞうきんで拭いてあげて、それで簡単に汚れが落ちるのであればそれでも問題はありません。
しかしもし、簡単には落ちない場合には、どうすれば良いでしょうか?
電子レンジの中ですから、大々的に洗剤などを使って掃除するのは気がひけるものです。
それによって電子レンジが壊れてしまったりしたらすごく面倒です。
だから、洗剤ではない方法で、頑固な汚れを落としていかないとなりません。
その方法としてあげられるのが、「緑茶で濡らした雑巾で拭いてみる」という方法です。
緑茶には、抗菌成分もあれば消臭成分もあります。
汚れを落としやすくなると同時に、さらに悪臭対策としても適しているのが、緑茶なのです。
もちろん、びちゃびちゃに緑茶で濡らした雑巾で拭けというわけではありません。
電子レンジもあくまでも電化製品ですから、あまり水分を与えることは望ましくありません。
だから濡れぞうきんでもそうですが、しっかりと絞って拭くべきなのです。
それは覚えておいてください。
重曹を溶いた水を使う
電子レンジの臭いがそれでもとれない時、あるいは電子レンジ内の汚れがどうしても取れない時、まだまだ打つべき手はあります。
それが、お掃除ではもはや定番中の定番と言える、重曹を使うという方法です。
まずコップに水を入れて、そこに重曹を大匙1程度入れます。
あとは少し混ぜて、それを電子レンジで温めるだけです。
こんな簡単な方法で、汚れが落ちやすくなるのです。
あとはまた、緑茶をつけた雑巾で拭いたり、濡れぞうきんで拭いたりすると良いでしょう。
加熱した後にはすぐに空けないこと
加熱時間はだいたい3分から5分程度で問題ありません。
それよりもポイントとなるのは、温めた後のことです。
温めた後に、普通だったらすぐにあけますよね。
でも、この場合にはすぐに空けるのは良くないのです。
温めた後には、しばらくそのまま開けないで放置しないとなりません。
そうすることによって、重曹水が蒸発したものが電子レンジ内全体を蒸していくのです。
結果、汚れが落ちやすくなっていきます。
もちろんある程度は長い時間温めているわけなのですから、別にすぐにあけても効果がないわけではないでしょう。
でも、しっかりといきわたらせた方が効果が高くなる可能性は高いので、直ぐには開けないようにするのがおすすめです。
だいたい、5分から10分程度は放置してください。
ただもし、電子レンジでの過熱が終わったら一度開けないとピーピー音がなってしまうというタイプの電子レンジを使用している場合には、一度温め終わった段階で一瞬だけ開けてすぐに閉めるようにした方が良いでしょう。
ピーピーうるさいのはストレスですから。
温める際にはラップをするように
これでもまだ臭いがするという場合には、もしかしたら温め方に問題がある可能性があります。
たとえば、何かを温める際にラップをしない事も多いのではないでしょうか?
ラップをしないで温めると、当然ながらその料理の臭いがこびりつきやすくなります。
そして当然、油などが跳ねる可能性が飛躍的に増していきます。
電子レンジでは、たとえばチーズなどを温める際にはバチバチ飛び散るくらいまで温まってしまうこともあります。
そして当然それらもまた新たなにおいの火種になります。
せっかく掃除をしても、その日のよるにそういう使い方で電子レンジを使っていたら、翌日また臭くなるのは当然です。
なんなら、掃除の際ににおいと混じって、より臭くなってしまう可能性すらあります。
それは避けないとなりません。
あるいは容器をふた付きにするのも吉
ただ、電子レンジで何かを温める度にラップをするとなると、ラップがあっという間になくなってしまうということもでてきます。
ラップは別にそれ単独ですごく高価な物だというわけではありません。
でも、ラップやティッシュなどのちょっとした出費が実は家計を圧迫していたということだってあるものなのです。
なので、ラップをあまり無駄に使いたくないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、ふた付きの容器です。
電子レンジ使用に耐えることが出来るふた付きの容器を使用していれば、当然ながら電子レンジで温めても臭いは漏れないし飛び散る事もなくなります。
それでいて、洗えば何回でも使えるのですごく経済的です。
そんな電子レンジ専用のアイテムを用意してみるのもアリです。
まとめ
電子レンジの臭いがきつい時には、こうして順々に色々試してみてください。
基本的にはよほどひどくなければ、ずっと開けているだけである程度は改善しますし、その後汚れをふいてあげれば十分である事が多いです。
もしそれで解決しない場合には、今後はそうならないように、もう少し定期的にケアしてあげることをおすすめします。