自分に合った目覚まし時計を選ぶコツは?チェックしたい5つのポイント
目覚まし時計は、朝の決まった時間に起きるための便利なアイテムです。
しかし、適当に選んでしまうと、うまく起きることができない可能性もあります。
きちんと目が覚めるものを購入するなら、ポイントを押さえた選び方をしてください。
重要なポイントを外していなければ、失敗は防ぐことができます。
では、そのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
どのように起こしてくれるか
ひとくちに目覚まし時計といっても、目を覚ますための方法はいろいろあります。
そのため、自分に合ったものを選ぶときは、「これならきちんと目が覚める」という起こし方に注目してください。
自分にとってメリットの大きい起こし方であれば、かなり便利に使うことができるのです。
では、よくある代表的なものをいくつか紹介していきましょう。
音で起こす
音で起こすものは、目覚まし時計の中でも最もスタンダードなタイプになります。
普通のアラームだけでなく、音楽や鳥の鳴き声が流れるものもあるので、好みのものを選ぶようにしましょう。
ただし、大音量でベールの音が鳴るものには、少し注意が必要です。
確実に起きるためには大きな音の方が効果的に思えるため、「とにかくうるさい音を」といった選び方をしたくなることもありますが、使う場所を考えないと失敗してしまいます。
例えば、アパートなどの隣に音が聞こえやすい環境だと、あまりに大音量なものは近所迷惑です。
トラブルの原因になりそうなものは、極力避けなければなりません。
使う場所によっては不適切になる音もあるので、むやみに音量を優先したりせず、慎重に選ぶようにしましょう。
光で起こす
このタイプは、時間になったら光を照射するというものです。
正確には、起きる時間の少し前から光り始め、本当に起きなければならないタイミングでは、かなり強い光を出すことになります。
窓の外から日光が当たっている状態だと、自然に目が覚めるたりするものですが、このタイプは、そうした光の効果をうまく利用しているわけです。
朝から大きな音が鳴り響いていると、不快な目覚めになることもありますが、光が当たるだけなら、それほどストレスは感じません。
音でうまくいかないときは、ぜひ試してみてください。
振動で起こす
このタイプは、枕の下に入れておくと、ブルブル震えることで時間を教えてくれます。
その振動が伝わるのは自分だけであり、誰かが隣に寝ているようなときでも、問題なく使うことができるのです。
音が鳴ったり強い光で照らしたりするものだと、関係ない人まで巻き込んでしまうこともありますが、このタイプなら迷惑をかける心配はありません。
また、振動を伝えるという直接的な起こし方であることもポイントになります。
音や光だけではあまり効果がない人でも、すんなりと起きられることがあるので、他のタイプと併用する方法もおすすめです。
アナログかデジタルか
自分に合う目覚まし時計を選ぶときは、アナログとデジタルの違いにも注目してください。
それぞれ違ったメリットがあるため、「どっちでもいいだろう」といった適当な考えでは、失敗してしまうことがあります。
何を優先するかよく考えて、使いやすいものを選んでください。
デジタル式のメリット
時間がデジタルで表示されるタイプのメリットは、なんといっても見やすいことです。
数字が大きく表示されるため、パッと見ただけで何時なのかすぐにわかります。
そのため、寝ぼけまなこで見たとしても、間違える心配はありません。
また、日付や曜日、電池の残量といった情報を表示してくれるものもあるため、かなり使いやすくなっています。
見やすいことや、いろいろな情報を一度に得られることを重視するなら、デジタルを選んでおきましょう。
アナログ式のメリット
針の位置で時間を知らせてくれるアナログタイプは、残り時間を素早く判断したいときに役立ちます。
例えば、予定時間より少し早く起きてしまったときは、どれくらい時間が残されているのか、針の位置を見ることではっきりわかるようになるのです。
すると、「あと5分しかないから起きてしまおう」「まだ30分以上あるからゆっくりしよう」といった判断を即座に行うことができます。
デジタルでも判断できないわけではありませんが、よりわかりやすいのは、やはり針があるタイプです。
残り時間の把握を優先するなら、アナログにしておきましょう。
スヌーズ機能があるか
目覚まし時計はとても便利なアイテムですが、使えば必ず起きられるわけではありません。
疲れているときや、寒くて布団から出たくないときなどは、「あと少しだけ」という気持ちが強くなり、二度寝してしまうことがあります。
そのままぐっすり寝てしまうようだと、いつもよりずっと遅い時間に目覚めることになり、あまりの余裕のなさに青くなったりするものです。
これを防ぐためには、スヌーズ機能がついた製品を使うようにしましょう。
スヌーズ機能があれば何度も音が鳴るので、効果的な二度寝対策になります。
解除に手間取るものを
スヌーズ機能付きの製品を選ぶなら、解除の方法もチェックしておくことをおすすめします。
簡単に解除できるものだと、素早く止めたあと、また寝てしまう可能性があるのです。
それでは、せっかくの便利な機能も意味がなくなってしまいます。
スヌーズ機能に頼るのであれば、できるだけ解除方法の難易度が高いものを選びましょう。
しっかり向き合って作業しないと止まらないものなら、二度寝する余裕はありません。
完全に沈黙させるまでには目が覚めることになるため、確実に起きることができるのです。
秒針がうるさくないか
目覚まし時計を選ぶときは、起きるための機能だけに注目しがちですが、眠りを妨げないことも重要なポイントになります。
アナログ式だと、針の音が妙に大きいものがあったりするので、しっかりチェックしてから購入しましょう。
カチカチうるさいものを枕元に置いておくと、気になって眠れないことがあります。
普段からちょっとした音が気になってしまうようなときは、なるべく音の小さいものを選んでください。
それなら、寝つきが悪くなったりせず、しっかり休むことができます。
デザインはどうなっているか
目覚まし時計には、いろいろなデザインがあります。
そのため、自分の好みや、部屋の中の色のバランスなどを考慮して選ぶことも忘れないようにしましょう。
最も重要なのはきちんと起こしてくれることですが、デザインをあまり軽視するのはよくありません。
優れた機能を備えたものでも、デザインに不満があるようなものは、長く使う気になれないものです。
少し我慢して使ったとしても、すぐに別のものが欲しくなったりします。
デザインも含めて、なるべくデメリットが少ないものを選ぶようにしてください。
蛍光色なら夜も見やすい
デザインをチェックするときは、蛍光色にも注目してみましょう。
暗いところで光るものなら、夜に使うときも見やすくなるため、すぐに時間を知ることができます。
まだ暗いうちから起きなければならないときや、夜勤の仮眠などではとても便利なので、使い方をよく考えて選ぶようにしましょう。
まとめ
目覚まし時計を購入するときは、適当に選んで決めたりせず、ここで紹介したようなポイントをしっかりチェックしてください。
自分に合わない点が多いようだと、本来は便利なはずのアイテムも、不便なものになってしまいます。
起こし方や機能などを必ず確認して、本当に役に立つか、じっくり考えてから決めるようにしましょう。