ダイエットに体重計が欠かせない理由と、最新の体重計で分かる4つのデータ

体重計

体の重さを量る道具が体重計です。

また、最新の体重計はただ重量を計測することが出来るだけではなく、体脂肪率をはじめとした体の様々な情報を表示させることが出来ます。

ダイエットの時にも体重計は欠かせないものですので、体重計を持っていない方は最新の体重計を使ってダイエットや健康促進をしてみてはいかがでしょうか。




色々なところで使われる体重計

体重計は一般家庭の他、病院などの福祉施設、学校や温泉など様々な施設で使われている道具です。

最近は体重計という名前ではなく、和製英語としてヘルスメーターという言葉も使われるようになりました。

介護福祉施設でもそれは使われ、高齢者の体重を量ることで体調や健康状態を知ることが出来たりします。

また、病院では赤ちゃんが生まれた時に何グラムなのかを知るためや、投薬の時に適切な量を知るために用いられています。

学校では健康診断の時に、誰もが一度は利用したことがあるのではないでしょうか。




健康管理に体重計

そんな体重計ですが、一般家庭では専らダイエットや健康管理のために使われています。

例えば、糖尿病になった人は突然体重が激減するケースが多いですが、その異変を知るために体重計が役立ちます。

普段から自分の体重とその変化を見ておけば、自分の体重が激減したかどうかが分かります。

また、自分の体が肥満かどうか知るためには、身長と体重の情報が必要です。

肥満判定のときによく使われるBMIは、身長と体重から算出するので、体重がわからないことには始まりません。

肥満だと病気にかかるリスクが上がりますので、BMIの数値を見て悪い値ならダイエットをしていきましょう。

ダイエットに欠かせない理由

そして、ダイエットにも体重計は欠かせない存在となってきます。

特にモチベーション維持の面で、体重計は欠かせません。

漠然とダイエットをする方は体重が減っているのか増えているのか分からず、鏡を見た時の見た目で判断をしなければいけませんが、体重計に乗れば正確な体重が分かります。

また、毎日計測をしておけば、体重が減っているようならその数字を見て喜ぶことも出来ますし、ダイエットがうまくいっていると分かればやる気アップにも繋がってきます。

ですので、ダイエットの時には毎日使って、高いモチベーションを維持したまま、脂肪燃焼を図っていきましょう。

最新の体重計

最新の体重計は、昔の体重計よりも高機能となっています。

また、体重以外の体の体組成を表示可能な体重計は、体重体組成計という名前で販売されているので、機能豊富な体重計が欲しい人は体重体組成計を買うのがおすすめです。

商品によって違いはありますが、一般的な体重体組成計では次のような数値が分かります。

体脂肪率

体脂肪率は脂肪が体重に対してどの程度付いているかを表します。

体脂肪が多いと肥満状態になってきますので、その数値は特に気にしなければいけないです。

また、体脂肪は年齢も関係しますが、食べ物を沢山食べて、カロリー消費が少ないと体に溜まっていきます。

内臓脂肪レベル

体脂肪は二種類あり、内臓に付いていれば内臓脂肪、皮下に付いていれば皮下脂肪と言われます。

内臓脂肪はよく言われる、メタボリックシンドロームにも関係しますので、その数値が高い人はこれもまた要注意です。

皮下脂肪率

皮下脂肪は腕や足などに付いている脂肪で、内臓脂肪よりも落としにくいと言われている脂肪です。

体の見た目的な部分に影響がありますので、太って見られたくない方は皮下脂肪も落として行く必要があります。

基礎代謝

生きているだけで人はエネルギーを使いますが、その消費量の事を基礎代謝と言います。

基礎代謝も体重組成計で分かりますので、その数値が落ちている人は、カロリー消費が少なくなるため太りやすいです。

骨格筋率

ダイエットをする上で、注目したい数値が骨格筋率です。

体脂肪率は体重に対する脂肪の割合ですが、骨格筋率は体重に対する骨格筋の割合です。

骨格筋が多くなると基礎代謝量も良くなるため、ダイエットをするためには運動やスポーツを行って骨格筋率を増やす事が重要になります。

体重計の使い方

体重計や体重体組成計を購入した方は、正しい方法で使うことが大切です。

例えば、ちゃんとセッティングをしないと、正確な体重や数値が表示されない事があります。

体重だけを表示してくれる昔ながらのアナログ体重計でも、本体の下部や横に0点調整つまみというものが付いていて、使う前にそれを0に合わせないといけません。

また、デジタルで表示してくれる体重体組成計の場合は調整つまみが付いていなかったりしますが、自分の体に関するデータを記録や表示するのに基本情報を入力する必要があったりします。

購入した時に付いてきた説明書は一読してから使いましょう。

その他、使う時は硬い床の上に設置し、かつ傾きがない状態で使うことが大切です。

布団やクッションの上など、柔らかく不安定な場所では体重体組成計では正確な数値が出にくくなります。

価格

体重計の価格はアナログ体重計なら、千円以下の金額で販売されている商品も多いです。

また、体重体組成計は搭載機能やメーカーによって大きく代わりますが、安いものなら三千円前後で売られています。

高級品は三万円を超える商品もありますが、三千円前後の体重体組成計でも、大抵は体脂肪率等の標準的な体組成の表示機能が付いていますので機能的には十分だったりします。

選び方

選び方については、ダイエットや健康のために使いたいなら、体重体組成計がおすすめです。

ただ単に、お風呂上がりなどに体重を図って、何となく体重を把握したい方はアナログ体重計がおすすめです。

体重体組成計は電池を使うタイプが多く、定期的に電池交換が必要ですが、アナログ体重計は電池が不要というメリットがあります。

目的によって使う体重計を選択していきましょう。

ダイエットに使った体験談

筆者もダイエットのために体重計を使って痩せた体験談があります。

今まで、ダイエットをしようと思った時は、体重計を使わず食事制限だけをしていましたが毎回失敗してばかりいました。

しかし体重体組成計を購入して、その数値を見ながらダイエットをしたら長続きして見事一ヶ月で5キロの減量に成功しました。

体重体組成計を購入した時に、自分の体脂肪率が予想以上に多くて驚いたのがモチベーション維持に繋がったと思います。

また、ダイエットをする時には体重計のデータを毎日記録として残すのがおすすめです。

筆者の場合は毎日エクセルに体重のデータを付けていました。

データを付けておけば後からそれを見返したり、体重の変化をグラフに表示させたりすることが出来ます。

自分の体重がどんどん減っていく様子を見れば、更にモチベーションも上がってダイエットを頑張ろうという気持ちになれますので、ダイエットの時に体重計を使う方はデータを付けていきましょう。

もちろん、ダイエットが成功した後にもリバウンドをしないために体重計は役立ちます。

まとめ

体重は痩せたと思っても実際は太っていたということも多く、実量ってみないと分からない事も多いです。

正確な自分の体重を知るために体重計を使いましょう。

また、体重体組成計では体重以外のデータも分かるので、もっと自分の体について知りたいという方やダイエットの時に役立てたい方におすすめです。

ちなみに、最新のものはスマートフォンと連携してデータを管理できる便利な体重体組成計もあります。






体重計