いざダイエット!あなたは体重計を使う派それとも使わない派?

ダイエット、ほっそりした体型に憧れる人にはおなじみの言葉です。
男女問わず、ちょっと体重に体型に問題があると、このダイエットに走るのは当然の行動とも言えます。
そして体重管理という問題から、まず用意するのが体重計でしょう。
しかしこのダイエット時に、体重計を使うか使わないか、ちょっと意見が割れることがあります。
一体何故なのでしょう。
目次
ダイエットと言えば体重計
少し前までは、ダイエットには体重計は必須の機械でした。
毎日乗ってその数値に、一喜一憂するのが当たり前のことでした。
もちろん今でも体重計、ダイエッターには愛用されている健康器具です。
ただ近頃、ダイエットには体重計は不要という人たちも多くなってきました。
ダイエットイコール体重という考え方に、異論が出てきたのですね。
体重計神話というものが、いささか崩れてきたのかもしれません。
とは言えたしかに体重というのは、身体の健康のためにも大きな役割を果たしてくれる数値です。
これをうまく利用する、もしくは無視することでダイエットが捗るなら、それが一番ということになりますね、
体重計神話が崩れそうな意見とは
ダイエットには体重管理、という神話が崩れる原因となる意見が、筋肉の問題です。
筋肉は脂肪よりも重い
ダイエットをするのに、食事管理だけでなく運動を併用する人が大多数です。
この場合、身体は引き締まってきたのに体重は減らない、という減少が起きることがあります。
また人によっては、逆に体重が増えてしまったということも、無いではありません。
これは脂肪よりも筋肉が重い、という事実があるのです。
同じ容量の脂肪よりも、筋肉のほうが重いのです。
なので見た目が同じもしくは引き締まっても、軽い脂肪が同じ分量の筋肉に変わると、体重はあまり変化しなくなるのですね。
余談ですが、下手に運動して現在ついている脂肪の上に筋肉をつけると、見た目も太ってしまい、体重も激増するので注意して下さい。
無酸素運動はこういった事になりかねないので、有酸素運動でダイエットはしたいものですね。
体重が一時的に増えても代謝は
筋肉が増えて結果、体重が増えてしまったとしても、その筋肉のおかげで代謝が上がるのも事実です。
代謝が上がれば結果、燃えやすい身体になってくれます。
食べても太りにくい身体が出来上がるのですね。
もし体重計だけを指針とした場合、この体重増加に怯えて慌てて食べる量を減らしたりすると、今度は運動時に筋肉を燃やしすぎてしまいます。
食べ物を供給することで筋肉は作られるので、消費するものがないと筋肉自身が燃えてしまうのです。
せっかく作った筋肉を、失ってしまう可能性が出てくるのです。
体重計を使用してのダイエットは
では体重計はもう、ダイエットの器具としては時代遅れなのでしょうか。
一概にそうは言えません。
何と言ってもはっきりとした数値で、現在の身体自体の重さを告げてくれるのが体重計です。
一つの指針として、また目標としてこれほどはっきりとした現実、見られるものはありませんね。
筋肉量がと言われても、これは実際に目に見えるものではないのです。
となると、体重計がはじき出してくれる数値は、今でもダイエットのための1つの目標を表してくれる数値なのです。
まだまだ体重計、ダイエッターのためには無くてはならない健康器具に変わりはありません。
体重計をダイエットに使うメリットは
何と言っても目でダイエットの進み具合がはっきりわかるのが。
この体重計の最も大きなメリットです。
とにかくはっきりと数字が出る
ちょっと体が重いなとか、今日は体が軽いなという感覚だけでは、実際にダイエットが上手く行っているのかはわかりませんね。
身体が軽い重いは、気分的なものもあるのです。
そこで体重計に乗れば、はっきりとした数値が出るのですから、自分でも納得がいきますね。
昨晩の食べ過ぎもすぐに数値で出ますから、自分にも言い逃れは出来ません。
しっかりと自分の食生活や生活習慣、見直すことが出来るというわけです。
生活習慣を見直すことも
夜食の食べ過ぎや、毎日の外食、健康に良くないとわかっていてもついやってしまうものです。
次の日にしまったと思いつつ、でもまたその日もということ、ありませんか。
毎日体重計に乗っていると、これがまたしっかりと数値になって目に入ってきます。
生活習慣が良くないと言われても実感できないことも、体重計は目の前にその悪さを突きつけてくれます。
気が付かないうちにという事実も、教えてくれるのですね。
自己コントロールがなかなか出来ない人には、毎日の体重計のチェックは本当におすすめです。
モチベーションアップに繋がることも
毎日できるだけ健康に過ごして、食べるものも気を使ってとやっていると、だんだんとだれてくることもあります。
早い話、飽きてしまったりするのですね。
この時に体重計があれば、飽きたからと言って今止めればこの体重計の数値、戻ってしまうかもしれないと奮起もできます。
また数字が動くことによって、明日も頑張ろうという気持ちにもなれます。
まあこのモチベーション、場合によっては逆に働いてしまうこともあるのですが、そこを乗り越えてこそのダイエットですよね。
ダイエット用に体重計に乗るためのポイント
闇雲に体重を測っていても、それは上手なダイエットには繋がりません。
測る時間やタイミングを揃える
人間の体重というのは不思議なもので、時間によっても変動します。
なのでそれを測る時も、できるだけ同じタイミングや時間にするのがおすすめです。
例えば、朝起きた時と夜寝る前とか、時間を決めて測ってみて前日と対比、などが良いですね。
ある日は朝起きた時と昼、次の日は昼前と夕飯後では、うまく対比ができません。
1日に2回測ってみる
1日のうちでの体重の変化があることと、平均値を出すためにも、1日2回の計測がおすすめです。
朝と晩が、最も適しています。
朝歯を磨きながら、夜も同じく歯を磨きながらなど、洗面所に体重計があるとこうした測り方が簡単にできます。
リビングも勿論使いやすい場所ですが、体重計の置き場所は硬い床の上が最も正確に測れるので、洗面所が最も一般的な置き場所になります。
運動してダイエット中なので体重管理だけでは
さて筋肉が増える運動系ダイエットをしている人の場合、単純な体重計測だけでははっきりとした結果は見られません。
前述したとおり、筋肉は脂肪よりも重いので、体重の数値だけでは現在の状況がわからないのですね。
こういった人の場合は、単なる体重計ではなく体組織も測れる機械がおすすめです。
最低でも、体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量などが計測できる体組成計を用意して下さい。
こうすれば体重だけでなく、体内の必須項目もチェックできます。
体重が増えた、とパニックを起こす前にこれらの数値を確認できれば、今現在の体重は一過性のものだとも理解できますね。
パニックの結果、慌てて食べる量を減らして逆に身体に負担をかける、ということも無く済みます。
まあできればダイエット用にはこの、体組成計の使用をおすすめしたいですね。
まとめ
体重を測るよりも自分の感覚でダイエットしたい、いややはり体重管理は大事、と人によってダイエットの仕方も変わります。
しかし生活習慣や不要な量の食べ物の管理には、やはり体重計は必須です。
単に数値を減らすだけでなく、管理していくのがダイエットのコツなので、体組成計で総体的に管理していくといいでしょう。
目に見える数値は現実を突きつけてきますが、それを変化させるという目標も出来てくるのです。