しっかり起きられる目覚まし時計を探すには?注目すべき4つのポイント
目覚まし時計は便利なアイテムですが、どんなものを使っても起きられるわけではありません。
自分に合わないものを使っていると、なかなか目が覚めないこともあるので、選び方には注意が必要です。
適当に選んだりすると、役に立たないものを買ってしまうことがあります。
それを避けるためには、目が覚めやすい製品を見つけるためのポイントをチェックしていきましょう。
音の種類
目が覚めやすく、毎朝しっかりと起きられる目覚まし時計を購入するなら、音はとても重要な要素になります。
適当な音を選んでしまうのではなく、「これなら起きられる可能性が高い」というものを使うべきです。
自分に合わない音の製品を買ってしまうと、いくら使っても時間通りに起きられず、大失敗してしまうことがあります。
それを防ぐためにも、音の種類をよく確かめてから決めるようにしてください。
電子音でより細かく
電子音が鳴るタイプの製品は、起きやすい音に注目して選ぶなら、とても便利です。
起きやすい音といっても、初めて選ぶときは、「いまいちよくわからないな」と戸惑ってしまうこともあります。
そんなときは、パターンが豊富な電子音タイプをチェックしてみましょう。
ひとくちに電子音といっても、その中にはさらに複数の種類があるものです。
電子音を出すタイプは、1台買っておくだけで、いろいろな音に変更することができるので、いくつか試してみて、一番効果的なものを見つけてください。
それなら、起きやすい音をイメージできなくても、困ることはありません。
また、音の鳴り方も要注目です。
電子音が鳴るものは、最初から大きな音が出るのではなく、徐々に音量を上げていくものが多くなっています。
そうした鳴り方にメリットを感じる場合は、ぜひ電子音の製品から選んでみてください。
うるさいベルで確実に
ベルの「ジリリリ」という音は、それなりの音量で、なおかつ近くで鳴り続けていると、かなりうるさいものです。
そうした音を起きやすそうに感じるなら、迷わずベルタイプを選びましょう。
ベルの音は、電子音よりもさらにうるさく感じることが多いので、電子音タイプでうまくいかない人でも、意外にすんなり起きられる場合があります。
音の鳴り方も、少しずつ大きくなるのではなく、いきなりフルボリュームでスタートするものが多いため、刺激が強い方が好みであれば、ぴったりな目覚まし時計になるのです。
ただし、そうした音の強さをデメリットに感じる場合は、あまりおすすめできません。
刺激の強すぎる音が苦手で、「うるさすぎる」「びっくりしすぎて心臓に悪い」という人は、電子音タイプにしておきましょう。
音の大きさ
なるべく目が覚めやすい製品を探すときは、音の種類だけでなく、大きさを重視したくなることもあります。
「とにかく大きい音でないと不安」という人には、大音量の目覚まし時計がおすすめです。
とはいえ、確実に大音量のものを見つけるためには、少し注意が必要になります。
どれくらい大きいのか確認したくでも、店内でいきなり爆音を響かせるのは気が引けてしまうものです。
その場合は、口コミなどをチェックするという方法もありますが、確実性に乏しい情報だと、そのまま信用するわけにもいきません。
失敗を防ぎ、本当に大きい音の製品を見つけるためには、「db」という表示を確かめてみましょう。
dbは音の大きさの単位なので、その値が大きいものなら、確実に大音量の製品ということになります。
100dbくらいあると、車のクラクションや、ガード下に響く電車の音に匹敵するので、爆音を重視するならおすすめです。
スヌーズ機能
目が覚めやすい製品を選ぶときに大切なことは、音の大きさばかりではありません。
いくら音が大きくても、止めたあとに二度寝した場合は、そのまま寝過ごしてしまう可能性が高いのです。
そのような二度寝のリスクを防ぐために役立つのが、スヌーズ機能になります。
スヌーズ機能を使うと、一回だけ鳴って終わりではなく、起きるまで何度も何度も鳴らすことができるのです。
普通に止めるだけだとスヌーズ機能は切れないので、時計の方を見ずに手だけ伸ばす方法は通用しません。
完全に沈黙させるためには、きちんと目を開けて、時計と向き合わなければならないのです。
そのような製品を選んでおけば、二度寝の対策になります。
普段からつい寝すぎてしまう人は、便利な機能をしっかりチェックしておきましょう。
種類にも注目
スヌーズ機能は、製品によって鳴り方が異なります。
単に繰り返し鳴るだけでなく、だんだん音が大きくなったり、間隔が短くなったりするものがあるので、自分に合ったものを選ぶようにしてください。
その点にもこだわっておけば、よりしっかりと起きられるようになります。
面倒くさいものを選ぶ
何か便利なアイテムを購入するときは、余計な手間がかからず、使いやすいことを優先して選ぶことが多いものです。
しかし、スヌーズ機能に注目して選ぶ場合は、なるべく面倒なものを見つけることが重要になります。
簡単に機能を停止できるものを選んでしまうと、二度寝対策になりません。
苦労しなくても止めることができるため、またすぐに眠ってしまう可能性が高いのです。
それを防ぐためには、作業が面倒な製品の方が適しています。
手順が多いものなどは、半分眠ったような状態で適当な操作をしても、なかなか止めることができません。
そのため、何度も鳴らないようにするためには、しっかり起きて作業をする必要があります。
スヌーズ機能があるだけでも、普通に止めるよりは面倒なものですが、それをさらに面倒にしておくことで、より確実に起きることができるのです。
振動機能
目覚まし時計でしっかりと起きるためには、音だけではなく、他の起こし方にも注目してみましょう。
振動機能がついたものを選んでおくと、体に直接刺激を伝えてくれるので、かなり起きやすくなります。
誰かを起こすとき、声をかけただけでは効果がない場合は、体をユサユサと揺らしたりするものです。
それと同じで、体に何かしらの刺激が加わると、音だけで目が覚めない人でも、なんとか起きられることが多いのです。
枕の下にセットするタイプだと、頭に伝わる振動により、高い効果が期待できます。
普通に音で起きることに不安がある人は、こうした機能も見落とさないようにしましょう。
音が使えないときは便利
大音量の製品だと、環境によっては自由に使えないことがあります。
家族や隣人に迷惑がかかるようなら、安易に音を響かせるわけにはいきません。
車のクラクションに相当する100dbの音は、下手をすると近所迷惑になることもあるので、使うときは、周囲に気を配る必要があります。
音量を調節する機能がついたものを選び、状況によって使い分けることが大切なのです。
とはいえ、音を絞ってしまうと、「目が覚めやすい」というメリットを得ることができません。
そんなときは、振動機能を利用してみましょう。
音を制限されたとしても、体に振動を伝えてくれるものなら、起きられる可能性は高くなります。
しっかり起きるためには、使う場所のことをよく考えて、必要となる機能を確実に押さえるようにしましょう。
まとめ
目覚まし時計の音があると、何も使わないよりはずっと起きやすくなりますが、どうせ使うなら、より効果の高いものを選ぶべきです。
そのためには、ここで紹介したポイントをしっかりチェックしておきましょう。
なんとなく選ぶのではなく、音の種類や大きさ、便利な機能などを細かく見ていくと、本当に役立つ製品を見つけることができます。