練習に役立つ!ランニングをしている人の体重計の使い方

体重計

「健康になりたい」「マラソン大会で良い記録を出したい」「走ることが好き」などの理由で、ランニングをしている方は多くいます。

ランニングをしていて気になるのが体型の変化です。

体型の変化は見た目で確認することができますが、体重計の数値で確認することもできます。

ここでは、ランニングをしている人の体重計の使い方を説明していくので、ランニングをしている方は参考にしてみてください。




体重が減ると長距離走が速くなるのか

一般的に、体重が軽ければ軽いほどマラソンを速く走ることができるといわれています。

中には、「体重が1kg減ると、フルマラソンでは3分速くなる」と言う人もいます。

確かに、体重が軽い方が脚には負担がかからないので、長距離走では有利になります。

しかし、体重を減らす時に筋肉まで落としてしまうと、速くなることは困難になります。

つまり、長距離走で速くなるには、筋力を落とさずに体重を減らすことが重要なのです。

身体のバランスも重要なため、長距離走で速くなるにはバランスの良い身体作りをすることも大切です。

体重計は身体作りに役立つ

体重計は、長距離走に適した身体作りに役立ちます。

体重計に乗ることによって、自分の体重を知ることができ、体重の増減を知ることで食事量を上手に調整することができます。

例えば、体重が増えていれば「最近、食べ過ぎかな~、食べ過ぎには注意しないと」などと思うことができ、食生活を改善しようと思います。

体脂肪率や筋肉量などが測れるものを使えば、脂肪や筋肉の増減などもチェックすることができます。

毎日体重計に乗ることで、自分の適性体重も知ることができます。

成長期の子供の場合、体重が増えたとしても、食事を制限するダイエットは行わない方が良いです。

それはなぜかというと、食事制限ダイエットは栄養不足になりやすいからです。




ランニングをしているなら体重計は毎日乗ろう

ランニングをしていて、走るのが速くなりたいのなら、毎日体重計に乗ることをおすすめします。

当たり前のことですが、「体重が増える=身体が重くなる」となるため、体重が増えると長距離走が遅くなりやすくなります。

ボディーは軽い方が長い時間走りやすいため、走るのが速くなりたいのなら毎日体重計に乗り、体重を管理することが大切です。

毎日体重を確認することで、体重の増減を知ることができ、食べ過ぎ・食べなさすぎ・練習量が少なすぎ・オーバーワーク、などを知る判断材料の1つになります。

また、体重の増減を知ることは、体調が悪い原因を知る方法の1つにもなります。

モチベーションのアップに繋がる

痩せるためにランニングをしている方の場合、毎日体重計に乗ることはモチベーションのアップに繋がります。

痩せるためにランニングをしていて、ランニングをしている効果や体重の増減が分からないと、どうしてもモチベーションは低下しやすくなります。

毎日体重計に乗れば体重の増減を知ることができ、「やった、体重が減った」などと喜ぶことができ、モチベーションを上げることができます。

逆に体重が増えてしまっても、「運動量が少ないから体重が増えた。

明日はもっと頑張ろう」などと思い、モチベーションを上げることができます。

ダイエットではなく、マラソン大会を目指して頑張っている場合でも、体重が減ることで「今日は練習頑張った」などと思うことができ、モチベーションがアップすることもあります。

モチベーションが低下する場合もある

先程、毎日体重計に乗ることはモチベーションのアップに繋がると説明しました。

しかし、毎日体重計に乗ることでモチベーションが低下してしまうこともあります。

毎日ランニングをしていても、運動した以上にカロリーを摂取したり、筋肉が増えたりすることで体重が増えてしまうことがあります。

体重が増えることで、「ランニングを頑張っているのに体重が増えた。

ショック」などと思い、モチベーションが低下してしまう場合があるのです。

しかし、ランニングを頑張っていてちょっと体重が増えた場合は、それほど気にする必要はありません。

体重なんて、1日のうちで500gや1kg、2kgは簡単に増減するため、体重が大きく増えない限り気にしないようにしましょう。

モチベーションが低下することはランニングをやめる原因になるため、少し増えたからといってショックを受けることはありません。

体重計の記録をつけましょう

ランニングしている多くの方は、「今日は○○km走った」や、「今日は○○分走った」など記録をつけていることでしょう。

ランニングだけの記録だけでなく、体重計の記録もつけることをおすすめします。

ランニングの内容を記録すると、どのくらい練習したのか、どのくらい負荷をかけたのかなどのデータを残すことができます。

そのデータを残すことで、これからの練習に役立てることができます。

体重計の記録をつけることも、ランニングの内容を記録することと同じように、練習に役立てることができます。

毎日体重計に乗り、体重や体脂肪率などの記録しておくことで、詳細なデータとして残しておくことができます。

そのデータを見ることで、体重や体脂肪率などの変化を確認することができます。

また、ランニングの記録と体重計の記録を合わせ見ることで、「体重が○○kgの時は調子が良かった」や、「〇〇km走った時は○○kg体重が減った」などを知ることができます。

それらのデータを、今後のランニングに活かすことができます。

ですから、体重計の記録は毎回つけることをおすすめします。

体重計の数字に左右されすぎないこと

毎日体重計に乗れば、体重や体脂肪率などがどのくらい減ったのか、どのくらい増えたのかなど詳しく知ることができます。

体重や体脂肪率の変化をグラフにして確認することができるので、とても便利です。

しかし、体重計の数字に左右され過ぎないようにすることも大切です。

「体重を知りたいから体重計を使っているのに、どうして体重計の数字に左右されすぎてはダメなの?」などと思う方もいるかと思います。

しかし、体重は筋肉が増えることでも増える場合があり、水分を多く摂ることで増えることもあります。

筋肉は脂肪よりも重いので、ランニングをして脂肪が減っても筋肉が増えることで体重が増えることがあります。

そのようなことは、走り始めたばかりの人に起こりやすいので、初心者ランナーは覚えておくと良いでしょう。

筋肉が増えたり、水分を摂ったりなど、太らなくても体重が増えるケースは多くあるので、体重計の数字に左右されすぎないようにすることは大切です。

汗を多くかけば体重は簡単に減る

汗を多くかくことで、体重は簡単に減ります。

そのため、ランニングをして大量の汗をかけば、1、2kgは簡単に減ります。

当たり前のことですが、お風呂に入ったり、サウナに入ったりして大量の汗をかいても、体重を減らすことができます。

しかし、体内の水分を失うことで体重を減らしても、水分を十分に補給することで体重は元に戻ってしまいます。

また、水分を失うことで体重が減っても、痩せたとはいえません。

そのため、体重計の数字に左右されすぎるのは良くなく、鏡で自分の体型を見て確認することも大切です。

一般的に体重が軽い方がマラソンには有利といわれていますが、体内の水分を抜くことで体重を減らしても速くなることはできず、逆に脱水症状によりパフォーマンスは大きく低下してしまいます。

ですから、水分を抜いて体重を減らそうとせず、水分はしっかり摂ってください。

まとめ

ランニングをしている場合、毎日体重計に乗り、体重や体脂肪率などを確認することが大切です。

それらを確認することは、これからの練習に役立つだけでなく、健康の管理にもなります。

ランニングは健康な状態で行うことが大切なため、毎日体重計に乗り、健康管理をしっかり行うようにしましょう。

ランニングをしていて体重計を使う場合は、アスリートモードが備わっているものを購入することをおすすめします。






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