Cintiq 13HD DTK-1301/K0はお買い得な液タブ？
多くの方たちは、液タブはデジタルのイラストを製作するための物と思っているかもしれません。
所が、数多くある液タブの中には、デジタルのイラストだけではなく、漫画も作成しやすい物まであります。
それが、Wacomの液タブ『Cintiq 13HD DTK-1301/K0』です。
この液タブは、デジタルのイラストを製作しやすい機能を搭載している上に、漫画を製作しやすいソフト『Clip Studio EX』が付いてくるのです。
そこで、デジタルのイラストだけではなく、漫画も製作したい方のために、本製品について詳しく説明しましょう。
Cintiq 13HDの注目点
本製品が、デジタルのイラストを製作しやすくなっているのは『筆圧レベル』と『ファンクションキー』が大きく関係しています。
そこで、この2つのポイントを紹介しながら、専用ソフトClip Studio EXの特徴も一緒に説明するので確認してみて下さい。
2048レベル
本製品の筆圧は『2048』レベルもあるので、線や色の太さを調整しやすくなっています。
そのため、細い線から太い線まで描き分ける事ができるのです。
実際に、線や色の太さを描き分ける事ができれば、細い髪の毛から、衣服の太い線まで簡単に製作できます。
もしも、筆圧レベルが低い液タブを利用していたら、このような製作はできないので、何回も描き足していかなくてはいけないのです。
そのため、効率よくデジタルのイラストや漫画を製作したい方には、本製品はおすすめです。
ファンクションキー
本製品の本体部分には『ファンクションキー』が搭載されています。
このファンクションキーで、カスタマイズする事が可能なので、作業を進めやすくなっているのです。
実際に、デジタルのイラストや漫画を製作しようとしたら、作業を切り替える際に、ツールをクリックしなければいけません。
しかし、作業を切り替えるたびにツールをクリックしたら、手間暇をかける事になってしまいます。
所が、本製品のファンクションキーを利用したら、指でワンタッチする事で、いくつかの作業を切り替える事ができるので、作業を進めやすくなります。
Clip Studio EX
デジタルのイラストや漫画を製作するためには、パソコンや液タブだけでは足りません。
実際に、デジタルのイラストや漫画を製作する際には、専用ソフトが必要になりますが、無料ソフトでは機能が足りない場合が多いので注意しなければいけません。
所が、本製品に付いてくるClip Studio EXはお買い得な料金になっているのに、高機能なソフトになっているのです。
そのような高機能な専用ソフトなので、多くの専門学校で採用されています。
Clip Studio EXの機能
Clip Studio EXが多くの専門学校で採用されていても、どのような機能が搭載されているのか、分からなければ購入したくないでしょう。
そこで、Clip Studio EXの機能について紹介するので、参考にしてみて下さい。
コマ割り機能
デジタルの漫画を製作する際でも、アナログと描き方は変わらないので『コマ割り』をする必要があります。
しかし、アナログの漫画を描いた事がある方なら分かるかと思いますが、コマ割りをする事は簡単ではありません。
所が、Clip Studio EXでは、ワンタッチでコマ割りできるようにいなっているのです。
実際に、本製品には『コマ枠ツール』や『枠カットツール』などが搭載されているので、多くの方たちがスピーディーに製作できるので、満足できる製品になっています（個人差があるので注意）。
トーン機能
漫画を製作する際には、服や髪などにスクリーントーンを貼っていく方は多いでしょう。
しかし、スクリーントーンは消耗品なので、漫画原稿用紙に貼っていくたびにスクリーントーンがなくなっていくので、新しい製品を購入する必要があります。
所が、Clip Studio EXの場合ではデジタルのスクリーントーンが用意されているので、維持費にかかるお金を節約できるのです。
そのため、スクリーントーンを購入する事について辛く感じている場合には、本製品を検討してみる事をおすすめします。
レイヤー機能
デジタルのイラストや漫画を製作する際に、線や着色で誤った場合でも、Clip Studio EXの『レイヤー機能』を活用すれば簡単に修正する事ができます。
ただし、レイシャー機能を上手く活用しなければ、簡単に修正できないので、慣れていく必要があるので注意しなければいけません。
そのためには、髪・顔・服・背景などをレイヤーごとに分けて製作していく必要があります。
そのような注意点はありますが、簡単に線や着色を修正できるのは、Clip Studio EXの大きな魅力です。
本製品の基本情報
本製品の特徴やClip Studio EXの機能について理解してもらえた所で、次に本製品の基本情報も紹介するので、見ていきましょう。
パッケージ内容
本製品には数多くの付属品が付いてきて、液タブ本体の他に、専用ペン・スタンド・専用接続ケーブル・ACアダプタ・ペンスタンド・クリーニングクロス・ペンケース・クイックスタートガイド・ドライバCD-ROMなどがあります。
この中でも、注目すべきポイントは『クリーニングクロス』や『ペンケース』です。
実際に液タブは、指紋が液晶画面に付いたら、イラストや漫画が見えづらくなってしまうのです。
そのような時でも、クリーニングクロスがあれば、指紋を拭き取りやすくなっています。
さらにペンケースがあれば、専用ペンを無くす可能性が低くなるので、パソコンデスクに様々な物を置いてしまう方には重宝できます。
コストパフォーマンス
本製品は、実は『通常タイプ』と『Clip Studio EX付きタイプ』の2種類が、Amazonで販売されています。
通常タイプであれば税込価格77,192円ですが、Clip Studio EXタイプであれば税込価格84,428円になります。
通常タイプよりも、Clip Studio EX付きのほうが7,236円も高くなりますが、AmazonでClip Studio EX（通常盤）だけを購入した場合には26,299円にもなるのです（2018年5月31日時点）。
それを考えたら、本製品のClip Studio EX付きタイプを購入したほうがお買い得なので、専用ソフトを一緒に購入したい方にも、本製品はおすすめです。
本製品のレビュー
本製品は、お買い得なセットになりますが、少し値段が高くなっているので、購入するべきか頭を悩ませてしまった方は多いかもしれません。
そこで、本製品のレビューを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的なレビュー
板タブを利用している方が、本製品を利用してみたら、製作スピードが早くなって、満足していました。
実際に液タブは、ペンタブ本体にデジタルのイラストや漫画が映り込むので、線がズレづらくなっているのです。
そのため、板タブを操作している方で、作業に手間取ってしまう方は本製品に買い換えてみる事をおすすめします。
さらに、本製品の液晶画面の描き心地に満足している方もいました。
そのため、専用ペンが液晶画面に引っかかりづらいので、なめらかに線や色を引いていく事が可能です。
否定的なレビュー
Macを利用している方が本製品を利用している際に、Macをアップデートするたびに本製品が動作しないケースがありました。
そのため、Macを利用している方が、アップデートを何回も行いたい場合には、注意したほうが良いです。
さらに、本製品の専用ペンが太くて、視認性（見やすさ）が悪くて、不満を抱いている方までいました。
そのため、細い専用ペンのほうが描きやすい方は、本製品を購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。
まとめ
本製品は、デジタルのイラストだけではなく漫画まで製作しやすい液タブになっています。
ただし、本製品は専用ソフト『Clip Studio EX』が付いてこないタイプもあるので、注意しなければいけません。
実際に、Clip Studio EXが付いてくれば、デジタルのイラストだけを製作する方でも、他の専用ソフトを購入する必要がないので、お買い得なセットになっています。