少しのことからコツコツ節約!電子レンジで節約する方法ってある?
家庭で節約していく際に最も節約しやすいのは、電気代になります。
ガス代はどうしようもないところがありますし、水道代もケチると結果不衛生になったりする箇所が生じてきて、結果お金がかかっていったりします。
そんな中無駄が多いのが電気代なのです。
たとえば電子レンジ一つとっても、節約できるところはたくさんあります。
そこでここでは、電子レンジにおける節約方法を紹介していきます。
ある程度温めてから電子レンジにかける
電子レンジの節約術としてまず挙げられるのは、これから電子レンジで温めようとしているものを、ある程度温めてから電子レンジに入れるようにするという方法です。
これから電子レンジに入れるものが、たとえば凍っている状態だったりした場合、それはかなり有効になります。
それは当然です。
電子レンジで凍っているものを温めていく場合、当然その分だけしっかりと時間をかけて加熱していかないとなりません。
しかし、ある程度氷が解けている状態から電子レンジにかけていけば、そのある程度氷が解けている状態に行くまでの時間の分だけ、電子レンジを稼働させる時間を短くすることが出来るのです。
だから、ある程度温めてから電子レンジにかけるというのは効果的になります。
自然解凍が理想
ある程度温めてから電子レンジにかけるとは言っても、たとえば鍋である程度ゆでるとか、そういう温め方をする必要はありません。
温めるとは言っても、あくまでも凍っている状態から比べると温められているという程度のレベルにできれば問題はないのです。
そしてそのくらいのレベルであれば、たとえばキッチンにおいて置くだけでも十分です。
また、夏場などでそこまで温度に変化があると不安だという場合には、それを電子レンジで使う時間の8時間くらい前に冷蔵庫に入れておけば、あまり温度差を与えることなく自然と解凍していくことが出来るようになります。
そういう風に自然と解凍をしていけば、それによって味や鮮度をそこまで落とすことなく電子レンジにかけていくことができるようになります。
節約をすることももちろん大切ですが、それによって味や鮮度が落ちてしまうのであれば、それは最悪です。
でも、こういう方法であれば味や鮮度を落とすことなく節約もしていけるので、すごくおすすめの節約術になります。
一つずつ温めるようにする
電子レンジで節約していくためには、一つずつ温めるようにするというのもポイントになります。
電子レンジは、ある程度大きいものです。
だからたとえば、冷凍庫に入れてあったお米を、二つ三つ一気に温めるということだって可能です。
そしてそんな風に二つ三つ一気に温めることが出来れば、その方が電子レンジの電気代の節約になるのではないかと考える方も多いものです。
その気持ちはわかります。
二つ三つ一気に温めてしまえば、その分電子レンジを使用する回数が少なくなりますから、その分電気代の節約になると思うのも仕方ありません。
しかし残念ながらそれは間違いなのです。
電子レンジを回す回数は少なくなるかもしれませんが、三つ一気に温めようとすると、その分時間がかかったりするのです。
しかも結果、三つとも微妙な温まり具合になり、また長時間まわさないとならなくなるということがすごく多いです。
そうなれば当然その分だけ電子レンジには電気代がかかるようになります。
だからそうならないようにするためにも、一つずつ温めるようにしていくべきなのです。
まわす回数は多くなるけど効率はよくなる
確かに一つずつ温めていけば、その分まわす回数は多くなります。
でも、一回一回の回す時間は短くなるので、つまり電子レンジ使用の効率が良くなるのです。
効率が良い方が電気代の節約になるのは当然です。
また、何回か電子レンジを回せば、2回目以降はある程度電子レンジ内が温かい状態から電子レンジを使用していけるようにもなるので、そういう意味でも電子レンジ使用の効率はよくなります。
なので、何個かのものを温めることがあれば、その際には1回ですべてのものを詰めて温めるのではなく、一つずつ温めるようにするのがおすすめになります。
温めすぎないようにする
電子レンジの電気代を節約するためには、温めすぎないようにするというのも効果的になります。
たとえば、電子レンジで何かを温める場合には、特に自分で時間を決めずに、温めボタンを押して温めることがおおいものです。
でも、それをすると電子レンジに入れたものは温められすぎてしまうことがおおいです。
実際それで何かを温めたら、まるで焦げてしまったような質感になってしまったという経験がある方もたくさんいます。
ということはつまり、そのモードで電子レンジを活用していくと、温められすぎてしまうということになるのです。
温められすぎてしまうというのは、ムダに時間をかけてしまっているということです。
それはイコールで電気代の無駄です。
だから、節約して電子レンジを使用していきたいのであれば、電子レンジは温めモードで使用するのではなく、明確に時間を指定して使用していくのがおすすめです。
慣れて時間を把握するべし
ただ、明確に時間を指定して使用していくためには、何をどれくらい温めればよいのかということをしっかりと把握しておく必要があります。
たとえば、ごはんならこれくらいとか、肉ならばこれくらいとか、それを把握しておかないと、結果さらにムダになったりします。
ではそれはどうすれば把握することが出来るでしょうか?
それを把握するためには、慣れるしかありません。
何回かご飯を電子レンジにかけたりお肉や冷蔵庫に入れておいたものを電子レンジにかけたりすれば、次第にどのくらいの時間が適切なのかというのはわかってきます。
時間を見つつ温めていき、明確な数字を把握するようにしていってください。
コンセントを抜く必要はない
電子レンジの節約術と言えば、使用を終えたらコンセントを抜いてしまうという方法もあります。
確かにそうすることによって、待機電力がかからなくなります。
電気で動くものというのは、基本的にはそれを使用していなくても待機電力がかかったりします。
でもそれは、別に自分が使用していない時にかかるお金なので、勿体ないものと言えばもったいないものです。
だから、使用していない時にはいちいちいろいろなもののコンセントを外す人も多いです。
それも、別に間違いではありません。
しかし、こと電子レンジにおいていうならば、それはあまりおすすめしません。
大きな効果は得られない
なぜなら、それを抜き差しする手間を負っても、それの効果はほとんど得られないからです。
もちろんまったく意味がないわけではありません。
しかし、目立った効果は得られないのです。
それなのに、電子レンジのコンセントというのはえてして抜き差しづらいところにあったりします。
だから、やたらと手間はかかるのです。
あまり効果のない節約術に手間をかけていると、他の節約術のモチベーションが下がったりします。
それが一番困りますから、コンセントを抜き差しするのはあまりおすすめしないのです。
まとめ
電子レンジの節約術としては、解凍の方法や内容物の数、そして電子レンジ自体の使用方法に至るまで、いろいろなところにあります。
なのでいろいろなところまで気を張って、しっかりと節約していってください。
ここまでやっても、月々の金額としてはそこまで大きな差になるわけではありません。
しかし、年で見れば大きな差になりますから、是非試してみてください。