どこに気を付ければ良いの?仮想通貨を買う時の4つの注意点
仮想通貨を買う時には、何も考えずになんとなく買っているという方も多いです。
でも、それはよくありません。
仮想通貨を買うのであれば、やはりそれ相応の注意しておきたいポイントがあるものなのです。
そこでここではそんな、仮想通貨を買う際に気を付けておきたいポイントを4つほど紹介していきたいと思います。
是非参考にしてみてください。
チャットは見ないように気を付けるべき
仮想通貨を買う時には、日本の取引所を使っている方がほとんどでしょう。
慣れてくると海外の取引所を使って、今のところあまり人気がないような仮想通貨を買いたくなったりしますが、慣れていない段階では、また、楽してお金を増やしたいと考えている方は、日本の取引所を利用しているはずです。
ただ日本の取引所には、一つの特徴があります。
それが、チャットがあるということです。
もちろんチャットがないところもあります。
しかし、人気の取引所には割と目に入るところにチャットがあることも珍しくないです。
それが危険なのです。
ついつい流されてしまいがちになる
チャットを見ながら仮想通貨のチャートを見ていたりすると、ついついそのチャットの発言に流されてしまいがちになります。
たとえば、一気に価格が騰がり始めた仮想通貨があったとします。
そんな時、だいたいの場合でチャットでは「今買わないと損」という声が上がります。
しかし、上がり始めた段階で買おうとしても、時すでに遅しであることが多いです。
そういう声を見て悩んでいるうちにどんどん価格は上がります。
そしていざ意を決して買ったら、その瞬間そこが上の天井で、価格は下落を始める。
そんなことが毎日のように起こるのが仮想通貨なのです。
そうなってしまったら、間違いなく損です。
では、そうならないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
その為に大切なことは、周りにながされないことです。
周りに流されないためには、周りの意見を見なければ良い。
だから、チャットは見ないようにして取引をするのがおすすめなのです。
確かにもしかしたらチャットには自分よりも知識も経験もある方がいるかもしれません。
でも、知識や経験があれば勝てるわけではありません。
だから、見ないでおいて自分を信じるのが一番なのです。
一つの銘柄だけで勝負しないのが吉
仮想通貨だけに限った話ではありませんが、一つの銘柄だけで勝負をしないというのが、投資の鉄則です。
そこをあえて一つの銘柄だけで勝負をする方もいますが、そういう方はやはり自信を裏付けるだけの知識があったりします。
でも、仮想通貨の場合はいくら知識をつけても、ちょっとしたことで本当に吹けば飛びます。
だから、知識だけで戦うのは難しいのです。
ではどうするのか?
それは簡単です。
リスクを減らしていけばよいのです。
リスクを減らすためには、一つの銘柄に集中的に投資をするのは良くありません。
一つの銘柄の場合、その銘柄に良くない材料が出れば終わりです。
しかし、一つの銘柄だけではなく、いろいろな銘柄に分散していれば、何か一つに悪材料が出て、それが大きく値を下げても、他のものはそれほどでもなく、ダメージはそこそこで済むでしょう。
仮想通貨の場合はダメージを完全に避けるのは難しい
これが他の投資商品であれば、悪材料一つで全体が何十パーセントも価格を下げるということはそうそうありません。
しかし、仮想通貨の場合はそれが平気で起こります。
もちろんがっつり価格を下げるのは、その悪材料が出た仮想通貨であることが多いですが、それ以外の仮想通貨もある程度大きく下げてはしまいます。
なので、完全にダメージを避けることは難しいです。
でも、確実に一つの銘柄に集中的に入れ込んでいるよりはダメージは少なくはなります。
最終的に資産をプラスにして行ける可能性が高いのは、やはりリスクが少ない方であることは間違いありません。
だから、仮想通貨をするならば、分散投資するのがおすすめなのです。
取引所に通貨を置きっぱなしにしない
仮想通貨をするならば、仮想通貨を取引所に置きっぱなしにしないというのも一つのポイントです。
2018年には、コインチェック事件という仮想通貨の価格を大きく下げてしまうような大事件がありました。
それ以降仮想通貨に悪いイメージがついたのか、いまだに仮想通貨の価格は上昇してきません。
しかし、問題はやはり仮想通貨の価値が上昇してこないことではなく、ああして仮想通貨が盗まれてしまうことがあるということです。
たとえば想像してみてください。
2年くらいしっかりと保持しておいて、10万円で買った仮想通貨が3000万円になった。
その瞬間、その仮想通貨がまるまる盗まれてしまったと。
確かに元手は10万円です。
でも、ハラハラしながら耐えた2年間の思いや、ようやくかなった望みが、そのまままるっとなくなってしまうのです。
そんなに悲しいことはありません。
そうならないようにするためには、出来る限りの対策をするしかありません。
対策をしていても盗まれてしまうことはありますが、盗まれないように対策をすることは間違いなく大切なことです。
そしてそんな対策として効果的なのが、取引所に通貨を置きっぱなしにしないということです。
基本はウォレットに入れよう
基本的には仮想通貨は、取引所においておくのではなく、自分独自のウォレットに入れておくのが吉です。
たとえばイーサリアムならば、イーサリアム+ウォレットで検索をすれば、いくつかのウォレットが出てきます。
その中から使いやすいものを探して、そこにイーサリアムを入れておくのです。
そしてまた取引所で売買したくなったら、そこから取引所に送ればよい。
こんな風にウォレットを使用していけば、少なくとも取引所が狙われて大損をするということはなくなります。
情報に踊らされないようにする
仮想通貨をするならば、情報に踊らされないようにすることも大切です。
たとえばライトコインという仮想通貨があります。
ライトコインは、2018年3月にライトペイという支払い方法を実現すると言っていました。
しかし実際にはそれを断念したことを、2018年3月に発表しました。
そのライトペイの実現を信じて値を上げていたライトコインでしたが、こうした残念な結果になってしまったのです。
ライトペイの実現を信じて、ある程度値段が上がってからでもまだ上がると思って買ってしまった方もいるでしょう。
そういう方にとっては、これによる損失はすごく大きいですよね。
ただ残念なことに、仮想通貨ではこういうことが良く起こります。
それっぽいことを言っておいて、結局全然実現しなかったり、延期を続けたりすることが多いのです。
その情報が嘘だった時のことも考えよう
その為、仮想通貨を買うならば、情報が嘘だった時のことも考えるのが正解になります。
ある情報が嘘でも上がる要素があるならば、それは買いですし、それがないのであれば買い時ではないということになります。
そうしていつでも冷静な判断をしていけば、仮想通貨でもうまく戦っていけます。
まとめ
仮想通貨で戦うためには、これらの4つのポイントはしっかりと抑えていってください。
そうでないと、損をしてしまう可能性が極めて高くなります。
どうせ仮想通貨をするならば、誰だって損はしたくないですよね。
そのためには、こういうちょっとしたことから気を付けていかないとならないのです。
特別難しいこともないですから、気を付けていきましょう。