赤ちゃん用の体重計を選ぶコツは?ベビースケールのチェックポイント7選
赤ちゃん用の体重計であるベビースケールを購入するときは、しっかりとポイントを押さえた選び方をしていきましょう。
始めて買うときは、どれがよいのかわからず、なかなか決められないこともありますが、だからといって適当に選んではいけません。
使いにくいものを選んだりすると、あとから困ることになります。
では、注目すべきポイントについて、詳しく説明していきましょう。
細かく量れるか
赤ちゃんのための体重計は、なるべく細かく、正確な数値を表示してくれる製品の方が助かります。
わずかな変化もしっかりと読み取ることができるものなら、授乳量を把握しやすくなるのです。
そのような便利な製品を見つけるためには、最小表示を見ていきましょう。
最小表示が小さいものほど、細かく量ることができます。
あまり小さくない製品だと、少し大雑把な量り方になることがあるので、どれが最も細かくなるか、慎重に見比べて選ぶようにしてください。
メモリの単位
細かく量れるものを確実に見極めるためには、メモリの単位にも注目して、なるべく小さいものを探すことが大切です。
5gや1gで量ることができるものは、より細かく正確になります。
最小表示とメモリ単位をどちらも確かめて、できるだけ小さいものを優先する選び方なら、本当に細かい製品に辿り着くことができるのです。
ただし、値段には注意してください。
メモリ単位が小さいものは、それだけ値段も上がることが多いので、予算によってはかなり厳しい買い物になることもあります。
使えるお金をよく考えて、無理のない製品を選択しましょう。
ペットにも
細かく量れる最小表示の小さい製品は、赤ちゃんだけでなく、ペットの体重を知りたいときにも役立ちます。
そのため、ペットを飼っている場合はおすすめです。
ペットに使うことができるなら、赤ちゃんが使わなくなったあとも、まだまだ活躍の機会があります。
成長したあとのことも考慮して、なるべくメリットの大きいものを選ぶようにしましょう。
誤差はどれくらいか
体重計に正確さを求めるのであれば、誤差のチェックは重要なポイントです。
あまり誤差が大きいようだと、すぐに正しい数値を知ることができないため、かなり使いにくく感じてしまいます。
きちんと正確な測定をするためには、誤差の表示を確認してみましょう。
誤差がどの程度なのか表示している製品なら、そこを見比べていくことで、最も精度の高いものを購入できます。
もし表示がない場合は、商品の説明やレビューなどをよく読み、情報を集めましょう。
それらを参考にしてじっくり検討していけば、失敗は少なくなります。
どんなタイプか
赤ちゃん用の製品は、大きく2つのタイプに分けることができます。
失敗しないように選ぶなら、その違いにも注目してください。
そこで重要になってくるのが、赤ちゃんの体を乗せるベビートレーです。
赤ちゃん用の2つのタイプというのは、ベビートレーが固定されたタイプと、取り外しが可能なタイプになります。
固定されたものは、赤ちゃんを寝かせて量るものであり、生まれて間もない時期ならぴったりなタイプです。
ただし、赤ちゃんが大きくなると立って量るようになるので、本当に小さいときしか使うことができません。
一方、取り外しができるタイプは、小さいときはベビートレーを使い、大きくなったら取り外して立たせる方法が可能になります。
体重計が必要な時期をよく考えて、使いやすい方を選ぶようにしてください。
便利な機能があるか
ベビースケールには、便利な機能がついた製品も多くあるので、購入するときは要チェックです。
例えば、風袋(ふうたい)引き機能があるものは、タオルの重さを引いた状態で数値を表示するという優れものです。
赤ちゃんの体重測定では、あらかじめタオルなどを敷いてから体を乗せていくことになります。
その場合、赤ちゃんの体重にタオルの重さもプラスされてしまうため、あとからタオルの分を引く必要があります。
しかし、何度も量っていると、いちいち計算するのが面倒になることも多いものです。
そんなときは、引いた数値がすぐにわかる風袋引き機能が役立ちます。
また、メモリー機能もかなり便利です。
量った体重を記録しておくことができるため、前のデータとすぐに比べることができます。
授乳前と授乳後の差も簡単にわかるようになっているので、細かく体重をチェックするならおすすめの機能です。
こうした便利な機能は、すべて共通しているわけではなく、製品によって違いがあります。
どの製品にどんな機能があるのか、しっかり確かめてから選ぶようにしましょう。
扱いやすいか
体重計を選ぶときは、量るときのことばかり考えてしまうこともありますが、持ち運びのしやすさなども忘れてはいけません。
サイズが大きくて重いものだったりすると、かなり扱いにくく感じることも多いので、十分注意してください。
ちょうどよい大きさの製品なら、楽に持ち運ぶことができます。
スムーズに出し入れできる重さ
ベビースケールだと通常の体重計よりは小型なので、サイズは重要度が低いポイントのようにも思えることもあります。
しかし、持つたびにずっしりと負担を感じるようだと、だんだん出し入れが面倒になってきます。
頻繁に量るならともかく、成長して使用頻度が少なくなってくると、そのまま出しっぱなしにするわけにもいきません。
そんなときに困らないように、適度なサイズで軽くなっている点は、しっかり確かめておいてください。
軽いものであれば、出し入れの回数が多くても、ストレスは軽減できます。
収納するときに困らない厚さ
しばらく使わないものを片付けるなら、収納スペースにしっかりと入ることが重要になるため、厚さも見落とさないようにしてください。
厚すぎてうまく入らないようなものを選ぶと、きれいに片づけることができず、困ることになってしまいます。
あまり大きい製品ではないとしても、スマートに収納できる場所が使えず、常に邪魔になるような場所に置くことになれば、なにかと面倒なものです。
そのようなデメリットがないものを見つけて、ストレスなく使えるようにしましょう。
電池は何を使うか
いつも快適に使うためには、電池交換が必要になります。
そのため、対応する電池がどのタイプなのか、しっかり確認しておくようにしましょう。
単3か単4のものが多くなっていますが、ボタン電池を入れるタイプもあったりするので、よく確かめないで買うと失敗してしまいます。
家に常備しているタイプが単3であるにも関わらず、うっかりボタン電池の製品を選んでしまえば、すぐには交換できません。
体重を量るためだけに専用の電池を購入したくない場合は、家にあるものと合う製品を探してください。
それなら、電池切れを心配することもなく、安心して使うことができます。
どれくらい長く使えるか
赤ちゃんはどんどん成長していきますが、その製品が対応していない重さになってくると、もう使うことはできません。
そのため、最大表示は必ず確認しておくことをおすすめします。
表示できる数値が大きいものなら、赤ちゃんの体重が増えてもしっかりと量ることができます。
1歳を過ぎても使う場合は、なるべく20kg以上の表示が可能なものを選んでおいてください。
30kgまで対応している製品なら、5~6歳くらいまでは使い続けることができます。
どれくらいの年齢まで量るかよく考えて、最も使いやすいものを探すようにしましょう。
まとめ
赤ちゃん用の体重計にもいろいろな種類があるので、選び方はとても重要です。
本当に便利なものを見つけるなら、なんとなく選んだりしてはいけません。
ここで紹介したポイントを細かくチェックしながら、慎重に選んでいきましょう。
表示や誤差、サイズといったポイントをすべて押さえておけば、使いやすい製品を購入することができます。