バリカンでセルフカットをしたい人に読んでほしいポイント集
みなさんは髪を切る際にどのような方法をとっていますか。
美容院や理髪店に行くという人もいるでしょうが、中にはバリカンを購入し、自分で切っているという人もいます。
ですが、バリカンでセルフカットを行う場合には、技術もいりますし、バリカンに対して適切な処置をする必要があります。
そこで、バリカンでセルフカットをする際に知っておくべきポイントをいくつか紹介していきます。
バリカンと一緒にあると便利なもの
バリカンを買ってセルフカットをしようという人も多いのではないでしょうか。
では、セルフカットをする際には、バリカンだけがあればできるのでしょうか。
それ以外に準備しておくと良いものはあるのでしょうか。
セルフカットの時にバリカンと共に準備しておくと便利なものを紹介します。
ハサミ
もちろんバリカンだけで髪を全て切ってしまうのも良いですが、長さを調整したい場合にはハサミを準備しておくと、失敗が少なくなります。
特に頭頂部などの長めの髪を切る際には、バリカンで失敗してしまうことが多いです。
そのため、刈り上げるといった場合以外にはハサミを使うようにするといいでしょう。
この際には、それなりに切りやすさを重視することをおすすめします。
切ろうと思えば100均に売っているような紙切りハサミでも髪を切ることはできますが、とても切りにくいです。
おすすめなのは、刃の部分がステンレス製のハサミです。
ステンレス製のハサミは美容師が使っていることも多い材質です。
すきバサミ
毛量を調節するのに、すきバサミがあると便利です。
こちらに関しても、通常のハサミと同じようにステンレス製のものがおすすめです。
また、すきバサミに関して重要になってくるのは、スケ率と呼ばれるものです。
どの程度毛量を減らすかというものです。
おすすめなのは20%のものです。
セルフカットでは梳く量がそれほど多くないことが多いので、これがおすすめです。
トリマー
続いて紹介するのはトリマーです。
これは、バリカンを使う場合に同時に使うと、仕上がりがよくなります。
バリカンで刈り上げた後に使うことで細かい部分まで綺麗に仕上げてくれます。
バリカンで頻繁に髪を切るという方は、仕上げをよくするためにトリマーを準備するとよいでしょう。
バリカンの手入れ方法
バリカンは使ってそのままで置いておいてよいというわけではありません。
長期間使うためには、使うたびに手入れをする必要があります。
手入れを怠ることで、性能が落ちたり、故障の原因になってしまうこともあります。
そんなバリカンの手入れ方法を紹介します。
水洗いが可能な場合
水洗いが可能な場合は、水で流すことで付着している髪の毛を流してしまえば大丈夫です。
ですがこの際、刃のみが水洗い可能なのか、本体ごと洗えるものなのか確認しておいてください。
また、水洗い可能なものは防水加工されていますが、長期間使用することができるようにするために、きちんと乾かしてからしまうようにしてください。
水洗いができない場合
水洗い対応以外のバリカンに関しては、決して水洗いをしないようにしてください。
防水加工がされていないので、故障の原因となることがあります。
また、水で洗う際に濡らすことで、刃が錆びる原因になってしまうことがあります。
バリカンの手入れに関しては、付属しているブラシなどで毎回残っている毛を取り出すようにしてください。
この毛やバリカンの刃には、どうしても人間の髪や頭皮に含まれている水分や油分、よごれがついてしまいます。
これを放置してしまうと、後になると取れにくくなっていたり、錆びるスピードが速くなってしまいます。
油分やよごれが酷い場合には、ティッシュなどで拭き取るようにしてください。
注油
バリカンの刃が回転するのを安定させるために、注油が必要なものもあります。
そのようなものの場合には、定期的に注油するようにして、潤滑性が良くなるようにしてください。
これを怠ってしまうと、切れ味が悪くなり、髪の長さがまばらになったり、スムーズに動かなくなってしまいます。
使用前には確認を
バリカンは一度使うと、次に使うまでに間が空いてしまうこともあります。
その際には、刃の状態を確認するようにしてください。
期間が開いてしまうと、その間に刃が錆びてしまうという可能性があります。
錆びた刃を使ってしまうと、切れ味も非常に悪いですし、怪我の恐れもあります。
特に怪我してしまった場合には、さびが傷口に入ってしまう恐れもあります。
そのため、事前に確認を忘れないようにしてください。
特に水洗い不可のバリカンは、髪や頭皮の水分が残っていることが多いのでさびやすいです。
バリカンの故障の原因
バリカンを使っていると、故障してしまうということもあります。
出来る限り長期間で使うために、その故障の原因について知っておき、そのような環境におかないように注意してください。
水が入ってしまう
バリカンの故障原因として、水が入ってしまうということがあります。
特に髪を切る際には、後処理を楽にするために風呂場などで使うことが多いです。
防水性が無いものをそのような環境で利用すると故障の原因になりやすいです。
また、防水性のあるものでも、モーターの内部などに水分が入ってしまうと、故障してしまうことがあります。
髪がからまってします
バリカンは、刃を回転させることで髪を刈り上げていきます。
髪を刈った後にそのままにしてしまうと、髪が回転部にからまってしまい、動かなくなってしまうことがあります。
絡まってしまうと、はずすのも簡単ではありませんので、手入れを怠らないようにしてください。
モーターの異常
動かなくなってしまったり、回転が弱まる場合には、モーター自体が故障している可能性があります。
このような場合には、動く場合にも無理やり使い続けると、完全に動かなくなってしまったり、熱を持ちすぎて出火の原因になることもあります。
そのため、そのような場合には使用を控えるようにしてください。
故障したらメーカーへ
故障の際に、自分で修理をしようとバリカンを分解する人がいます。
ですが、それは止めるようにしてください。
故障の原因が取り除ける場合もありますが、再度組みなおしても、異常の原因となってしまうこともあります。
故障時にはメーカーに連絡して対応してもらうようにしてください。
バリカンでセルフカットをする時の注意点
バリカンでセルフカットをする際には、失敗してしまわないか怖いという人もいるのではないでしょうか。
バリカンで失敗しないためのコツを紹介していきます。
焦らず、ゆっくり、少しずつを意識する
美容師がバリカンを使う時には、それなりのスピードで使っています。
簡単にやっているように見えるのですが、自分でやろうと思うとテクニックが必要です。
そのため、美容師と同じような感覚でやってしまうと、刈りすぎてしまい、失敗に繋がってしまいます。
そのため、焦らず、ゆっくりとする必要があります。
また、髪を切るということは失敗すると、再び伸びるまでは対処できません。
そのため、ちょっとした失敗で髪形自体を変える必要が出てくることもあります。
そのため、少しずつ切るようにし、確認するようにしてください。
こまめに髪の状態を確認する
自分で自分の髪を切るという場合には、見えない部分を切らなければなりません。
特に頭の後ろ側はどうなっているのか確認するのが難しいです。
そのため、一気に進めようとするのではなく、こまめに鏡を使って自分の髪の状態を確認するようにしてください。
まとめ
バリカンでのセルフカットは、適切な方法で行うことができれば、自分の好きなタイミングで髪を切ることができる便利な方法です。
ですが、一歩間違えると失敗に繋がってしまう方法でもあります。
適切なバリカンの扱い方や、セルフカットをする時の注意点を抑えておきましょう。
そして、バリカンで自分の好みの髪形を作り上げてみてください。
参考URL・参考文献・根拠など
http://self-cut.from.tv/self-cut-item
http://medicinaesteticaargentina.org/2018/02/28/%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E6%B0%B4%E6%B4%97%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%AB/
https://bought-boat.com/magazine/articles/951
https://www.finemakeyuri.com/selfcut2.html