ペンタブレット『Intuos Small TCTL4100/K0』はコスパが高い
デジタルのイラストを製作する際には、線や色の太さをコントロールする『筆圧感知』が重要な機能になります。
この機能のレベルが低くなっていたら、効率よくイラストを作成する事ができません。
そこで、おすすめしたいのがWacomのペンタブレット『Intuos Small TCTL4100/K0』です。
このペンタブレットは、値段がそれほど高くなくても、筆圧感度が優れている上に、魅力的なポイントが数多くあるので詳しく紹介しましょう。
Intuos Small TCTL4100/K0の魅力
本製品には魅力的なポイントが4つあって、それが、筆圧感知・カスタマイズ・サイズ・2つのタイプです。
そこで、このペンタブレットが本当に魅力的な機種なのか分かってもらうために、4つのポイントについて紹介するので、確認してみて下さい。
筆圧感知
ペンタブレットは『板タブ』と『液タブ』の種類があって、板タブは筆圧感知のレベルが低い機種が多くあります。
本製品は板タブの機種ですが、筆圧感知は4096レベルもあるのです。
実は、板タブの中には512レベルのものがあって、多くの製品は1024レベルになっています。
それを考えたら、本製品の筆圧感知がいかに優れているか分かるでしょう。
そして、筆圧感知のレベルが優れていれば、線や色の太さの幅が広くなっているので、アクセントを付けた線を描きやすくなるので、力強いイラストを作成する事が可能です。
カスタマイズ可能
本製品の筆圧ペンは、消しゴム機能が付いていないので、線や色を消すためには、消しゴムツールをクリックする必要があります（専用ソフトの種類によってはツール名に違いがあるので注意）。
所が、本製品の専用ペンには『サイドスイッチ』が搭載されていて、このスイッチはカスタマイズする事ができるので、いくつかの作業をワンタッチで切り替えられます。
そのため、効率よく作業を進められる板タブを探している方には、本製品はおすすめです。
コンパクトなサイズ
液タブの中には、パソコンを併用しなくても、デジタルのイラストを作成できるものがあります。
しかし、本製品は板タブなので、パソコンを併用する必要があるので、パソコンデスクにはパソコン・キーボード・本製品などを設置する必要があるのです。
しかし本製品はコンパクトなサイズになっているので、あまり広くないパソコンデスクにも設置しやすくなっています。
実際に、本製品のサイズは幅200×奥行160mmになっているので、広いパソコンデスクを持っていない方にも、おすすめのペンタブレットです。
2つのタイプ
本製品には2つのタイプが用意されていて『ベーシックタイプ』と『ワイヤレスタイプ』があります。
ワイヤレスタイプは、ベーシックタイプよりも値段は高くなっていますが、コードを接続する必要がありません。
そのため、ワイヤレスタイプのほうを選べば、パソコンと本製品を併用しても、パソコンデスクにコードを設置する必要がありません。
実際にパソコンデスクにコードを設置していたら、指にコードが引っかかったら、ペンタブレットが落下する可能性もあります。
そのため、ワイヤレスタイプを用意しているのは、本製品の大きな魅力です。
本製品の特典ソフト
ペンタブとパソコンを用意しても、それだけではデジタルのイラストを製作する事ができません。
そこで、本製品は専用ソフト『Corel Painter Essentials 6』や『Corel AfterShot 3』などを用意しているので、どのような機能を搭載しているソフトなのか紹介しましょう。
Corel Painter Essentials 6
Corel Painter Essentials 6は、ペイントソフトになっていますが、高機能のソフトという訳ではありません。
そのため、このソフトは初心者向けのソフトになっているので、不満を抱いてしまう方はいるかもしれません。
しかし、高機能になっているソフトは、初心者の方には扱いづらいという側面があります。
そのため、デジタルのイラストを製作した事がない方は、このソフトを操作してみて、まずはデジタルのイラスト製作に慣れてみる事をおすすめします。
Corel AfterShot 3
Corel AfterShot 3は、写真を編集したり管理したりできるソフトになります。
デジタルのイラストを製作しようと考えている方は、写真画像の管理や加工が重要になります。
なぜなら、パソコンに次々に写真画像をためていけば、あたなが次に利用してみたいと考えていた画像を見るける事が難しくなってしまうからです。
そのような事を考えたら、利用したい画像を短時間で見つけるためには、写真画像を管理する事が重要になります。
さらに、写真画像を加工してみて、イラストを製作しやすくする事もできるので、Corel AfterShot 3が用意されているのは注目すべきポイントです。
製品情報の詳細
本製品は低価格になっているだけではなく、豊富なカラーバリエーションを用意しています。
そこで、このペンタブレットを詳しく知りたい方のために、製品情報の詳細まで紹介するので、見ていきましょう。
3種類のカラー
数多くあるペンタブレットは、カラーバリエーションが少なくなっていますが、本製品は3種類ものカラーが用意されています。
その種類は、ブラック・ピスタチオグリーン・ベリーピンクなどです。
全体的にはブラックカラーになっていますが、外枠だけが3種類のカラーで分けられているので、ブラックを選べば統一されたデザインになっています。
そして、他の2つのカラーを選べば、オシャレなツートンカラーになっているので、デザインにこだわっている方でも満足できる可能性は高いです。
コストパフォーマンス
本製品は、板タブの中では、驚異的な筆圧感知機能を誇っているので、本当に低価格な製品なのか半信半疑になった方は多いかもしれません。
しかし、本製品は、Amazonでは新品でも低価格になっているのです。
実際にベーシックは送料無料で税込価格9,180円、ワイヤレスタイプは送料無料で税込価格13,824円で購入する事ができるのです（2018年5月2日時点）。
このようにワイヤレスタイプのほうが、値段は高くなっていますが、板タブの中では本製品よりも値段が高くなっている製品はいくつもあるので、多くの方たちが気軽に購入できる製品になっています。
利用者たちの満足度
本製品は、板タブの中では機能が優れているほうですが、実際に利用している方たちが満足しているのか、知りたい方もいるでしょう。
そこで、本製品を利用している方たちの口コミも紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品を購入した方たちの中には、コンパクトなサイズになっていて、満足している方がいました。
そのため、あまり広くないパソコンデスクでも、イラストを製作する際に利用する資料なども一緒に置きやすくなっています（パソコンデスクの広さによって違いがあるので注意）。
さらに、ワイヤレスタイプは、コードレスになっているので、満足している方がいました。
そのため、コードが気になってしまう方は、ワイヤレスタイプを検討してみる価値があります。
否定的な口コミ
ワイヤレスタイプを利用すれば、コードを接続する必要がないので、購入した方がいましたが、Bluetoothを設定できないパソコンを利用していて接続できないケースがありました。
そのため、ワイヤレスタイプを購入する場合には、まずBluetoothを設定できるパソコンになっているのか、把握する事が重要です。
さらに、本製品に専用ペンを引こうとしたら、摩擦しやすくなっている所を気になってしまう方もいました。
そのため、あまり専用ペンに力を強く入れて引いていけば、芯が摩擦しやすいので注意して下さい。
まとめ
本製品は低価格になっているので、機能が低くなっているように見えてしまうかもしれません。
所が、低価格なペンタブレットになっているのに、筆圧感知機能が優れているので、線や色の太さを調整しやすくなっています。
そのためキャラクターの眉毛を描く際には、ひと塗りで完成させる事ができるので、効率良く製作したい方には、本製品はおすすめです。