ペンタブレット『HUION H640P』は低価格なのに性能が高い?
ペンタブットは、マウスよりもデジタルのイラストを製作する事ができますが、値段が高くなっている所がネックでした。
実際に値段の安いペンタブレットも販売されていますが、性能が低くなっている機種が多いのです。
所が、数多くあるペンタブレットの中には『HUION H640P』のように、低価格なのに高性能な機種もあります。
そこで、コストパフォーマンスの高いペンタブレットを探している方のために、本製品について紹介するので、参考にしてみて下さい。
HUION H640Pの特徴
本製品が高性能になっているポイントは3つあって、それが、筆圧レベル・専用ペン・ショートカットです。
それでは、本製品について詳しく知らない方のために、この3つのポイントについて紹介するので、確認してみて下さい。
筆圧レベル
本製品に搭載されている『筆圧レベル』とは、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さの幅を決められるものです。
実際に多くのペンタブには筆圧レベルが搭載されていますが、そのレベルが低くなっていたら、線や色の幅が狭くなってしまうので、表現力が豊かなイラストを製作する事は難しいのです。
それでは、本製品の筆圧レベルはどうなのかと言えば『8192レベル』もあります。
そのため、本製品を利用すれば、極細から極太の色や線を簡単に製作できるので、おすすめのペンタブレットです。
専用ペン
ペンタブレットを利用する際には、専用ペンを本体に接していかなければいけません。
そのため、利便性の低い専用ペンを備えているペンタブレットを購入してしまえば、イラストを効率よく製作する事が難しくなってしまいます。
そこで本製品の専用ペンは軽量化を実現していて、わずか13gにしかなりません。
そのため、長い間に渡って、イラストを製作していても、疲れづらくなっています。
さらにバッテリーフリーデジタルペンなので、維持費にお金をかける必要もないのです。
ショートカット
デジタルのイラストを製作した事がない方は意外に思うかもしれませんが、線画から着色に切り替える際には、ツールをクリックしなくてはいけないので、少し手間暇をかけてしまいます。
このような手順は、その他の作業でも同じなので、注意しなければいけません。
そこで本製品は『ショートカット機能』を搭載する事によって、ボタンをワンタッチ操作する事で、様々な作業を短時間で切り替えられるようになっています。
利用できるソフト
デジタルのイラストを製作するためには、ペンタブレットだけでは足りなくて、専用のソフトが必要になります。
そして本製品に対応可能なソフトは数多くあって、その中でも、おすすめなのが、Clip Studio・Photoshop・Illustratorなどです。
そこで、このソフトの魅力について紹介するので、見ていきましょう。
Clip Studio
日本のアニメやイラスト関連の専門学校では『Clip Studio』を採用している所は多くあります。
それほどClip Studioには、様々な機能が搭載されていて、デジタルのイラストやアニメを製作しやすくなっているのです。
このソフトはブレてしまった線を修正できる機能や、ハミ出てしまった線を簡単に消したりできる機能が搭載されているので、短時間でイラストを完成させる事ができます。
さらにブラシやスクリーントーンなどの素材が数多く用意されているので、イラストを効率よく作成する事が可能です。
Photoshop
Adobe社の『Photoshop』はイラストを制作する事はできますが、それ以上に注目すべきポイントは、イラスト画像を加工・編集できる機能になります。
特に、Photoshopのフィルター機能を活用したら、色彩や形状を簡単に加工する事ができるのです。
このフィルター機能を利用できるようになれば、雲なども制作できるようになるので、背景を制作する事が苦手な方はPhotoshopの機能でカバーするという方法もあります。
ただしPhotoshopの機能に頼りきってしまえば、画力がアップできない可能性もあるので注意して下さい。
Illustrator
Photoshopと同じAdobe社のソフトが『Illustrator』になります。
このIllustratorはペンツーツを活用して、デジタルのイラストを制作する事が可能です。
ただしClip Studioとは違って、マンガに登場してくるようなリアルなキャラクターという訳ではなく、どちらかと言えば、ゆるキャラのような簡易的なキャラクターを制作するのに向いています。
さらにIllustratorは、ロゴを制作するのにも向いているので、Photoshopと連携して作業すれば、様々なイラストを効率よく制作できるのです。
製品情報の詳細
本製品の特徴や、使用可能なソフトを分かってもらえた所で、次に商品情報も紹介するので、このペンタブレットを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
必要になるOS
ペンタブレットとパソコンを併用する際には、ペンタブレットに対応可能なOSをパソコンにインストールする必要があります。
そして本製品に対応可能なOSは、Windowsは7・8・8.1・10で、マックはOS X 10.11以上になります。
ただしパソコンのメモリの空き容量が足りない状態で、新しいOSをインストールしてしまえば、フリーズしやすくなるので、イラスト制作に集中する事が難しくなってしまうので注意して下さい。
そのため、メモリの空き容量を十分に確保した上で、対応可能なOSをインストールして下さい。
リーズナブルな価格
本製品は高性能になっている上に、利便性の高いポイントもあったので、多くの方たちは「本当に低価格なペンタブレットなのだろうか」と不安を感じたかもしれません。
所が、本製品は、Amazonでは送料が無料で、税込価格6,680円で購入する事ができるのです(2018年2月14日時点)。
実は、日本で販売されているマウスの中には、5,000円で販売されている商品は多くあるのです。
そのため、ペンタブレットを購入するべきか悩んでいる場合には、本製品を試しに購入してみる事をおすすめします。
利用者たちの口コミ
本製品の特徴が分かった方たちの中には、実際に利用している方たちが満足しているのか、知りたい方もいるでしょう。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品の専用ペンを利用しようとしたら、なめらかな描き心地になっている所を満足しているケースがありました。
実際に、ペンタブレットの描き心地がなめらかになっていなければ、専用ペンが引っかかってしまうので、線が途切れてしまう可能性があります。
そのため、なめらかな線を製作したい方は、本製品を利用してみる価値があります。
さらに本製品の専用ペンの太さやグリップを気に入っている方もいたので、にぎりやすい専用ペンを操作したい方にも、本製品はおすすめです。
悪い口コミ
本製品の専用ペンの重さだけでは、線を引けなくて、不満を抱いている方もいました。
実際に、このような専用ペンを利用していたら、力を入れなければ線を引けなくなるので、注意する必要があります。
ただし、このような所は何回も操作をすれば慣れていきます。
そして本製品の描き心地に満足している方がいる一方で、少し専用ペンが引っかかるように感じてしまうケースもありました。
そのため、全ての方が描き心地に満足できる訳ではないので注意して下さい。
まとめ
ペンタブレットには液タブと板タブの2種類があって、それぞれ一長一短ある事から、どちらのほうが利用しやすいとは言い切れない所があります。
しかしマウスとペンタブレットでは、明らかにペンタブレットのほうがデジタルのイラストを製作しやすいのです。
それを考えたら、マウスの値段と、それほど変わらない本製品であれば、試しに購入してみる価値はあります。