HUION GT-185はコスパが高い液タブ!その魅力とは?
デジタルのイラストを製作しやすいもので『液タブ』があります。
この液タブは、高額な機種であれば、高機能になっていますが、低価格な機種では機能が高い機種は少ないです。
ところが『HUION GT-185』は低価格なのに、高機能になっている上に様々なソフトを利用できるのです。
そのため、コスパが高い液タブを探している方には、興味深い機種だと思うので、詳しく紹介しましょう。
HUION GT-185の注目点
本製品は、デジタルのイラストを製作しやすいポイントが3つあって、それがサイズ・筆圧レベル・ショートカット機能です。
そこで本製品を詳しく知らない方のために、この3つのポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
適度なサイズ
液タブが、デジタルのイラストを製作しやすくなっているのは、ペンタブ本体の液晶にイラストを映し出せる事ができるからです。
この液晶に専用ペンを引いていくので、液タブはアナログの環境に近いので、多くの方が短期間で慣れる事ができます。
ただしペンタブ本体にイラストが映し出されるので、大型サイズの液タブを利用したい方は多くいるのですが、サイズが大きすぎたら、パソコンデスクに設置する事が難しいのです。
そして本製品は『18.5インチ』になっていて、適度な大きさになっているのです(個人差があるので注意)。
そのため本製品であれば、多くの方たちが、イラストを製作しやすくなっています。
筆圧レベル
ペンタブは、マウスとは違って、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さをコントロールする事ができます。
しかし『筆圧レベル』が高くなければ、専用ペンに力を入れても、線や色をあまり太くできないので、注意しなければいけません。
そこで本製品は、筆圧を2048レベルにする事によって、極太から極細まで描きやすくなっているのです。
そのため、入りや抜きなどを描きやすくなっているので、キャラクターの輪郭線や髪の毛に強弱を付けて描く事ができます。
ショートカット機能
デジタルのイラストを製作する際には、違う作業に切り替える時には、他のツールをクリックしなければいけないので、手間暇をかける事になってしまいます。
そのような事になれば、イラストを完成させるまでに、時間をかけてしまうので注意する必要があります。
ところが、本製品は『ショートカット機能』が搭載されているので、自分の好みにカスタマイズできるのです。
そのため、違う作業へ簡単に切り替える事ができるので、短期間でイラストを完成させる事も可能です。
使用可能なソフト
液タブでイラストを製作する際には、イラストを製作できるソフトを併用する必要があります。
そして本製品は、様々なソフトを利用する事ができますが、その中でも、おすすめなのがPhotoshop・Illustrator・Clip Studioです。
この3つのソフトには、それぞれ特徴が違うので、詳しく紹介しましょう。
Photoshop
Photoshopは画像を合成できたり、修正できたりするので、画像編集ソフトとして、知られてきました。
ところが本製品とPhotoshopを併用したら、線画も製作できるので、決して画像を編集するだけのソフトではありません。
さらにPhotoshopで、線画を製作するだけではなく、画像を編集する機能も活用したら、このソフトだけでイラストを完成させる事も可能です。
そして、Photoshopは様々な『フィルター機能』が搭載されているので、短時間で画風の異なるイラストを完成させる事ができます。
Illustrator
Illustratorは、Photoshopのように画像を編集する機能は充実していませんが、キャラクターやロゴを製作するのに向いているソフトです。
そのため、本製品とIllustratorを併用する際に、まずは線画を作成します。
それからペンツールを使えば、アナログのような下描きから、ゆるキャラのようなキャラクターを作成する事もできます。
そしてIllustratorだけでは不満がある場合には、IllustratorとPhotoshopを併用する方法も有効です。
なぜなら、この2つのソフトは、同じAdobe社のソフトなので、併用しやすいからです。
Clip Studio
PhotoshopやIllustratorは、イラストやアニメを作るためだけに作られたソフトではなくて、様々な機能が搭載されています。
それに引き換え、Clip Studioはイラストやアニメなどを製作するために作られた物なので、ペンタブでイラストを製作しやすくなっているのです。
実際にはみ出てしまった線を簡単に消したり、色がはみ出ないように着色できたりします。
そのため、様々な機能が搭載されているソフトよりも、シンプルな機能になっているソフトのほうを使用したい方には、Clip Studioはおすすめです。
商品情報の内容
本製品の注目点や使用できるソフトを分かってもらえたところで、次に商品情報も紹介するので、この液タブを購入するべきか悩んでいる方は、確認してみて下さい。
対応可能な環境
液タブとパソコンを併用する際には、対応可能なOSをパソコンにインストールされている事が最低条件になります。
そのため、本製品に対応可能なOSがパソコンにインストールされていない場合には、まずパソコンのメモリの空き容量を確保した上で、対応可能なOSをインストールして下さい。
そして本製品に対応可能なOSは、Windowsは7・8・8.1・10で、MacはOS X 10.8.0以降になっています。
実はWindowsしか対応できない液タブもあるので、それを考えたら、WindowsとMacの両方が対応可能になっているのは、本製品の大きな魅力です。
コストパフォーマンス
本製品は適度な大きさになっている上に、様々なソフトを利用できるので、本当に低価格な液タブなのか不安を感じた方は多いかもしれません。
ところが、本製品は、Amazonでは一部の地域で送料別ですが、税込価格57,480円にしかなりません(2018年2月23日時点)。
この値段を知ったら、高額な液タブと思った方は多いかもしれませんが、液タブの中には200,000円以上で販売されている機種は数多くあるのです。
そのため、本製品のコスパが高くなっているのは、注目すべきポイントです。
利用者たちの満足度
本製品は魅力的なポイントが多かったので「本当にそこまで魅力的な液タブなのだろうか」と半信半疑になったかもしれません。
そこで本製品を利用している方たちの口コミも紹介するので、この液タブは本当に魅力的な機種なのか、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品は19インチ近いサイズになっているので、その大きさに満足している方がいました。
実際に液タブのサイズが大きくなっていれば、イラストを拡大しなくても、見やすくなっているので、イラストを効率よく製作する事が可能です。
ただし視力が低い方や、イラストを細かく描く場合には、イラストを拡大する必要があるので、注意する必要があります。
さらに本製品に専用ペンを接した時に、あまりペン先が沈み込まない所を気に入っているケースもありました。
否定的な口コミ
本製品の専用ペンを使用していたら、ペン先の消耗が激しい所を気にしている方がいました。
そのため、あまり維持費をかけたくない方は注意する必要があります。
さらに本製品の筆圧感度が優れている所を気に入っているケースもあったので、表現力が豊かなイラストを完成させる事も可能です。
そして本製品のサイズに満足している方がいる一方で、21.5インチぐらいのサイズが利用しやすく感じる方もいました。
そのため、広めのパソコンデスクを設置している場合には、本製品を購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。
まとめ
本製品は様々なソフトが利用できますが、そのソフトを全て利用しようとすれば、お金をかけてしまいます。
そのため、あなたが利用しやすいソフトだけを利用すれば、節約する事ができます。
そして本製品は維持費のかかる液タブですが、値段の安い機種なので、トータルでみればコスパの高い機種です。
そのような事を考えたら、維持費は、それほど気にする必要はありません。