液タブ『XP-Pen Artist22』は意外に高性能?
液タブは、デジタルのイラストを製作しやすいように作られていますが、多くの方たちはWacomをイメージするでしょう。
確かに、Wacomは圧倒的な知名度を誇っていますが、その他にも様々な液タブが存在します。
その中でも、XP-Penシリーズはコストパフォーマンスの高い液タブを数多く販売していて『XP-Pen Artist22』は、イラストを製作しやすい上に低価格で、販売されているので詳しく紹介しましょう。
XP-Pen Artist22の魅力
本製品には魅力的なポイントが4つもあって、それが、22インチ・無料ソフト・筆圧感度・視野角などがあります。
そこで、この液タブを詳しく知らない方のために、この4つのポイントについて紹介するので、確認してみて下さい。
22インチ
液タブは、ペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されるので、大型サイズの液タブでなければ、イラストを製作しづらいので注意しなければいけません。
そして本製品のサイズは『22インチ』もあるので、勢いよく、線を引きやすくなっています。
さらに液晶画面のサイズが広くなっている事から、イラストを拡大しなくても、細かい所を見やすくなっているのです(個人差があるので注意)。
ただしサイズが大きくなっていれば、広めのパソコンデスクが必要になるので、注意する必要はあります。
無料ソフト付き
液タブでイラストを製作するためには『専用ソフト』が必要になります。
本製品は低価格な液タブですが、それでも、経済的にゆとりのない方が、液タブを購入した後に専用ソフトを購入するのは簡単ではないでしょう。
所が、本製品は低価格なのに『openCanvas』が無料で使えるようになっているのです。
このソフトは、様々なフィルタ機能が搭載されている事から、イラストを製作するだけではなく、様々な加工を行う事ができます。
さらに手ぶれ補正まで備わっているので、線画を製作する事が苦手な方でも重宝できます。
筆圧感度
液タブには『筆圧感度』が備えられていて、専用ペンにかける力加減によって、太い線から細い線まで描き分けるようになっています。
そして本製品の筆圧感度は『2048レベル』もあるのです。
そのため、専用ペンにかける力を強くして、線を引けば、キャラクターの眉毛をひと塗りで描けるようになっています。
さらに専用ペンにかける力を弱めて描いていけば、細い髪の毛なども描く事ができるのです。
このように線画を製作しやすくなっているので、イラストを効率よく製作したい方には、本製品は、おすすめの液タブです。
視野角
イラストを製作する機能が優れている液タブでも『視野角』が狭ければ、イラストを確認しづらくなってしまいます。
この視野角が狭ければ見る角度を変えてしまったら、色彩や輝度が変わって見えてしまうのです。
所が、本製品の視野角は178度もあるので、違う角度から液晶画面を見ても、イラストの色彩や輝度があまり変わりません。
そのため、席から離れてイラストを見たい時でも、確認しやすくなっています。
本製品に対応可能なソフト
本製品はopenCanvasを利用できるようになっていますが、その他にも様々なソフトを利用したい方もいるでしょう。
実際に本製品は、様々なソフトを利用できるようになっていて『Photoshop』や『Painter』なども使用可能です。
そこで、この2つのソフトの特徴について紹介するので、このソフトを詳しく知らない方は見ていきましょう。
Photoshop
Photoshopは画像編集機能が優れているソフトというイメージを抱いている方は多いでしょう。
実際にPhotoshopは、画像を統合したり、加工したりする機能が搭載されているので、完成したイラストを簡単に加工できます。
さらに色彩を調整する機能も搭載されているので、完成したイラストに不満を抱いてしまった場合には、Photoshopがあれば、短時間で全く違うイラストに見せる事ができるのです。
そして本製品は線画を製作する事もできるので、openCanvasが満足できない場合には、Photoshopを検討してみる価値があります。
Painter
Photoshopはイラストを製作するために作られたソフトではないので、様々な機能が搭載されています。
そのため、初めて利用しようとする方にしてみれば、覚える事が多いので、戸惑ってしまう可能性があるのです。
それに引き換え、Painterはイラストを製作するために作られたソフトなので、初めて利用する方でも、それほど覚える量は多くありません。
さらにPainterは絵画のようにリアルなイラストを描ける機能が搭載されているので、写実絵画のようなイラストを描きたい方には、おすすめのソフトです。
本製品の製品情報
本製品の魅力を理解してもらえた所で、次に本製品の付属品や価格なども紹介するので、この液タブを購入するべきか悩んでいる方は、見ていきましょう。
付属品の内容
本製品は、液タブ本体の他にも、専用ペン・CDドライバ・VGAケーブル・USBケーブル・HDMIケーブル・Mini Displayポート-HDMI変換アダプターなどが用意されているので、すぐにイラストを製作できるようになっています。
さらに本製品は、ペンスタンドまで付いてくるので、専用ペンが転がって、パソコンデスクから落下しないようにできます。
ただしペンスタンドを落下させたら、専用ペンをペンスタンドに差し込んでいても、パソコンデスクから落下してしまうので、注意して下さい。
低価格な液タブ
本製品は機能が優れている上に、付属品も充実しているので、多くの方たちは「本当に低価格な液タブなのだろうか」と思ってしまったかもしれません。
所が、本製品は低価格な液タブになっていて、Amazonでは送料無料で、税込価格50,798円で購入する事ができるのです(2018年3月8日時点)。
実は、数多くある液タブの中には、200,000円を超えてしまう機種はいくつも販売されています。
そのため、コストパフォーマンスが高い液タブを探している方にも、本製品はおすすめです。
利用者たちの満足度
本製品はコストパフォーマンスが優れている液タブですが、利用者たちの中には、満足している方もいれば、不満を抱いている方もいました。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、この液タブを購入するべきか、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、22インチもある液タブなのに、低価格で販売されている所を気に入っている方がいました。
実際に13インチの液タブでも100,000円を超えてしまう機種はいくつもあるので、本製品はリーズナブルな価格で販売されているほうです。
そのため、あまりお金をかけないで、大型サイズの液タブを購入したい方には、魅力的なポイントです。
そして本製品は低価格なのに、ソフトが問題なく動作できて、満足している方もいました。
否定的な口コミ
本製品を購入して、商品が届いたら、USBケーブルを接続しても、何も反応しないケースがありました。
ただし液タブを使用する際には、対応可能なOSが必要になるので、何も反応しない時は、本製品に対応可能なOSがインストールされているのか確認したほうが良いです。
そして本製品の説明書は全て英語だったので、全く理解できない方もいました。
全ての商品の説明書が英語とは限らないかもしれませんが、このようなケースもあったので、初めて液タブを利用する方では分かりづらい事もあり得るので注意して下さい。
まとめ
液タブを購入しようと考えている方たちの中には、Wacomでなければ、高機能ではないように考えてしまう方はいるかもしれません。
しかしWacomではなくても、高機能な液タブは多くあります。
実際に本製品は、Wacomではありませんが、コストパフォーマンスが高くなっているのです。
そのため、液タブを購入したくても、高額な機種を購入できない方は、本製品を検討してみる価値があります。