NASって言葉近頃聞くけどこれは一体何?便利に使えるものなの?

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パソコンやAIなど、時々刻々どころか秒単位でどんどん進化していっています。

ちょっと情報から目を離していると、新しい単語が出てきてこれは一体なんだろう、と悩んでしまうのは筆者だけでしょうか。

NASと言う言葉も、近年よく聞くようになりましたが、ではそれが何かと言うと即説明が出来ない、という人少なくないはずですね。




ストレージとかHDDとか

ちょっとパソコンをいじることのある人の場合、使用するシステムやソフトを使うことは日常茶飯事です。

しかしそのソフトの名前は何、と聞かれたりすると、言葉に詰まってしまう人も多いですね。

やり方は知っているけど、何故そういうやり方をするのか、どうして可能なのかはわからない、と言ったところです。

まあこれは、かなりコンピューターに詳しい人でない限り、特に知っていなくては不自由ということもないですから、とりあえず使えればいいと言う感覚ですね。

なのでストレージとかHDDとか言われた場合も、あんな感じとイメージできてもしっかりと説明できない、そんなこともあります。

NASがどんなものかと言う前に、これは一体何のために必要なもので、利用したら便利になる理由を知っておきたいものですね。




外付けHDDとかストレージって

パソコンを良く使用している場合、段々と動きが遅くなってくることがあります。

立ち上がりの速度が遅くなったり、画面の切り替えに時間がかかったりですね。

詳しい人に相談すると、それHDDの容量が足りなくなってるんだ、ストレージも増やしたほうがいい、などと簡単に言われてしまいます。

それを言った当人は特に難しい言葉を使った覚えはないでしょうが、あまりパソコン自体に詳しくないとストレージなどの単語だけで意味不明になってしまいますね。

まずはNASに関連してくるこれらの言葉から、基礎的に説明していきましょう。

実際ある程度パソコンを使っている場合、いくつかの言葉の意味はきちんと理解していないと、いささかまずいのも事実です。

初心に立ち返って、改めて確認してください。

ストレージって何

ストレージ、要は押し入れです。

クローゼットとも言えます。

物をしまうところです。

洋服を購入します、それをクローゼットに収納します。

身も蓋もない言い方ですが、要はそういうことです。

ではパソコンの場合です。

例えば文章を作ってそれを保存します。

文章はパソコン内に保存されます。

どちらも数が増えてくると、仕舞う場所の余裕がなくなってきます。

ストレージの容量が足りない、つまり服を入れすぎたクローゼットということです。

この場合、断舎離するかもしくは、他に収納場所を用意ということになります。

外付けストレージとかHDDとか

さて容量が足りなくなったストレージの場合、パソコン内には収納場所が無くなるということです。

もともとパソコンに入れられる情報やデータの分量は、そのパソコンによって限界が定められています。

クローゼットでも同じことです。

クローゼットの場合も一定の面積ですから、すでにギュウギュウに服を詰め込んであれば、内部にこれ以上洋服が入れられません。

なので洋服を入れるためには、チェストやタンスを購入するかもしくは、断舎離して服を捨てるかになります。

パソコンの場合、必要な情報やデータを捨てられない、断捨離出来ない場合はやはり、外付けで入れる場所を作らなくてはいけません。

つまりパソコン内部はいっぱいなので、外にストレージやHDDをつけて新しく収納できる場所を作るわけです。

専門用語でも日常に置き換えると、こんな感じだと思ってください。

NASって何の略

略語が多いと言うか、英語の場合長くなるので略してしまうので、意味がわからなくなることが多いですね。

NASの正式名称は、Network Attached Storageです。

ネットワークに接続して使用する、ハードディスクドライブのことです。

勿論外付けのHDDの一種ですね。

足りない容量を補うための、パソコンの外に接続するチェストと思ってください。

ただこのチェストは、無線でネットワークで繋がっているのです。

有線の外付けHDDは昔からありましたが、それをネットワーク接続で共有して使用ができるようにしたのが、NASなのです。

クローゼットが一杯になったので、家族で共有できる大きなタンスを買って、家族で共有できる場所においたと言う感じですね。

NASのメリットとデメリット

外付けの有線HDDはすでにあるのに、何故無線のものまで開発されたのか、それは勿論メリットがあるからに他なりません。

勿論デメリットも存在しますが、メリットは大きいのです。

NASを使用することのメリットは

最も大きなメリットは、つなぎ直しをせずに利用できるということです。

個人で外付けHDDの使用をしているとわかるでしょうが、有線の場合いちいちつなぎ直しが必要になってくるのです。

外付けのストレージがいくつもある場合、使うものによってつなぎ直す必要があります。

しかしNASの利用ならその問題がありません。

そのまま面倒なことなしに、切り替えができるのです。

またスマホやタブレットにも接続しやすいものありがたいところです。

特に家族での利用の場合、共有のデータ、写真や容量の大きな動画などを収納しておけば、誰でも便利に見ることが出来ますね。

勿論会社での使用時も、データの共有がしやすくなります。

そして何より、何かの不具合でパソコンにクラッシュなどが起きた場合も、データがNASに保存されてあれば問題がないということです。

多人数でのデータ共有に、安全保存におすすめなのがNASなのです。

デメリットも勿論無いとは言えない

有線の外付けストレージに比べると、かなり便利なのがこのNASです。

しかしやはりデメリットも無いではありません。

通信速度などが初期には遅かったというのも、デメリットの1つです。

ありがたいことにこれは徐々に解消されていっています。

ただ最も大きな問題と言うか、手間がかかるのが初期設定です。

アクセス権限を設定したりLANへの設定を行ったりするなどです。

ラインで接続せずに利用ができる半面、こういった設定が不可欠になっています。

まあ初期に少し手をかければその後は便利に使えるので、そこだけ手間を掛けてあげてください。

家庭でも仕事でも使用がしやすい

何と言ってもNASの場合、無線すなわちネットワークを通してデータの共有ができるのが、最大の特徴です。

会社のパソコンもそうですが、家庭のパソコンでも気が付かないうちにデータ容量は増えていくものです。

特に近年の映画や動画の容量は、気がつくとパソコンを圧迫していることが多いのですね。

会社などの仕事でも容量は食いますが、動画の容量は本当に大きなものです。

クローゼットで言えば、普段はあまり使用しない季節スポーツの道具が入っている状態ですね。

使う時には使うし、捨てるわけにも行かないし、ではどこかクローゼット以外に収納しておけばとなるわけです。

現実ならこれはそれこそ、レンタルスペースなどへの収納ですね。

つまり、外付けのストレージへの収納ということになります。

ただ現実では、この道具をどこでも引き出すことは不可能です。

しかしパソコンのネットワークなら、NASの使用でデータはどこでも引き出すことが出来るのです。

大きなデータの保存や、足りないパソコンの容量を補うために、NASの使用を考慮に入れてみてください。

まとめ

NASの使用は実際に便利です。

有線の外付けHDDの場合、接続の面倒さが実はネックになっている人は多いはずです。

特にHDDをいくつも利用している人とか、スマホやタブレットでのデータ共有をしている人には、この有線はいささか面倒ですね。

NASの利用でこれらの問題は大変に軽減されます。

快適なパソコン作業を目指して、初期設定の手間をかけてみてください。

決してこの手間、無駄にはなりません。






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