職場だけではなく家庭でも活躍するNASとは、おすすめのNAS4選

NAS

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パソコンなどを使っているとさまざまなデータを保存する機会があります。

パソコンでデータを保存するときは外付けのHDDや内臓のHDDだけではなく、持ち運びしやすいようにUSBメモリに保存することが多いです。

しかし、複数のパソコンで大容量のデータを共有するのはこれらの方法では難しいです。

そんな時に役立つのがNASで、ネットワークでつながったパソコンなどでいつでもデータの保存や閲覧などができます。

今回はNASとは何かと同時に、導入するにあたって気を付けたいポイントについて紹介していきます。




NASとは

まずは、今回紹介していくNASとはどのようなものか見ていきます。

NASとは、Network Attached Storageの頭文字をとった略称で、別名ネットワークハードディスクとも呼ばれています。

NASと外付けハードディスクの根本的な大きな違いは、LAN接続で複数のデバイスでアクセスが可能で情報の共有などがしやすいというところです。

ネットワークにさえ繋がっていればどこからでもアクセスでき、データの保存やバックアップなどを行えます。

主に職場などで使われることが多いですが、家庭でも大活躍する大変便利なアイテムです。




NASを導入するメリット

ネットワークで繋がっていればアクセスできるNASですが、NASを導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

データを簡単に共有できる

NASを導入するメリット一つ目は、簡単に他の人とデータの共有ができるということです。

ネットワークで繋がっているデバイスであればいつでもアクセスでき、閲覧や保存が簡単に行えます。

また、共有しているデータのアクセス権限なども細かく指定することができ、しっかりとデータを守りつつ共有することが可能です。

大切なデータを安全に保存できる

NASを導入するメリット二つ目は、大切なデータを安全に保存できるということです。

NASは通常二つ以上のHDDが内蔵されており、形式によって異なりますが同じデータを二つのHDDに保存するようになっています。

そのため、どちらかのHDDが故障したとしてももう一つのHDDが使えるままの状態であればデータを簡単に復旧させることができます。

大容量のデータを安全に保存しておきたい場合、NASを利用するのがおすすめです。

デバイス自体のストレージを有効活用できる

NASを導入するメリット三つ目は、デバイス自体のストレージを有効活用できるということです。

NASにデータを保存することによってその分使うはずだったデバイスのストレージが有効活用できます。

特にスマホやタブレットなど最初からのストレージのデバイスでは非常にありがたいことです。

フリーアドレスオフィスの導入がしやすくなる

NASを導入するメリット四つ目は、フリーアドレスオフィスの導入がしやすくなるということです。

多くの職場は一人一人の席が決まっていることが多いですが、一部の企業では社内であればどこでも仕事をしていいフリーアドレスオフィスを導入している所もあります。

NASはネットワークさえ構築さえしておけばどこでもアクセスしてデータの閲覧や保存ができるため、特定の席を用意する必要がないためフリーアドレスオフィスを導入しやすくなります。

NASを導入するデメリット

NASを導入することにメリットがあれば、当然デメリットもあります。

では、NASを導入することにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

初期設定などが大変

NASを導入するデメリット一つ目は、初期設定など導入するまでが非常に大変ということです。

通常の外付けHDDであればUSBとパソコンを接続することによってデータの転送をすぐに行うことができますが、NASはネットワークを構築して初期設定をしないとデータの保存などができません。

ネットやパソコンなどの知識について詳しい知識がある人であればいいですが、知識がない人にとってNASを導入することは非常に難しいことです。

環境によってはデータの転送速度が遅い

NASを導入するデメリット二つ目は、環境によってデータの転送速度が遅くデータを閲覧したり保存したりするのに時間がかかることもあるということです。

複数のデバイスからアクセスできるNASは複数の人が同時にアクセスできてしまいます。

そのため、回線が混みあえばデータの転送速度が遅くなってしまいます。

一度設置すると移動が大変

NASを導入するデメリット三つ目は、一度設置すると移動することが大変ということです。

基本的に各デバイスとNASを接続するのはLANケーブルで、一度ネットワークを構築するとそのネットワークを丸ごと移動することになり、非常に大変です。

移動する可能性が高い場合は外付けのHDDを活用するのがおすすめです。

NASの家庭での利用方法

メリット、デメリット共にあるNASですが、どのような利用方法があるのでしょうか。

データの共有

NASの家庭での利用方法一つ目は、データを共有するためのアイテムとして使う方法です。

家の中でネットワークを作っておけば録画しておいたテレビ番組や撮った写真を家族全員で簡単に共有できます。

データのバックアップ

NASの家庭での利用方法二つ目は、データをバックアップ先として使う方法です。

NASは複数のHDDで構成されており、複数のHDDそれぞれに同じデータを保存しておくためHDDがひとつ壊れたとしても簡単に復旧できます。

また、ネットワークに繋がっていれば簡単にファイルへアクセスでき、データのバックアップ先として最適なアイテムです。

家庭用おすすめNAS

ここまでNASを導入するメリットやデメリットを紹介してきましたが、家庭で使う場合はどのようなものを使うといいのでしょうか。

HDL2-AR/E シリーズ

家庭用おすすめNAS一つ目は、HDL2-AR/E シリーズです。

2台のHDDを搭載しており、それぞれに同じデータを保存するためしっかりと大事なデータを守ることができます。

スマホからのアクセスに対応しているだけではなく、液晶テレビから番組をダビングする機能も搭載しており家庭用に特化したNASになっています。

DiskStation DS119j

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家庭用おすすめNAS二つ目は、シノロジーのDiskStation DS119jです。

非常にシンプルなNASで、簡単に設定や操作などを行えます。

消費電力も少なく本体の価格も低価格のため、お財布に優しいNASです。

LinkStation LS210D0201C

BUFFALO リンクステーション スマホ・タブレットで使える ネットワークHDD(NAS) 2TB LS210D0201C

おすすめの家庭用NAS三つ目は、バッファローのLinkStation LS210D0201Cです。

スマホやタブレットで使うことを想定して設計されたNASで、スマホやタブレットからでも設定を行えます。

また、テレビ番組の録画機能も搭載されており、家庭で利用することに特化したNASといっても過言ではありません。

Link Station mini シリーズ

おすすめの家庭用NAS四つ目は、バッファローのLink Station mini シリーズです。

コンパクト設計で容量は1TBと少なめの容量ですが、動画データの扱いがしやすいだけではなく消費電力が低く高い静音性能を持ったNASです。

一人暮らしなどでNASを使うにはうってつけのNASです。

まとめ

今回はネットワークで繋がったパソコンなどでデータのやり取りが行えるNAS(ネットワークHDD)について紹介してきました。

NASを導入するとネットワークでつながっていればデータのやり取りができるというメリットがありますが、うまく活用できれば非常に便利なアイテムのため、NASのいい面も悪い面もしっかりと理解したうえで利用していくことが非常に需要です。






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