ゲーミングチェアが読書におすすめな理由は?注目すべき4つのメリット
ゲーミングチェアは、快適にゲームを楽しむための便利なアイテムですが、その使い道は他にもあります。
楽な姿勢で長く座っていられるため、読書のための椅子としても利用できるのです。
少し意外ではありますが、腰を据えてじっくりと読みたいときは、ぴったりな椅子になります。
では、ゲーミングチェアで読書をすると、どのようなメリットがあるのか、詳しく説明していきましょう。
頭の重さを分散できる
椅子に座って読書をしていると、頭の重さが体に負担をかけることがあります。
長い時間座り続けていると、首が疲れるだけでなく、肩がこることも多くなるのです。
そうなると、いくら読み進めたくても、なかなか続けることはできません。
首や肩にたまった疲労を回復するため、一度中断することになってしまいます。
しかし、「この本は今夜のうちに読んでしまいたい」といった目標を立てているなら、なるべく長く続けたいものです。
面白くて一気に読んでしまいたいときなども、体の疲れはない方が助かります。
そんなときは、ゲーミングチェアがおすすめです。
ゲームのために設計された製品は、背もたれが高くなっており、頭を後ろにもたせかけることができます。
それなら、重さによる負担は軽減できます。
首が疲れたり、肩がこったりすることは少なくなるので、少しくらい長く読書を続けても、楽な状態を維持できるのです。
ゲーミングチェアはゲームのためのアイテムですが、「長く座る」という点は読書と共通しているため、高い背もたれがしっかり役立ってくれます。
普段から長めに本を読む人は、ぜひ試してみてください。
ヘッドレストでより楽に
ゲーミングチェアの多くは、背もたれの部分にヘッドレストがあります。
これも、頭の重さを分散させるために役立つポイントです。
背もたれがあるだけでもかなり楽に座れますが、ヘッドレストを使うと、さらに首の負担を和らげることができるのです。
後頭部の下あたりにフィットすることで、首をきちんと支えてくれるため、肩のこりも防いでくれます。
なるべく楽な姿勢で読書をしたいときは最適なので、購入するときはヘッドレストもしっかりチェックしておきましょう。
ゲーム用でない通常の椅子だと、多少背もたれが高くなっていても、ヘッドレストまではついていないことがあります。
そのような製品は、長く座ることを想定していない可能性が高いため、読書で使うには、あまり向いていません。
ゲーム向きの椅子は読書向きの椅子でもあるので、適当に選んだりせず、便利な機能を備えたものを探すようにしてください。
腰に負担がかからない
長く読書を続けるときは、腰痛にも注意しなければなりません。
じっくり読み進めるために長時間座っていると、だんだん腰の負担が大きくなり、痛みを感じてしまうことがあります。
そうなると、痛みの方が気になってしまい、読書が捗らなくなるのです。
もしひどい腰痛になったりすると、日常生活にも支障をきたすことがあるため、あまり負担をかけるような座り方は避けるべきです。
ゲーミングチェアは、その点のサポートもしっかり行ってくれます。
腰に負担をかけてしまうときは、姿勢の悪さが影響していることも多いですが、ゲーム用に設計された椅子なら、そのようなデメリットを防ぐことができるのです。
ゲームでも読書でも、長く座っていると疲れてくるため、姿勢が崩れがちになります。
そのまま座り続けていると、どうしても腰の負担が大きくなってしまうので、何とか姿勢を正さなければなりません。
ゲーミングっチェアなら、背もたれが高いだけでなく、体を包み込むようなデザインになっているため、簡単に姿勢が崩れることはありません。
負担の少ない姿勢を長く維持できるため、常に楽な状態で本が読めるようになるのです。
ランバーサポート
ランバーサポートは、ゲームをするときの腰の負担を和らげてくれるクッションです。
これも、長い読書では助かるポイントになります。
体を包み込んで固定するだけでなく、クッションで腰を支えておけば、より負担を少なくすることができるのです。
ランバーサポートが当たっていると、骨盤が倒れにくくなり、背骨のカーブが安定します。
背骨のカーブは、自然なS字を描いているのが正しい状態です。
読書やゲームで長く座っているときは、その正常なカーブが崩れることで、腰の負担を大きくしてしまいます。
しかし、ランバーサポートで骨盤を安定させておけば、痛みにつながるような体の歪みを防ぐことができるのです。
できるだけ楽に座るためにも、ランバーサポートが付属したゲーム用の製品を探してみましょう。
肘がちょうどよい位置になる
長い時間の読書では、肘の位置も重要になってきます。
肘が常に浮いたままだと、それを支えるために筋肉を使わなければならず、疲労がたまってしまうのです。
短い時間であれば、それほど問題になることはありませんが、長々と座り続けるときは、さすがに無視できない負担になってきます。
これは、ゲームでも同じことです。
コントローラーを持つとき、ずっと肘を浮かせていると、どうしても疲れてきます。
本とは重さの違いがあるとはいえ、長時間過ごすようなときは、やはり気になってしまうものです。
しかし、ゲーム用に設計された椅子は、そうしたデメリットを解消するため、アームレストを備えています。
それも、ただのアームレストではありません。
高さの調整だけでなく、前後左右の動きや、取り付け位置の変更に対応したものが多くなっているのです。
通常の椅子でもアームレストがついた製品はたくさんありますが、大抵は固定されているので、ゲーム用のものほど自由度は高くありません。
そうなると、肘を乗せたくても、「どうもしっくりこないな」といった不満を感じてしまうことが多く、あまり便利には使えなくなります。
好きなように動かせるアームレストなら、単に肘を浮かせないだけでなく、最も楽な位置を探すことができるのです。
それなら、より楽な姿勢で本を読めるようになります。
体圧分散
アームレストに肘を乗せておくことは、肩や腰にかかる負担の軽減にもつながります。
肘を浮かせたまま本をもっていると、体圧がうまく分散できないため、体のあちこちに影響を与えることになります。
読んでいるのが厚くて重い本だったりすると、その負担はさらに大きくなってしまうのです。
これを防ぐためには、肘を何かに乗せて固定することが重要になります。
そうしておけば、体圧が偏らず、ちょうどよい具合に散ってくれるため、リラックスして座ることができるのです。
集中できる
ゲーミングチェアを使うと、ここまで説明してきたように、体の負担を減らしながら座ることが可能になります。
これは、疲労や痛みを防ぐだけでなく、集中力アップのためにも必要なことです。
体が疲れてきたり、痛みを感じたりするようだと、どうしても集中力は乱れてしまいます。
そうなると、なかなかページが進みません。
余計なストレスを取り除いてサクサク読み進めるためにも、なるべく楽な製品を使うことが大切なのです。
読み応えのある本に挑戦
体の負担を減らしてくれる椅子だと、集中してじっくりと読むことができるため、内容が難解な本や、分厚い超大作に取り掛かるときは最適です。
そうした読み応えのある本は、集中力を乱された状態だと、かなりハードルが高くなってしまいます。
実のある読書をするためにも、ゲーム用の製品をうまく利用していきましょう。
まとめ
ゲーミングチェアは、一見すると読書とは結び付かない製品のように思えますが、実はかなり相性がよいものです。
ここで紹介したように、快適さにつながる多くのメリットをもっています。
長く座ることを想定した製品なので、同様の姿勢で行うことが多い読書でも、十分にその恩恵を得ることができるのです。
楽に座れる椅子を使い、読書の時間をより充実させていきましょう。