バリカンを上手に使うコツとは? セルフカットする前の準備も解説!
バリカンを購入すれば、自分で自分の髪を切ることができ、美容院代を節約することができます。
そのため、バリカンでセルフカットすることはおすすめですが、バリカンを上手に使わないと満足いく髪型にすることは困難です。
そこでここでは、バリカンを上手に使うコツを解説していきます。
バリカンでのセルフカットに興味のある方や、バリカンでセルフカットをしている方は参考にしてみてください。
何種類かのアタッチメントを上手に使い分ける
アタッチメントとは、髪の長さを調整できるもので、バリカンにカチッと装着することで使うことができます。
坊主頭なら髪の長さを細かく調節することなく、1種類のアタッチメントだけで済みます。
しかし、ショートスタイルやミディアムスタイルなど、坊主頭以外の髪型にする場合は、何種類かのアタッチメントを上手に使い分ける必要があります。
そのため、バリカンを購入する場合は、アタッチメントの種類が多いものを購入することをおすすめします。
アタッチメントの種類が多いものを使用することによって、頭頂部やサイドやバックなど、場所によって髪をカットする長さを変えることができます。
場所によって細かくカットする長さを変えられることで、理想の髪型に近づくことができます。
場所によってはミリ単位で調節
比較的長く調節したい場合はセンチ単位で調節すると良く、例えばミディアムスタイルでカットする場合、まず前髪以外を7cmでカットし、バックを5cmでカットし、サイドを6cmでカットするなど、センチ単位で調節すると良いです。
刈上げなど短くカットしたい場合は、3mmや6mm、9mmなど、ミリ単位で調節すると良いです。
短くなりすぎるのを防ぎたい場合や、思い切って短くすることに不安がある場合は、いきなり短くカットするアタッチメントを付けるのではなく、まずは長めのアタッチメントを使ういましょう。
そうすることで、「短くしすぎた」と後悔することを防ぎやすくなります。
面倒かもしれもせんが、短くしすぎないためには有効な方法です。
使う前にしっかり充電する
充電式のバリカンを使う場合、前もってしっかり充電しておくことが大切です。
充電式はバッテリーによって動いているので、バッテリーが切れてしまうと当然バリカンは止まってしまいます。
カットしている途中でバッテリーが切れてしまうと、髪型が中途半端な感じになってしまいます。
充電して再開しようと思っても、充電するのには時間がかかります。
髪型が中途半端な状態だと、人に見られるのが恥ずかしいため、充電が終わり髪のカットが終わるまで、外出することができなくなってしまいます。
また、カットを一時中断すると色々面倒なため、充電式のバリカンを使う場合は、前もってしっかり充電しておきましょう。
十分に充電することによって、途中でバッテリーが切れるのを防ぐことができ、効率的にカットすることが可能になります。
兼用タイプのものもしっかり充電しておきましょう
バッテリーだけを使うタイプと、コンセントにさして使用するタイプ、その2つが合わさったものが兼用タイプです。
兼用タイプは、バッテリーが切れたとしても、コンセントにさして使用することができます。
そのため、充電していなくても使用することができますが、兼用タイプでもしっかり充電しておくことをおすすめします。
それはなぜかというと、コンセントにさして使用するとコードが邪魔になるからです。
コードが邪魔に感じることでカットしにくく感じてしまい、上手くカットできなくなる可能性が少なからず出てきます。
バリカンを使用する前にしっかり充電しておけば、コンセントを使用する必要はないためコードは使いません。
コードがないことでバリカンをコントロールしやすくなり、快適にカットすることができます。
上手に使うには手入れを行うことが必要
使い終わったら必ず手入れを行いましょう。
手入れをしないと汚れが蓄積し、アタッチメントや刃の周辺には髪が残ってしまいます。
そのようになると劣化が促進されてしまい、切れ味が悪くなってしまいます。
また、不衛生で故障する原因にもなるため、使用後はちゃんと手入れをしましょう。
刃が劣化しないようにオイルをさしましょう
バリカンに残っている髪を取り除き綺麗にしたら、刃にオイルをさしましょう。
刃にオイルをささないと切れ味が悪くなってしまいます。
切れ味が悪くなると思うようにカットすることが難しくなるため、バリカンに残っている髪を取り除いて綺麗にしたら、必ず刃の部分にオイルをさすようにしてください。
多くの商品はオイルが付属してあるので、付属されているオイルを使用しましょう。
バリカンで上手にカットするには、刃のメンテナンスをしっかり行うことは大切です。
カットをしやすくするための準備
バリカンで髪をカットすると、床には髪がたくさん落ちてしまい、片付けが大変です。
また、衣服にもカットした髪がたくさんついてしまい、衣服についた髪を取るのはかなり大変です。
そのため、バリカンを使用する時は、床へ落ちる髪対策や、衣服へつく髪対策を行うことが大切です。
では、具体的にどのような対策をすれば良いのかというと、床に落ちる髪対策は、新聞紙を床に敷いておくと良いです。
髪は新聞紙に付きにくく滑りやすいので、スムーズに集めて捨てることができます。
そして、衣服へつく髪対策としては、当然ですが髪が付きにくい衣服を着ると良いです。
セーターなどのような衣服は、繊維に髪が絡まりやすいので避けた方が良いでしょう。
私のやり方
私は美容院には行かず、バリカンを使って自分で髪を切っています。
では、どのようにカットしているのかというと、まずは風呂場の脱衣所に新聞紙をできるだけ広く敷きます。
そして、ゴミ箱・掃除機・クシ・タオル・バリカンを用意し、裸になって髪をカットします。
髪をカットすると、自分の身体にはたくさんの髪がつき、新聞紙の上にはたくさんの髪が落ちます。
髪を切り終わった後は、タオルで自分の身体についている髪を払い落とします。
自分の身体についている髪を払い落としたら、新聞紙の上に落ちている髪を集めて捨てます。
その際、新聞紙を折り曲げると、髪が中央にスーと集まるため、簡単に捨てることができます。
新聞紙を敷いていても、髪を回収する際、床に少し落ちてしまうので、最後に掃除機を使って床に落ちている髪を吸い込みます。
掃除機をかけ終わったらお風呂場でシャワーを浴びて、頭や身体に残っている細かい髪を綺麗に洗い流します。
私が使っているバリカンは水洗いすることができるので、シャワーを浴びるついでにバリカンを水洗いします。
自分では効率的な方法だと思っているので、バリカンを使ってセルフカットしている方は参考にしてみてください。
ちなみに、髪を払い落とすのに使用したタオルに付いている髪は、パンパンと払うとある程度髪は落ち、残っている髪はガムテープを使うと簡単にとることができます。
電気ストーブを使う時は火事に注意
裸の状態でカットするため、寒い時期は当然すごく寒いです。
そのため、寒い時期は電気ストーブを使って髪をカットしています。
しかし、電気ストーブを使う時は火事に注意する必要があります。
カットした髪が電気ストーブの上に落ちて引火したり、床に落ちている髪が電気ストーブで引火したりする可能性があります。
また、床に敷いた新聞紙に引火する可能性もあるため、電気ストーブを使う時は十分注意してください。
まとめ
上手にバリカンを使うには、数種類のアタッチメントを上手に使い分けたり、しっかり充電しておくことが大切です。
また、手入れをしっかり行うことも大切なので、使い終わった後は面倒くさがらずにしっかり手入れを行うようにしましょう。
新聞紙を敷くなど自分がやりやすいように工夫することも、上手にバリカンを使えることに繋がるため、どうすればカットしやすいのか考えて行うことも大切です。