バリカンの使い方とは?準備の仕方からメンテナンスまで紹介!
バリカンでセルフカットすれば、美容院や理容院まで行ってカット料金を支払う必要がないので、多くの方たちが挑戦したいと思うでしょう。
初めてセルフカットする場合には、髪をカットする方法ばかりに注目しがちですが、準備の仕方やメンテナンスの方法まで把握する事も重要です。
そこで、セルフカットの使い方や、おすすめの商品などを紹介するので、参考にしてみて下さい。
バリカンの準備
バリカンでセルフカットする前に、まずは髪をカットするための準備をしなくてはいけません。
そこで、準備すべき道具を紹介しながら、なぜ様々な道具が必要になるのか解説しましょう。
敷き物
お風呂場で髪をカットした方なら分かるかと思いますが、髪をカットした後に、髪をそのまま洗い流してしまえば、髪の毛が詰まってしまうので注意しなければいけません。
そのため、髪の毛が詰まらないように、髪の毛を集めてゴミ箱に入れる必要があります。
髪の毛を集めようとしたら、手間暇をかけてしまうので、あらかじめ敷き物を準備する必要があるのです。
そこで、おすすめなのが新聞紙をガムテープで繋げておく方法です。
この方法であれば、新聞紙を定期購読している方であれば、ガムテープ程度しかお金をかけないで済みます。
実際に、敷き物の上に立って、髪をカットしていけば、簡単に髪の毛を捨てる事が可能です。
オイル
バリカンで髪の毛をカットするためには、刃の部分にオイルを垂らしておく必要があります。
機種によって、オイルを垂らす場所や、垂らす方法が違うので、製品の使い方を確認するようにして下さい。
説明書に、オイルの垂らし方の説明が書かれている場合もあれば、バリカンの本体部分にオイルを垂らす部分が書かれている場合もあります。
部品をセット
自宅で、セルフカットする場合には、自分のイメージ通りの髪の長さにする必要があります。
仮に丸坊主にしたい場合でも、丸坊主にできる長さに調整する必要があるのです。
上位機種のバリカンであれば、細かく長さを調整できる場合もありますが『アタッチメント』によって、髪の長さを調整する機種もあります。
アタッチメントを本体部分にセットする事によって、髪の長さを調整できるようになるのです。
そのため、自分の髪の長さを決めてから、アタッチメントセットするようにして下さい。
鏡を設置
セルフカットすれば、敷き物や電気代程度しかお金をかけないので、節約したい方にはメリットしかないように感じるかもしれません。
ところが、セルフカットする場合には、自分の後頭部を確認する事が難しいので、鏡を最低でも2枚まで設置する必要があります。
美容院や理容院であれば、お客の後頭部を確認する事が簡単にできるので、後頭部の髪を簡単にカットしてもらえるので、この辺りは注意しなければいけません。
そのため、後頭部の髪の毛をしっかりとカットしたい場合には、2枚の鏡の中央に立ってセルフカットするようにして下さい。
髪をカットする方法
セルフカットするための準備が整った後は、髪をカットする事になるので、その方法をいくつか紹介します。
髪をカットする方法を覚えておけば、様々な髪型に挑戦する事ができるので、参考にしてみて下さい。
アタッチメント
バリカンにアタッチメントをセットしたら、髪の毛をカットする事ができますが、あまりにも短くカットしてしまえばセットし直す事が難しくなります。
そのため、アタッチメントによって、何mmの長さにセットしておけば、どのような髪型になるのか覚えておく必要があるのです。
実際に、3分刈りであれば6mmで、1分刈りであれば3mmで、五厘刈りであれば0.25mm程度になります。
もしも、坊主頭にしたくないのであれば、これよりも長めにセットしたほうが良いです。
髪の長さを変える方法
髪の毛の長さを段階的に変えられるバリカンを購入しておけば、簡単に髪の毛の長さを変える事が可能です。
例えば、ソフトモヒカンの場合には、トップを長めにセットしてカットしていきます。
その後に、サイドの部分は短めにカットできるようにセットしておけば、簡単にソフトモヒカンにする事が可能です。
ツーブロックの場合でも同じ事が言えて、髪の毛を長く残す部分と、髪を刈っていく部分に分けていけば、簡単に髪型をセットできます。
バリカンを利用した後
バリカンを利用した後は、敷き物や髪の毛を片付けなくてはいけませんし、バリカンをメンテナンスする必要があります。
その方法を知っておかなければ、その後に問題が起きてしまう場合もあるので、詳しく解説します。
敷き物と髪の毛を除去
敷き物を敷いた上で、髪の毛をカットしたら、その後に敷き物を丸めてゴミ箱に入れたら、簡単に髪の毛と敷き物を取り除けます。
ただし、髪をカットする前に、髪を濡らしてからカットする場合には注意しなければいけません。
なぜなら、敷き物をセットした状態で、髪の毛を濡らしてしまえば、敷物まで濡れてしまうからです。
そのような状態に陥ったら、敷き物がボロボロになってしまうので、バスタブの中に入って髪を濡らしたほうが良いでしょう。
敷き物はバスタブの中ではない床にセットしておけば、取り除きやすくなります。
メンテナンス
バリカンで、髪の毛をカットしたら、刃の周辺に髪の毛が多く残っています。
そのため、利用した後にメンテナンスをしておかなければ、髪の毛をカットしづらくなってしまいますし、短期間でバリカンが故障する恐れがあります。
メンテナンスの方法は、機種によって違いがあって、刃を本体から取り外す事ができる場合には、まずは刃を本体から外しましょう。
そして、掃除用のブラシで刃についた髪の毛を払い落としてから、本体部分に残った髪の毛も払い落として下さい。
おすすめのバリカン
バリカンの使い方を理解してもらえたところで、次に数多くあるバリカンの中から厳選して、おすすめの製品を2機種まで紹介するので、参考にしてみて下さい(製品の値段は2019年3月24日時点)。
パナソニック バリカン ER-GF80-S
『パナソニック バリカン ER-GF80-S』は、アタッチメントスライドさせる事によって、髪の長さを調整する事ができます。
その長さは、20~40mm・50~70mmなどに調整可能です。
メンテナンスをする際には、本体から刃を外さずに、水洗い可能になっているので、簡単に髪の毛を落としていく事ができます。
さらに『45度鋭角刃』で、イメージ通りに髪の毛を刈っていく事も可能です。
値段は少し高くなっていて、Amazonでは税込価格6,410円で販売されています。
フィリップス 電動バリカン HC5440/15
『フィリップス 電動バリカン HC5440/15』は、本体部部に『長さ調節リング』が搭載されていて、このリングを回す事によって、1~23mmまで23段階の長さに変更する事が可能です。
メンテナンスをする際には、本体から刃を外す事ができて、刃は水洗い可能になっています。
さらに『自動研磨式のステンレス刃』を採用しているので、長い間に渡って、鋭い切れ味になっているのです。
本製品は、低価格なバリカンになっていて、Amazonでは税込価格3,360円で購入する事ができます。
まとめ
バリカンを利用する際には、髪の毛をカットする方法だけではなく、準備の仕方やメンテナンスも覚えておかなくてはいけません。
実際に、準備を怠ってしまえば、髪の毛を取り除く事が大変になってしまいますし、イメージ通りの髪型にする事もできません。
メンテナンスを怠ってしまえば、短期間で買い換える事になってしまうので、準備やメンテナンスを怠らないようにしましょう。