低価格な液タブ『HUION GT-221PRO』は意外にも高性能?
ペンタブには、板タブと液タブがあって、低価格な値段で販売されているのが板タブです。
そのため、ペンタブにあまりお金をかけられない方は板タブのほうを購入したくなるでしょう。
しかし液タブは高額な代わりに様々なメリットがあるのです。
さらに数多くある液タブの中には『HUION GT-221PRO』のように低価格なのに、高機能な機種もあります。
そのため、液タブは高額なので購入するのを諦めていた方には興味深い機種だと思うので、本製品について紹介するので、見ていきましょう。
本製品の商品情報
液タブを購入する際には、まず自分が持っているパソコンが本製品に対応できるのか把握する必要があります。
そこで本製品に対応可能なOSや、コストパフォーマンスなどを紹介するので、この液タブを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
対応可能な環境
パソコンのOSは大きく分けて2つの種類があって、それがWindowsとMacです。
日本ではWindowsを利用している方が多くいますが、デザイン業界で多く使われているのはMacになります(2018年2月7日時点)。
そのため、これからデザイン業界で働こうと考えている方はMacや液タブを購入したほうが良いです。
そして本製品に対応可能なOSは、Windowsは7・8・8.1・10で、MacはOS X10.11.0以上になっています。
本来であればMacのほうがデザイン業界でも苦労する事は少ないのですが、全ての企業がMacを利用している訳ではないので、どちらのOSを利用するかはあなたの好みで選んでも問題はありません。
ただし、本製品を購入する場合には、今回紹介したOSがインストールされているものを選ぶようにして下さい。
低価格な液タブ
液タブとはペンタブ本体に液晶画面が設置されているもので、板タブとは液晶画面が設置されていない通常タイプの物になります。
液タブは液晶画面を利用しながら、デジタルのイラストを製作しやすい事から、高額な機種が多いので、本製品が低価格で販売されている事について、半信半疑の方は多いかもしれません。
しかし本製品は、Amazonでは、送料無料で税込価格79,369円で販売されているのです(2018年2月7日時点)。
このような低価格な値段が可能になっているのは、HUIONが中国の広東省に本社を置く関連企業のブランドだからです。
そのため、品質を下げて低価格になっている訳ではないので、気軽に購入する事ができます。
HUION GT-221PROの特徴
本製品が低価格な液タブである事が分かっても、本当に高機能になっているのか不安になってしまう方は多いでしょう。
そこで本製品が高機能になっているポイントについて紹介するので、参考にしてみて下さい。
解像度
液タブを購入する際に、重要になるポイントの一つが『解像度』です。
もしも解像度が低ければ、美しいイラストを映し出せる事は難しいので、創作意欲をかきたてられる事はないでしょう。
そして本製品の解像度は『1920×1080』もあるのです。
解像度はドット(点)の集まりなので、本製品は横方向に1920ドット・横方向に1080ドットも映し出されます。
このドットで色が映し出されるので、本製品はなめらかな線や美しい色を映し出せるようになっているのです。
そのため、低価格な液タブで、美しい画面を見られる機種を探している方には、本製品はおすすめです。
筆圧感度
実はペンタブを購入しなくても、パソコンでデジタルのイラストを製作する事はできます。
しかしペンタブを購入しなければ、マウスでイラストを製作する事になるので、なめらかな線を描いていく事は難しいのです。
さらにマウスの場合には、線や色の太さを変えようとしたら、設定を変更する必要があるので、手間暇をかけてしまう事になります。
所が、ペンタブは『筆圧感度(筆圧レベルと言う場合もあります)』によって、専用ペンにかける力の入れ具合によって、簡単に線や色の太さを変える事ができるのです。
そして本製品の筆圧感度は、8192段階もあるので、線や色の太さの幅が広くなっているので、表現力豊かなイラストを効率よく製作する事ができます。
ショートカットキー
デジタルのイラストを製作した事がない方は分からないかもしれませんが、ある作業を実行しようとしたら、いくつか手順を踏まなければいけません。
そのため、アナログのイラストのように、簡単に線を引けなければ、色を塗る事もできないのです。
そこで本製品は、10個のエクスプレスキーを本体に搭載する事によって『ショートカットキー』を設定できるようにしています。
このショートカットキーを設定しておけば、様々な作業が、ワンタッチで行えるようになるのです。
液タブのメリット
本製品は液タブの中では低価格でも、板タブに比べれば高額な機種である事は間違いありません。
そのため、一円でも安いペンタブを購入したい方は板タブのほうが魅力的に見えてしまうでしょう。
そこで液タブのメリットをいくつか紹介するので、それが分かれば本製品の魅力も分かるはずです。
アナログに近い環境
板タブは低価格でもペンタブ本体にイラストを描ける訳ではありません。
実は専用ペンを板タブ本体になぞっても、イラストが映し出されるのはパソコンのディスプレイになります。
そのため、アナログのように紙やキャンバスにイラストを描いていく環境とは違うので、慣れるまでに時間をかける事になってしまうのです。
それに引き換え、液タブの場合には、ペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されるので、アナログに近い環境でイラストを製作できます。
線のズレを抑制
板タブはアナログにかけ離れた環境でも、何回も練習をすれば慣れるのではないかと思った方は多いかもしれません。
確かに板タブを利用する際には、扱い方に戸惑ってしまいますが、何回も練習をすれば慣れる事はできます。
ただし板タブは専用ペンを接している部分と、イラストを映し出す部分が違っているので、線にズレが生じやすくなっています。
それに引き換え液タブは、専用ペンを接する部分と、イラストを映し出す部分が同じなので、線のズレが生じづらいのです。
この線のズレも練習次第で慣れる方もいれば、慣れない方もいるので、そのような事を考えたら、最初から低価格な液タブである本製品を購入したほうが良いです。
利用者たちの口コミ
本製品の魅力を紹介してきましたが、実際に利用している方たちが本当に満足しているのか、知りたい方もいるでしょう。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、この液タブは購入するほど価値のある機種なのか、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品は筆圧感度が優れている機種なので、利用しやすくて満足している方がいました。
実際に筆圧感度が優れていれば、イラストの『入り』や『抜き』も簡単に描けます。
そのため、キャラクターの輪郭線や眉毛・髪の毛なども描きやすくなっています。
さらに、本製品の角度を調整できるようになっている所を気に入っている方もいました。
実際に液タブは、パソコンよりも高さがないので、頭を傾けて利用する事になるので、肩や首に大きな負担をかけてしまいます。
それを考えたら、ペンタブ本体の角度を調整できるのは、本製品の大きな魅力です。
悪い口コミ
本製品を注文してみたら、あまりコストをかけられていないような作りに見えた所を気になってしまうケースがありました。
ただし外見さえ気にならなければ、イラストを製作する際には、問題にならないので、性能を重視している方は、それほど気にする必要はありません。
その他に本製品のCDドライバーでは専用ペンが機能しないケースがありました。
このケースでは、インターネットからドライバーをインストールしたら、専用ペンが機能するようになったのです。
そのため、本製品の専用ペンが機能しない場合には、インターネットからドライバーをインストールしたほうが良いです。
まとめ
本製品は液タブなのに、筆圧感度や解像度が優れているので、今までペンタブを購入するべきか悩んでいる方でも、本製品を購入してみる価値があります。
実際に板タブとは違って、液晶画面にイラストが映し出されるので、今までペンタブを利用した事がない方でも、短期間で操作方法になれる事ができるのです。
そのため、板タブより値段は高くなっていますが、1回でも良いので本製品を利用してみる事をおすすめします。