自宅でバリカンを使って子供の髪の毛をカットするためのコツを教えます

バリカン

子供のカットがバリカンで手軽におウチでできたら安上がりで時間の短縮にもなります。でもなかなか上手くいかないし、子供も時間がかかってはいやがります。でもちょっとしたコツを押さえると案外上手くいきます。そのコツをご紹介します。

>>おすすめバリカンランキング


バリカンを上手く使うコツ

道具はしっかり揃える

バリカンでカットをする前に、必ず必要な道具はあらかじめ揃えておきましょう。必要な道具は、バリカン・アタッチメント・クシ・ケープ・タオル・ダッカールです。ダッカールとは髪の毛を挟んで留めるものです。タオルを首に巻いてから、ケープをすると髪の毛がケープの中に入らないので、痒くならず、清潔な状態でカットできます。ケープは輪になった裾が折り上がってるものが、スーパーや100円均一などで販売されてますので、それを使うと髪の毛も落ちないで、掃除もしやすいです。よくお風呂場で、子供を裸にさせてカットしている親御さんの話しを聞きますが、髪の毛は肌に刺さりやすいので、なるべくならきちんとケープをつけてカットすることが望ましいです。親御さんはポケットがあるエプロンなどを着用し、バリカンのアタッチメントやクシを入れて準備しておきます。髪の毛を挟むクリップなどはポケットの入り口に挟んでおけば、すぐ使うことができておすすめです。セニングシザーというスキバサミがあればなおよりよいカットができます。

アタッチメントは最初は長めで

バリカンのアタッチメントを、いきなり短いのを使ってしまうと後戻り出来ません。最初は思った長さよりちょっと長めのモノを使うと良いです。そして、全体を粗切りして余計な髪の毛を切ってしまうと後から細かいところをカットする方がやりやすくなります。その後で徐々に短いアタッチメントを使っていくようにします。カットする順番は頭の下から上に、左端から真ん中に向けて、右端から真ん中に向けて、というふうにするとバランスがとりやすくなります。

細かいところはクシを使うと上手くいく

襟足や耳周りなど、短いアタッチメントを使う時はクシを使います。クシの幅の厚みで髪の毛の長さが変わってしまうので、出来れば幅の薄いクシと厚めのクシの2種類あると便利です。クシを左手で持って襟足のキワに当てて、そこからはみ出た髪の毛にバリカンを当てると、キレイにカットすることができます。クシを使って細かいところをカットする時は、地肌から小指を離さないようにすると、ブレずにカットすることが出来ます。

耳周りは耳を折りたたむ

耳にバリカンが当たってしまっては子供が嫌がってしまいますので、左手で耳を折りたたんでカットします。折りたたむ指は親指を使うと上手くいきます。その時に力を入れすぎると、子供の頭がかしがってしまうので、残りの指で優しく頭を押さえてあげると、安定してバリカンを操作することができます。耳周りを当てる順番は、襟足側からバリカンを入れて、もみあげの方に向かうと上手く出来ます。その時にもみあげまで全てカットしてしまうと、不自然な仕上がりになってしまうので、もみあげ部分の産毛は自然に残すと良いです。その後で前側からバリカンを入れて後ろと前をつなげるようにします。

つなぎ目はセニングシザーでボカす

頭のてっぺんから落ちてる髪の毛と刈り上げた部分の境目はセニングシザーでボカすと自然な仕上がりになりますので、とてもおすすめです。長めの髪の毛の場合はクシで髪の毛を持ち上げながら、クシからはみ出た髪の毛を2.3回セニングシザーを動かしてボカします。刈り上げの部分は髪の毛の色を見ながら、セニングシザーを当ててボカします。ボカすときは頭の全体の色をよく見て、濃い色や薄い色がない状態にすると見栄えがよくなります。耳の上は、耳の後ろ側から地肌にそって、前の方にセニングシザーを動かして馴染ませると、髪の毛が伸びてきた時に、形よく伸びることができます。

子供のカットは夫婦の共同作業で

慣れないうちや子供が小さいときは、ひとりで作業するのはとても大変なので、出来るだけ2名で行うことが理想です。ひとりが子供の頭を押さえたり、おもちゃなどで子供の気をそらしながら、その隙にカットするようにすると、カットする人は集中してカットすることができるので早く終えることができます。しかしあまり時間がかかるようであれば、1日目は全体の粗切りをして、次の日に襟足や耳周りなどの細かいところをカットするなど、作業を分けることも子供がカット嫌いにならないコツだと思います。一回のカットは長くても3.40分以内に収まるようにすることが大事です。それ以外は子供の集中力とともに、大人の集中力も低下してしまいます。無理せず短時間で済ませることが重要です。

>>おすすめバリカンランキング


まとめ

お手軽に子供のカットが出来るのがバリカンの良いところですが、いきなりバリカンを当ててしまってはびっくりしてしまって上手くいきません。思いついたら子供の頭を撫でてあげたり、バリカンの音を聞かせたりして、慣らしてあげることも大事です。そして優しくお話ししながら楽しくカットしてあげるといいです。




バリカン