液タブ『XP-Pen Artist16Pro』のコスパの高さは抜群？
液タブは高額な機種が多く販売されていましたが、最近では低価格な液タブも販売されるようになりました（2018年2月5日時点）。
その中には『XP-Pen Artist16Pro』のように値段が安くなっているだけではなく、高機能になっている上に、無料ソフトまで付いてくる物まであるのです。
そのため、コスパの高い液タブを探している方には興味深い機種だと思うので、本製品について詳しく紹介しましょう。
XP-Pen Artist16Proの見やすさ
本製品の大きな魅力として、視認性（見やすさ）の高さが挙げられます。
実際に液タブは、液晶画面にイラストが映し出されるので、そのイラストが見やすくなければ、作業効率を悪くしてしまいます。
そこで、本製品の視認性が高くなっているポイントについて紹介するので、見ていきましょう。
高解像度
本製品は『解像度』が高くなっていて『1920×1080』もあります。
この解像度とはドット（点）の集まりを表しているので、本製品は横方向に1920ドット・横方向に1080ドットも映し出されるのです。
1つのドットには色を表す事ができるので、ドットの数が少なければ、表示できる色に限りがあるので、美しいイラストを映し出す事ができません。
そのため、低価格で美しいイラストを映し出せる機種を探している場合には、高解像度になっている本製品はおすすめです。
ワイドな視野角
解像度が高い液タブは多く販売されていますが『視野角』にも注目しなければいけません。
なぜなら視野角が狭ければ、液晶画面を見る角度によって、色彩やコントラストに大きな違いが出てしまうからです。
そのため、視野角が狭い液タブを利用している場合には、真っ正面から液タブを見ている時は美しいイラストを見れるのに、違う角度から見たら色彩が変わって見えるのです。
そこで本製品は、視野角がワイド設計になっていて『178度』もあります。
そのため、本製品は違う角度から見ても、美しいイラストを見る事ができます。
16インチ
解像度や視野角が優れていても、液晶画面が小さくなっていれば、イラストが見えづらくなってしまいます。
実は、本製品は『液晶画面』が大きくなっていて『16インチ』もあるのです。
液タブは液晶画面に専用ペンを接していき、イラストを描いていくので、インチ数が小さい液タブでは作業領域まで狭くなってしまうのです。
そのため、本製品が16インチになっている事で、視認性が高くなっているだけではなく、作業領域まで広くなっているのでイラストを描きやすくなっています。
本製品の注目すべき機能
本製品は視認性が高いだけではなく、イラストを効率よく制作できる機能が2つもあって、それが『筆圧レベル』と『レポートレート』です。
しかし、この2つの機能について詳しく知らない方は多いと思うので、どのような機能なのか紹介するので、見ていきましょう。
筆圧レベル
筆圧レベルは、液タブの付属品『専用ペン』にかける力加減によって、線や色の太さの幅を決める機能になります。
実際に筆圧レベルの低い液タブを利用してしまえば、専用ペンに力をかけて制作しても、線や色があまり太くなりません。
さらに力をあまり入れないで専用ペンを液晶画面に接しても、線や色があまり細くならないので『入り』や『抜き』を上手く描けないので注意しなければいけません。
所が、本製品の筆圧は『8192レベル』もあるので、線や色の太さの幅を広げて制作する事が可能です。
レポートレート
液タブを利用する際に、専用ペンを液晶画面に接してもイラストを上手く描けない場合があります。
このようなケースが起きてしまうのは『RPS』が関係しているのです。
このRPSは、専用ペンを液タブに接した時の応答速度を速める事を決定づける機能になります。
そのためRPSが優れていない液タブを利用したら、スムーズな線を引く事ができないので注意しなければいけません。
そこで本製品は、レポートレートが266RPSになっていて、スムーズな線を引きやすくなっています。
本製品の商品情報
本製品の視認性や機能について紹介した所で、次に商品情報も紹介するので、この液タブを詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
無料ソフト
液タブを購入する際には、液タブ本体だけではなく、デジタルのイラストを制作するソフトも必要になります。
しかし液タブを購入するだけでも、お金をかけてしまうので、ソフトまで購入する事が難しい方は多いでしょう。
そこで、本製品はWindowsの専用ソフトになりますが、無料で『オープンキャンバス』が付いてくるのです。
このソフトは、無料とは思えないほどの機能が搭載されていて、デジタルのイラストを制作しやすくなっています。
そのため、Windowsを利用している方は、本製品を検討してみる価値があります。
角度調整
液タブは、パソコンとは違って、寝かせて利用する事になるので、低い位置に設置する事になります。
そのため、液タブを利用する際には、頭部を傾けてイラストを制作する事になります。
しかし長い間に渡って、頭部を傾けていたら、肩や首に大きな負担をかけてしまうので、注意しなければいけません。
実際に低い位置で、スマホを長い間に渡って見ていたら『ストレートネック』になってしまって、肩こりや首こりに悩まされている方が多くいるのです。
そこで本製品は、本体を角度調整できるようになっていて、肩や首にかかる負担を軽減できるようになっています。
リーズナブルな価格
本製品は、魅力的なポイントが多い液タブなので、多くの方たちは「本当に値段が安くなっているのだろうか」と半信半疑になったかもしれません。
実際に本製品は、Amazonでは送料無料で税込価格48,999円で購入する事ができるのです（2018年2月4日時点）。
このような事が可能になっているのは、XP-Penが日本で設立されたとは言え、人件費が安い台湾で支社を設立された事が大きく関係しているでしょう。
そのため、液タブを開発している国よりも、値段のほうを重視している方は、本製品を検討してみる価値があります。
利用者たちの口コミ
本製品は魅力的なポイントが多い液タブでも、台湾で支社を設立しているので、本当に高品質なのか不安になったかもしれません。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品を利用している方たちの中には、適度な大きさになっている所を満足している方がいました。
実際に数多くある液タブの中には27インチにもなる機種がありますが、そのような機種を設置するためには、大きなサイズのパソコンデスクが必要になります。
そのため、あまり大きすぎない液タブを探している方も、本製品はおすすめです。
さらに本製品が高解像度になっている事もあって、画面が美しいイラストを映し出せる所を気に入っている方もいました。
悪い口コミ
本製品を利用しようとしたら、ポイントがズレてしまって、不満を抱いているケースがありました。
実際に専用ペンを液晶画面に接した時にポインタがズレてしまう場合には、できるだけ専用ペンを垂直にした状態で液晶画面に接したほうが良いです。
さらに本製品の取り扱い説明書では、日本語になっている部分が少なくて、本製品を設定する時に苦労してしまう方もいました。
そのため、液タブを設定した事がない方は注意して下さい。
まとめ
本製品はポインタがズレやすくなっているので、この液タブを購入するべきか悩んでしまった方は多いかもしれません。
しかしポインタのズレは、液タブを何回も利用していくうちにズレを抑制する事ができます。
そのため、何回も練習する事によって、本製品のデメリットはカバーする事ができるので、コスパが高くなっている本製品は検討してみる価値があります。