失敗しないために!バリカンを使ったツーブロックのコツってある?
バリカンを使ったツーブロックヘアーは、セルフカットでも比較的におしゃれに見えやすい髪形で、すごく人気です。
ただそれでも、コツをしっかりと抑えておかないと、失敗した髪形になってしまうこともあるもの。
髪形が与える印象というのはすごく大きいので、失敗してしまうと大変です。
そこでここでは、バリカンを使ったツーブロックヘアーのコツを紹介していきます。
少しずつラインを広げていく
バリカンを使ったツーブロックヘアで一番多くみられる失敗は、ツーブロックのライン設定による失敗です。
ツーブロックは、バリカンで借り上げている部分と、普通の髪の毛としてそこに上からかぶせる部分の二段構成になっていますよね。
そこのライン設定を、頭頂部側に寄せすぎてしまうと、すごくバランスの悪い髪形になってしまうのです。
そうならないようにするために、少しずつラインを上にあげていくというのが一番のコツです。
つまり、まずは耳からおでこの生え際の間くらいにラインを設定して、まずはそこでそろえてバリカンを入れていく。
その段階でいったん全体のバランスを見て、それでまだもう少し短い方が良さそうであれば、そこからさらに少し上のラインでそろえていく。
それを少しずつ繰り返して、適切なラインを探していくのです。
そうして少しずつ設定していけば、たとえ上に上げすぎてしまったとしても、やりすぎるということはなくなります。
だから失敗する可能性は極めて少なくなるのです。
片方ではなく全体をそろえてから見ること
少しずつラインを上にあげていく際には、片方ではなく全体をそこのラインにそろえるのがコツです。
片方をそこのラインに設定して、その段階でバランスを見てもよくわかりません。
だから、その段階で引きで見てしまって、「もっと上まで上げた方がいいかな?」と思ってあげてしまったら、片方の段階ですでに行き過ぎになってしまう可能性が出てくるのです。
そうするともう片方も同じラインにそろえるしかないので、両方とも上げすぎになってしまいます。
そうならないようにするためにも、片方だけで見るのではなく、両方ともそろえてから見るようにしてください。
バリカンで剃らない部分をしっかりとピンでとめる
ツーブロックをセルフカットでする際には、バリカンで剃らない部分をしっかりと留めておく必要があります。
もちろん、片方の手で剃らないほうの髪の毛をおさえておいて、空いているほうの手でバリカンで剃るというやり方もあります。
でもそうすると、ラインががたがたになってしまう可能性が高くなるのです。
ラインががたがたになってしまうと、髪の毛をかき上げた時にすごくみすぼらしくなってしまいます。
やっぱりツーブロックヘアーの醍醐味は、バリカンで剃った部分の短いところと、伸ばしている長い髪の毛の対比です。
それが一番発揮されるのは、髪の毛をかき上げた時です。
でもそうしてかき上げた時にラインががたがただと、かきあげること自体出来なくなってしまうでしょう。
それでは勿体ないですから、ラインはなるべく綺麗に揃えたいところ。
そのために使用するべきが、ピンなのです。
ピンを使うと完成図も想像しやすい
ピンを使って髪の毛を止めると、完成図も想像しやすいというメリットがあります。
手で止めるだけだと「なんとなくこの辺かな?」という間隔でそろえて、そしてとりあえずバリカンを入れてみてラインを見ていくしかできません。
でもピンでとめれば、おさえている手で髪の毛が隠れることがないので、ラインを見やすくなるのです。
そうしてしっかりと完成図を想像できるようなラインを見てからラインを設定していった方が、失敗しない可能性は高いですよね。
だから、バリカンを使ってセルフカットでツーブロックにする際には、まずピンは欠かせません。
長めのアタッチメントで取り組む
バリカンにはアタッチメントがありますよね。
アタッチメントの長さに応じて、当然仕上がりは変わってきます。
アタッチメントが短くなればなるほど、ツーブロックの刈り上げ部分が短くなってくるのです。
刈り上げ部分があまり短くなると、そこがスキンヘッド風になってしまい、ツーブロック感が無くなってしまいます。
ツーブロック感は、先述の通り長い部分と短い部分の対比が重要になります。
短い部分が短くなりすぎてしまって、そこがスキンヘッド風になってしまうと、対比がなくなってしまうのです。
たとえば怪我をした時のように、ただそこに髪の毛が生えていない人みたいになってしまいます。
それでは当然かっこよくは見えませんから、そうならないように、アタッチメントは長めからスタートするのがおすすめです。
少しずつ短くしていけばいい
面倒だからいきなり短いアタッチメントで作業をしたくなる気持ちはわかります。
でも、いきなり短いアタッチメントを利用して、それで失敗してしまったらもう後戻りはできません。
伸びるまで待たないといけなくなってしまいます。
そうして変な髪形でしばらく過ごすことと比べたら、多少面倒でも、長いところから少しずつ調整していくというのも苦ではないでしょう。
だから是非、少しずつアタッチメントを短くするというやり方でバリカンを入れていってください。
襟足に手を出さないというのもコツ
ツーブロックに失敗してしまう人に一番多いのは、ライン設定を間違えてしまうという失敗ですが、それ以外にももう一つよく見られる失敗があります。
それが、後ろ側をやりすぎてしまったり、後ろから見るとバランスがおかしいようなツーブロックになってしまうという失敗です。
後ろ側だって、合わせ鏡をしながらバリカンをいれていけば、うまくできることもあります。
でも、サイド側と比べるとやはり難易度は各段に跳ね上がります。
そして多くの場合、まずはサイドにバリカンを入れて、サイドの髪の毛を整えてから、そこに合わせて後ろ側も整えていくことになりますよね。
そうなると、そこに取り組むころにはもうすでに集中力が残っていないことも多くなるのです。
それもあって、失敗してしまうことが多くなるのです。
ただでさえ集中力が必要なところなのに、どうしても集中しづらいわけですから、失敗してしまうのも当然。
なのでもし失敗したくないのであれば、いっそ後ろ側にはツーブロックを適用させないというのが、一つのコツになるのです。
後ろ側は適当にはさみを入れていくだけにして、ツーブロックにはしない。
そうすれば、実質ポイントはライン設定だけになります。
ライン設定は、少しずつ上げていけば失敗することはありませんから、そうすることによって、セルフツーブロックで失敗する可能性はかなり少なくなります。
どうしても襟足もやりたい時は
もしどうしても襟足もツーブロックにしたいと思ったら、横からも後ろからも見ることが出来るように鏡を用意するようにしていきましょう。
真後ろだけではなく、斜め後ろくらいからも見えるようにしていくと、よりバランスがとりやすくなって、多少なりとも失敗する可能性が少なくなるのです。
だからできれば、開きのある鏡を用意するようにして後ろからもいろいろな角度で見れるようにしてみてください。
まとめ
バリカンをつかったセルフツーブロックにおいて大切なのは、とにかく楽しない、横着しないことです。
少しずつ少しずつ段階を踏んでラインを設定していけば、失敗することはありません。
横着して一気に済ませようとするから失敗してしまうのです。
それをしっかりと頭に入れて、少しずつ少しずつ仕上げるようにしていってください。