バリカンにアタッチメントをつける意味とは?つけないでカットする際の注意点
バリカンで髪をカットする場合、多くの方はアタッチメントをつけて使用します。
では、なぜアタッチメントをつけるのかというと、様々なメリットがあるからです。
しかし、アタッチメントも劣化するため、壊れてしまう場合があります。
アタッチメントが壊れてしまうと、アタッチメントなしでカットしようとする方もいますが、いくつか注意することがあります。
ここではその注意点と、アタッチメントをつける意味について説明していきます。
目次
アタッチメントをつける意味
アタッチメントをつけないでカットする際の注意点を説明する前に、まずはアタッチメントをつける意味について説明していきます。
バリカンの購入を検討している方の中には、アタッチメントの種類が多いものを購入した方が良いのか悩む方もいるかと思います。
また、アタッチメントが壊れた場合、アタッチメントを購入した方が良いのか悩む方もいることでしょう。
では、アタッチメントをつける意味とは何なのでしょうか?
髪の長さを調節できる
付いているアタッチメントの数や種類は商品によって異なりますが、多くのバリカンにはアタッチメントが付いています。
アタッチメントをつけることにより、そのアタッチメントに応じた髪の長さにカットすることができます。
そして、アタッチメントを付け替えることで、髪をカットする長さを調節することができます。
アタッチメントをつけないで使用すると、カットする長さを変えることは困難になります。
坊主のようなシンプルな髪型にする場合は、場所によってカットする長さを調節する必要はありませんが、サイドやバックなど部分によって髪の長さを変えたい場合は、アタッチメントを替える必要があります。
付け替えなくてもスライドさせることで微妙な調節ができるアタッチメントもありますが、カットする長さを大きく調節したい場合は、アタッチメントを替えなくてはいけません。
すくことができるアタッチメントもある
アタッチメントというものは、ただその長さに合わせてカットできる物だけではありません。
髪をすくことができるアタッチメントや、ナチュラル仕上げにするアタッチメントなどもあります。
それらのアタッチメントを使うことで、髪のボリュームを減らしたり、自然な感じに仕上げることができます。
スキバサミは必要なく、バリカン1つですくこともできるのは嬉しいことですね。
様々な髪型に挑戦できる
色々な種類のアタッチメントがあれば、坊主頭などのようなシンプルな髪型だけでなく、様々な髪型に挑戦することができます。
カットする部分によってアタッチメントを付け替えるのは少々面倒かもしれませんが、アタッチメントを上手く使い分けることによって理想とする髪型に近づくことができます。
アタッチメントを上手く使い分けてショートスタイルにするのもいいし、ミディアムスタイルにしても良いでしょう。
アタッチメントがなかったり、つけなかったりする場合は、坊主頭くらいにしかすることができないため、ビジネススタイルやショートスタイルなど色々な髪型に挑戦したい場合は、アタッチメントが必要になります。
アタッチメントが壊れた場合
アタッチメントが壊れた場合は、アタッチメントなしでカットするか、アタッチメントだけ買うかの2通りの対処法があります。
「アタッチメントなしでカットできるの?」と思う方もいるかもしれませんが、アタッチメントなしでもカットは可能です。
しかし、アタッチメントをつけないことにより、バリカンの刃が当たりやすくなるため、頭皮を傷をつけてしまう恐れがあります。
そのため、十分注意しながらカットする必要があり、十分注意することで頭皮へのダメージを軽減することができます。
注意しながらカットするので時間がかかってしまいますが、頭皮を守るためには仕方ありません。
安全や効率を考えるとアタッチメントを付けた方が良く、アタッチメントが壊れた場合はアタッチメントだけ購入することをおすすめします。
販売している会社にもよりますが、アタッチメントは補修部品として買うことができることもあります。
しかし、在庫がないと買うことができない場合もあり、保有期限が定まっていて保有期限内でないと取り寄せできない場合もあるので注意しましょう。
アタッチメントをつけないでカットする時の注意点
アタッチメントが壊れていてアタッチメントがない状態でもカットすることができ、坊主頭くらいならすることができます。
ですが、アタッチメントを付けないでカットする時は注意することがいくつかあります。
垂直に当てないこと
バリカンにアタッチメントをつけないと、刃が直接頭皮に当たりやすくなります。
刃が頭皮に直接当たると頭皮を傷つけてしまう恐れがあるため、十分注意する必要があります。
頭皮になるべくダメージを与えないようにカットするには、頭皮と平行になるような角度でバリカンを使うことが大切です。
頭皮に刃が垂直に当たるような状態でカットしていくと、頭皮にはダメージが加わりやすくなり、出血する恐れもあります。
そのようになっては最悪なので、アタッチメントなしでバリカンを使う時は、バリカンを頭皮と平行になるようにスライドさせながらカットするようにしてください。
頭皮が健康な状態なのかチェック
アタッチメント無しで使う場合は、まず頭皮の状態をチェックしましょう。
頭皮が健康な状態なら良いのですが、炎症していたり、アレルギーを起こしていたりすると、カットしている時に頭皮に与えるダメージが大きくなってしまいます。
頭皮が健康な状態なら、ある程度の刺激には耐えることができるため、アタッチメントなしのバリカンを使う場合は、頭皮の状態が良いのか悪いのか必ずチェックするようにしましょう。
新しい傷がある状態も良くないので、新しい傷や怪我がある場合は使うのを避けてください。
使用後のバリカンはちゃんとメンテナンスしましょう
アタッチメントをつけるにしても、つけないにしても、使用後はちゃんとメンテナンスをすることが大切です。
バリカンを使用した後は本体や刃などに細かい髪の毛が多く付いている状態であり、汚れなどもついている状態になります。
その状態のまま放っておくと、刃の切れ味は悪くなり、故障する原因にもなります。
切れ味が悪い状態でアタッチメントを装着せずに無理矢理カットすると、頭皮を傷つけるリスクは高くなります。
ですから、バリカンを使い終わったら、バリカンについている髪をサッと落とし、水洗いできるものは水洗いし、水洗いできないものはブラシなどで丁寧に払い、油を差すなどしてちゃんとメンテナンスをしましょう。
バリカンで坊主頭にすると得られるメリットとは
アタッチメントを装着しないで坊主頭にすることにはメリットがあります。
そのメリットとは、失敗する可能性が低いことです。
坊主頭はとても簡単な髪型なため、アタッチメントを装着していなくても、頭皮を傷つけないように十分注意すれば、簡単に行うことができます。
それと、もう1つメリットがあり、それは散髪代をほぼ確実に節約することができることです。
先程も言いましたが、坊主頭は失敗しにくい髪型なため、床屋さんや美容院に行く必要はありません。
とても安い髪を切るお店でも1,000円はかかりますが、バリカンでセルフカットすれば当然お金はかからず、バリカンを動かす電気代がほんのちょこっとかかるだけです。
セルフカットすれば、ほぼお金はかからないので、散髪代がかからないことは大きなメリットと言えます。
まとめ
アタッチメントと一言でいっても、カットする長さを変えるもの、すくことができるもの、ナチュラルにカットするものなど様々な種類があります。
それらを上手に使い分けることによって様々な髪型にすることが可能なため、アタッチメントは必要なものといえます。
しかし、坊主頭のようなシンプルな髪型であれば、アタッチメントをつけなくてもカットすることは可能です。
坊主頭はとても簡単ですが、アタッチメントを付けていないと頭皮を傷つけてしまう恐れがあるため、頭皮を傷つけないように丁寧にカットしましょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://bought-boat.com/magazine/articles/534
http://hokkori-island.info/生活/post-909/
https://elife-media.jp/4439