ペンタブレット『intuos Pro PTH-651/K1』を紹介
ペンタブには『板タブ』と『液タブ』がありますが、板タブは低機能で、液タブは高機能な機種が多いです。
しかし、液タブは板タブよりも高額なので、気軽に購入できる物ではありません。
ところが、数多くある板タブの中には『intuos Pro PTH-651/K1』のように、高機能な機種もあるのです。
そこで、ペンタブレットを購入したくても、液タブのように高額な機種は購入できない方のために、本製品について詳しく紹介しましょう。
intuos Pro PTH-651/K1の特徴
本製品の機能が優れているポイントは4つあって、それが、筆圧レベル・傾き検知機能・効率化・読取速度です。
この4つのポイントがあるお陰で、板タブでもデジタルのイラストを製作しやすくなっているので、その秘密に迫ってみましょう。
筆圧レベル
ペンタブレットには『筆圧レベル』があって、専用ペンにかける力の入れ具合によって、線や色の太さを変える事ができます。
しかし、筆圧のレベルが低かったら、線や色の太さの幅が広くないので、注意しなければいけません。
実際に板タブの中には、筆圧が1024レベルの機種が多くありますが、液タブは2048レベルの機種が多いです。
しかし、本製品は板タブなのに、筆圧が2048レベルもあります。
そのため、低価格の板タブでも、筆圧レベルが高い物を利用したい方には、本製品はおすすめです。
傾き検知機能
専用ペンにかける力の入れ具合で線や色の太さを変えられる筆圧レベルは、多くのペンタブレットに搭載されています。
しかし、専用ペンの傾きを検知できる『傾き検知機能』を備えている機種は、それほど多くありません。
ところが、本製品は筆圧レベルだけではなく、傾き検知機能まで備えられているのです。
この機能を活用すれば、専用ペンの傾きによって、濃淡を変える事ができます。
そのため、本製品を利用すれば、短時間で着色を完了させる事が可能です。
作業を効率化
デジタルのイラストを製作する際に、多くの方たちが面倒に感じてしまうところが、作業を切り替える時にマウスでツールをクリックするところでしょう。
実際に、ペンタブレットの専用ペンからマウスに持ち替えて、ツールをクリックしていたら、手間暇をかけてしまいます。
ある程度まで専用ペンの操作に慣れている方であれば、マウスに切り替える必要ないかもしれませんが、その操作に慣れるまでには時間をかけてしまいます。
そこで、おすすめなのが本製品の『ファンクションキー』です。
このキーを操作すれば、ワンタッチ操作で作業を切り替える事ができるので、効率よく作業できます。
読取速度
効率よく作業できるファンクションキーが搭載されているペンタブレットでも、正確に線が引けなければ意味がありません。
実際に数多くあるペンタブレットの中には、専用ペンを引こうとしたら、線がズレてしまう事があるのです。
ところが、本製品は『読取速度』が200ポイント/秒もあるので、線がズレづらくなっています。
なぜなら、読取る速度が遅い状態で、専用ペンを引いて行ったら、そのスピードに追いつく事ができない機種もあるからです。
そのような事を考えたら、本製品は効率性と正確性の両立を実現している機種です。
本製品を利用する方法
本製品は魅力的なポイントの多いペンタブレットですが、利用する方法を知らなければ、イラストを製作する事ができません。
そこで、本製品の利用方法を紹介するので、参考にしてみて下さい。
必要な環境
本製品は板タブなので、パソコンと併用する必要があります。
実際に上位機種の液タブの中には、パソコンを併用しなくてもイラストを製作できる機種もありますが、本製品はパソコンが必要なので注意する必要があるのです。
そして本製品に対応可能なOSは、Windowsは8・7(SP1以降)・Vista(SP2以降)で、MacはOS X 10.6.8以降になっています。
そのため、本製品を利用する際には、これらのOSがない場合には、パソコンにインストールしておいて下さい。
替え芯
ペンタブレットはデジタル機器ですが、専用ペンには芯をセットする必要があります。
この芯は利用していくうちに磨耗していくので、短くなったら替え芯に入れ替える必要があるのです。
もしも、芯が減りすぎてから交換しようとしたら、芯を抜く事が難しくなるので、注意しなければいけません。
本製品は替え芯や芯抜きがセットで付いてくるので、替え芯を購入する必要がありません。
そのため、本製品を購入した後は、しばらくはお金をかける必要がないのです。
製品情報の詳細
本製品の特徴や利用法を理解してもらえたところで、次に製品情報も紹介するので、このペンタブレットを詳しく知りたい方は見ていきましょう。
コンパクトなサイズ
本製品はコンパクトなサイズになっていて、幅379.9×奥行251.4mmになります。
実際に大型サイズのペンタブレットのほうが、勢いよく専用ペンを引けるので、力強い線を引く事ができるので、コンパクトなサイズはデメリットのように感じるかもしれません。
しかし、大型サイズのペンタブレットを購入してしまえば、広めのパソコンデスクでなければ、狭く感じてしまうので注意する必要があります。
そのため、パソコンデスクに、ペンタブレットやイラストの資料などを一緒に置きたい場合には、本製品のようにコンパクトなサイズの製品はおすすめです。
高額な板タブ
板タブは低機能な機種が多くなっていますが、その代わり値段が安くなっている製品も多いです。
そのため、板タブの中には5,000円前後になっている製品もあります。
しかし、本製品は板タブですが高機能になっているので、Amazonでは送料無料で、税込価格42,796円もするのです(2018年4月21日時点)。
そのため、値段が高くなっているように感じるかもしれませんが、液タブの中には200,000円を超えてしまう製品はいくつもあります。
そのため、ペンタブレット全体で考えたら、本製品はコストパフォーマンスが高い製品です。
利用者たちの満足度
本製品は、液タブよりも値段は安くなっていますが、板タブの中では値段が高くなっているので、このペンタブレットを購入するべきか悩んでしまった方は多いかもしれません。
そこで、本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品の筆圧が2048レベルもあるので、1024レベルになっている製品よりも、利用しやすくて満足している方がいました。
そのため、筆圧レベルが低いペンタブでは、満足できない方は本製品を検討してみる価値があります。
さらに、本製品は、板タブの中では高額なほうがですが、値段が安く感じている方がいました。
この辺りは高機能になっているところが大きいので、ある程度まで機能を重視している方であれば、本製品について満足できる可能性は高いです。
否定的な口コミ
本製品を利用している方たちの中には、USBの接続部分が弱くなっていて、不満を抱いている方がいました。
実際に、接続部分を故障してしまえば、修理もしくは買い換える必要があるので、丁寧に取り扱って下さい。
さらに本製品は、外枠の部分が少し大きくなっているように感じてしまう方もいました。
そのため、コンパクトなサイズになっていても、外枠の太さが気になる可能性もあるので注意する必要があります。
まとめ
本製品は、板タブなのに高額なペンタブレットになっていますが、それでも液タブに比べたら低額です。
実際に、筆圧が2048レベルもあるので、その性能は液タブに劣らないものがあります。
ただし、液タブはイラストがパソコンのディスプレイに映し出されるので、その辺りは液タブに比べたら利用しづらく感じてしまうでしょう。
それでも、何回も操作していけば、イラストがパソコンのディスプレイに映し出される環境に慣れていきます。
そのような事を考えたら、板タブなのに筆圧レベルが高くなっている本製品は、お買い得です。