ゲームにも仕事にも使えそうなゲーミングチェア!でも予算はどの程度?
ゲーミングチェアも、今ではゲーマーだけのものではなくなってきました。普通のデスクワークにも、使う人が増えてきたのです。いわゆる会社勤めの場合に、会社に持ち込むことは流石に出来ませんが、家ので作業に使う人が増えてきたのです。では自分も、と思った時にやはり気になるのがお値段ですね。
座るということは実は
ゲーミングチェアは元々、長時間ゲームをするモニター前に座ることが必要なゲーマーのために開発されました。というのも、この座るという姿勢、楽そうに見えて身体への負担が大きい姿勢だからです。立っている時よりも、腰や坐骨への負担が大きくかかるのです。また首にしても、下を向くことが多かったりすると、ストレートネックの元になってしまいます。ゲーマーの場合、モニターだけを見ているなら首に対する負担は少ないように思えますが、首をキープする力が必要だということで肩こりなど起こしやすいのです。仕事で使っている人の場合、下を向いて集中ということが多いので、ストレートネックになりやすいのです。これほど多くの負担が実は、座っている時にかかることがあるのですね。もちろん短時間、食事の時とか休憩で1時間から2時間程度なら、それほど問題ありません。また休憩時というのは、何かに集中はしませんので、妙な力が一点に集中したり入ったりすることもあまりありません。しかし仕事やゲームに集中していると、座っているということ自体身体に無理がかかることがあるのです。
ゲーミングチェアはコスパに優れ
そんな身体への、座るという姿勢で起きる負担の軽減を目指して、ゲーミングチェアが制作されました。これによってゲーマーはかなり身体の負担も減って、楽に集中が出来るようになったのです。しかしこれに目をつけたのはゲーマーだけではありません。会社勤めではなく個人事業や自宅でのデスクワーカーが、これに注目したのですね。最もこうしたデスクワークには、いわゆるデスクチェアがあります。代表的なものは会社の事務で使っているあの椅子です。でも身体への負担を軽減するために作られた、機能性のデスクチェアももちろんあります。会社に持ち込むのは不可能でも、自宅などの作業の場合こちらを使いたいと思うのは当然です。しかし値段が、いささか張るのですね。高性能のデスクチェアの場合、5万円以上もします。そこで注目されたのが、ゲーミングチェアです。デスクチェア以上の機能を持ち、デスクチェアよりも格段に安く手に入るのが、ゲーミングチェアなのです。
ゲーミングチェアのお値段はどの程度
実際に、デスクチェアにしてもゲーミングチェアにしても、機能や素材をあまり気にしないなら、1万円以下で手に入るものもあります。しかしある程度以上の機能と、耐久性や素材にこだわるなら一定以上の予算を組むのがおすすめです。
1万円前後のゲーミングチェア
1万円以下でも、ゲーミングチェアの名前の椅子は販売されています。ただこの値段の場合、頭に浮かぶゲーミングチェアとはまるで違ったものになるので、その点は注意して下さい。一応機能性のあるチェアではあるのですが、リクライニングもランバーサポートも無いものが普通です。サイズも小さめなので、そういった意味ではオフィスに持ち込むには悪くありません。座面や背もたれなどはそこそこ素材がいいので、普通のデスクチェアよりは座っていて楽ですね。この値段でいわゆるゲーミングチェアの形のものも、時に見受けられます。ただこの大半は、耐久性なども悪く安物買いになってしまう危険性が高いです。
2万円台のゲーミングチェアは
2万円台になると、かなり機能も充実してきます。ランバーサポートやネックレストもついてくる製品もあります。リクライニングについてはこの値段帯の多くの製品の場合、フルとは行きません。150度位が多いですね。素材なども比べ物にならないくらい良くなりますので、予算そこそこでコスパよくゲーミングチェアが手に入ります。さすがに1日10時間以上は座ることはない、と言う人にはこの値段帯のもので、満足のできる性能を手に入れられます。デスクワーク用にはこのあたりのもので充分ですね。
3万円以上になると
3万円以上のゲーミングチェアになると、これは本格的になってきます。ランバーサポートやネックレスとの移動も可能で、素材もかなりいいものになってきます。リクライニングもフルリクライニング可能なものがほとんどです。アームレストも、調整可能なものもあります。市販品でも、自分の身体に合わせて調節ができる、と言った感じですね。内部素材も外側の素材も良いものを使用していますので、耐久性に優れ手入れがしやすいという利点もあります。長時間でしかも長期に渡って使いたいという場合、ちょっと高額に感じるかもしれませんが、長い目で見るとお得になる値段帯です。
まとめ
ゲーミングチェアは長時間の座り作業の大きな味方です。でも予算というものは見逃せません。少なくとも同じくらいの機能を持ったデスクチェアよりは、コスパにも優れているのは確かです。短期間、受験勉強などで集中したくてという場合は1万円くらいの品で、長期間仕事でという場合にはちょっと頑張って、とうまく購入をしていって下さい。