液タブ『Ugee 19インチ』はコスパが高い?
液タブは、ペンタブ本体に液晶画面が搭載されている事から、アナログに近い環境で製作できる事から、高機能な周辺機器として知られています。
しかし、機能が高くても利便性が優れていなければ、作業を進めづらくなってしまうので、注意しなければいけません。
そこで、おすすめしたいのが『Ugee 19インチ』です。
この液タブは高機能になっている上に、利便性も優れています。
そして値段も安くなっているので、多くの方たちが満足しやすい機種になっているので、詳しく紹介しましょう。
Ugee 19インチの特徴
本製品は、デジタルのイラストを製作しやすいポイントが3つあって、それが、筆圧感度・19インチ・角度調整です。
そこで、デジタルのイラストを効率よく作業したい方のために、どの辺りが作業しやすくなっているのか紹介するので、見ていきましょう。
筆圧感度
本製品の『筆圧感度』は、2048レベルもあって、線や色の太さを調整しやすくなっています。
実際に筆圧感度の数値が低くなっていたら、専用ペンにかける力を強めても、線や色をあまり太くする事ができません。
そのような事になれば、力強いイラストを製作する事ができないですし、作業をする時間も長引いてしまいます。
そのため、本製品のように筆圧感度の数値が高くなっていれば、イメージ通りの線画を製作しやすいので、作業時間を短縮化する事も可能です。
19インチ
筆圧感度の数値が高くなっていても、液晶画面が小さくなっていたら、イラストが小さく見えてしまうので、作業を進めづらくなってしまいます。
ところが、本製品は『19インチ』の大きさになっているので、視力の低い方でも、イラストを確認しやすくなっているのです。
もしも、液晶画面のサイズが小さくなっていたら、イラストを拡大したり縮小したりしなければいけないので、手間暇をかけてしまいます。
そのような事を考えたら、視認性(見やすさ)が優れている液タブを探している方には、19インチも誇っている本製品はおすすめです。
角度調整
液タブは、ペンタブ本体の液晶画面にイラストが映し出されて、そこに専用ペンを引いていきます。
そのため、アナログの感覚のように、キャンバスやボードにイラストを描いていくような感じで製作できるのです。
実際に、ペンタブの中には板タブというタイプもありますが、この板タブはパソコンの液晶画面にイラストが映し出されます。
そのため、線がズレやすくなってしまうので、液タブのほうが操作しやすくなっているのです。
ただし、液タブはパソコンよりも低い位置にあるので、頭を傾けて製作する必要があります。
そこで、本製品は『角度調整』できるようになっているので、本体をある程度まで立てられるようになっているのです。
そのため、あまり頭を傾けなくても、デジタルのイラストを製作する事ができます。
おすすめの専用ソフト
デジタルのイラストを製作する際には、いくつか専用ソフトを利用する必要があります。
そして、本製品に対応可能な専用ソフトはいくつかあって、その中でもおすすめなのが、Photoshop・Illustrator・CLIP STUDIOです。
この3つのソフトはイラストを製作しやすい機能がいくつも搭載されているので、詳しく紹介します。
Photoshop
Photoshopは、画像を編集したり加工したりするソフトとして知られていますが、イラストを製作できる機能を数多く搭載しています。
実際に、Photoshopにはペンツール・消しゴムツール・レイヤー機能などが搭載されているのです。
これらのツールや機能などを駆使したら、イラストを製作する事ができるのです。
特に『レイヤー機能』はイラストの一部分だけにフィルターをかけたり、削除したりできます。
そのため、様々な機能を搭載している専用ソフトを利用したい場合には、Photoshopがおすすめです。
Illustrator
Photoshopの機能に似たものが多く搭載されているのが、Illustratorです。
なぜ、違うソフトなのに機能が似ているのかと言えば、同じAdobe社のソフトだからです。
ただし、Photoshopが画像の編集・加工機能が優れているのに対して、Illustratorはイラストを製作する機能が優れています。
実際に、多くのイラストレーターたちはIllustratorを利用して、多くのロゴやキャラクターなどを製作しています。
CLIP STUDIO
多くの美術系の専門学校で、採用している専用ソフトがCLIP STUDIOです。
このCLIP STUDIOは、画力が低い方でもイラストを製作しやすい機能がいくつも搭載されています。
実際に、CLIP STUDIOを利用したら、線がブレている所を『補正』する事ができるので、なめらかな線が引く事が可能です。
さらに『ベクター用消しゴム』を利用したら、はみ出てしまった線だけを簡単に消す事ができるので、線がはみ出やすい方でも、効率的にイラストを製作する事ができます。
製品情報の内容
本製品の魅力を紹介してきましたが、製品情報も把握しておかなければ、この液タブを購入した後に後悔する可能性があります。
そのような事態を避けるために、製品情報も紹介するので、確認してみて下さい。
対応可能なOS
本製品で、デジタルのイラストを製作するためには、パソコンも併用する必要があります。
ただし、本製品とパソコンを併用する際には、本製品に対応可能なOSをパソコンにインストールしなければいけません。
そして、本製品に対応可能なOSは、Windowsは2000・XP・Vista・7・8で、MacはOS 10.2.6以上になっています。
ただし、新しいOSをインストールしても、メモリの空き容量が少なくなっていたら、パソコンの動作が遅くなってしまいます。
そのため、事前にメモリの空き容量を確保しておいて下さい。
低価格な液タブ
本製品は、筆圧感度が高くなっている上に、液晶画面が大きなサイズになっているので、本当に値段が安くなっているのか不安を抱いた方は多いかもしれません。
ところが、本製品は本当に低価格な液タブになっていて、Amazonでは送料無料で、税込価格41,999円で販売されているのです(2018年5月20日時点)。
実は、数多くある液タブの中には、200,000円を超えてしまう機種はいくつもあります。
そのため、値段が安くなっている液タブを探している方にも、本製品はおすすめです。
利用者たちの口コミ
本製品はコストパフォーマンスが優れている液タブですが、利用者たちの中には満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいます。
そこで、本製品を詳しく知りたい方のために、利用者たちの口コミを紹介するので、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
板タブを利用している方が、本製品に買い換えてみたら、その操作性に満足していました。
そのため、板タブのようにパソコンのディスプレイにイラストが映し出される所が慣れない場合には、本製品に買い換えてみる価値はあります。
実際に、本製品は大型サイズになっているので、液タブを利用していなかった方でも、操作しやすくなっています。
さらに、本製品の筆圧感度の数値が高くなっている所を気に入っている方もいたので、操作性を重視している方でも満足できる可能性は高いです。
悪い口コミ
本製品を移動させたら、電源が付かなくなってしまうケースがありました。
このようなケースが起きてしまったのは、コードを引っ張った可能性が高いので、移動させる際には丁寧に行ったほうが良いです。
さらに本製品のドライバをインストールしようとしても、思うように成功しなくて、不満を抱いている方もいました。
そのため、パソコンの設定が不慣れな方は、成功できない可能性が高いので注意しなければいけません。
そのため、可能であれば、パソコンの操作に慣れている友達や知人に手伝ってもらったほうが良いです。
まとめ
本製品は、筆圧感度の数値が高い液タブなので、極細から極太まで描き分ける事が容易です。
そのため、短い作業時間で線画を完成させる事も可能です。
さらに液晶画面が大きなサイズになっている事から、細密描写のイラストも製作しやすくなっています。
ただし、液晶画面が大きくなっているので、パソコンデスクが小さなサイズでは、設置しづらいので注意する必要があります。