コスパの良いゲーミングチェアとは? 価格と性能のバランスが重要!
ゲーミングチェアは、長く座っていても、あまり疲れない事から、多くのゲーマーやデスクワーカーの方たちから支持されるようになりました。
ゲーマーやデスクワーカーは、長く座る事になってしまうので、ゲーミングチェアを利用する事は重要ですが、コスパの悪い製品を購入してしまえば後悔する事になってしまいます。
そこで、コスパの良い製品を購入できるように、ゲーミングチェアに注目するポイントや、選び方などを解説しましょう。
ゲーミングチェアとデスクチェアの違い
ゲーミングチェアを利用していない方たちの多くは、デスクチェアを利用しているでしょう。
デスクチェアでも座る事はできますが、体が疲れやすくなっています。
そこで、ゲーミングチェアとデスクチェアの違いを説明するので、それが分かれば自分が購入すべきチェアが分かるはずです。
リクライニング機能
多くのゲーミングチェアは『リクライニング機能』が搭載されています。
リクライニング機能とは、椅子の背もたれを後方に倒す事ができる機能の事です。
実際に、背もたれの角度が自分の体に合わなければ、腰や背中に負担をかけてしまうので、長く座っていたら疲れやすくなってしまいます。
そのため、ゲーミングチェアを購入する際には、リクライニング機能を搭載しているのか確認して下さい。
背もたれを倒す事ができれば、座りながら腰を休める事もできるので、今までよりゲームや仕事に集中しやすくなるでしょう。
オットマン
数多くあるデスクチェアの中には、リクライニング機能を搭載している機種は、わずかですが存在します。
それでも『オットマン』が備えられているのは、現時点ではゲーミングチェアでなければ見つける事が難しいです。
オットマンとは、足を支える部分の事を指して、多くのゲーミングチェアに搭載されています。
足を支える物があったら、座りづらいというイメージを抱くかもしれませんが、収納タイプになっている製品が多いのです。
利用する時だけオットマンを前のほうに出して、利用しない時は奥に引っ込める事ができるので、足にあまり支障がありません。
座面昇降
上位機種のデスクチェアには『座面昇降』がありますが、座面を変えるためには、レバーを何回も調整しなくてはいけない製品ばかりです。
それに引き換え、ゲーミングチェアの多くは、簡単操作で座面の高さを変えられるようになっています。
座面の高さを簡単に変える事ができたら、腰痛の方でも調整する事が可能なので、デスクの高さに合わせやすくなっています。
アームレストの調整
座面の調整だけであれば、それほど珍しくありませんが、ゲーミングチェアの場合には『アームレスト(肘掛け)』まで高さを変えられる機種が、いくつもあります。
実際に、座面の高さを変えるだけでは、あなたが利用しているデスクの高さに合わせられない場合もあります。
しかし、座面調整だけではデスクの高さに合わせられない時には、アームレストの高さを変える事によって、限りなくデスクの高さに合わせる事が可能です(デスクの高さによって違いがあるので注意)。
性能より値段を重視する場合
ゲーミングチェアとデスクチェアの違いを理解できたら、どのような所が優れているのか理解できたでしょう。
しかし、それほど高性能ではなくても値段が安い製品を購入したい方もいると思うので、どのような製品を選んだら良いのか紹介します。
ファブリック生地
ゲーミングチェアが利用している生地は、大きく分けて2種類あって、それが『ファブリック生地』と『PUレザー』です。
ファブリック生地は、布地になっているので、値段が安くなっている製品が多くあります。
それに引き換え、PUレザーを採用している椅子は、コストをかけている事から、値段が高くなっているので注意しなければいけません。
ファブリック生地は、PUレザーよりも耐久性が悪くなっていますが、通気性が優れています。
性能よりも値段のほうを重視している場合には、ファブリック生地を採用している製品を選んだほうが良いでしょう。
クッションの数
数多くあるゲーミングチェアの中には、背もたれに『クッション」を2個も備えている製品があります。
なぜ、2個も備えられているのかと言えば、頭部と腰を支えるために必要だからです。
頭部を支える事ができれば、肩や首にかかる負担を軽減できるのです。
腰を支える事ができれば、腰痛対策を講じる事もできます(対策を講じられない症状もあるので注意)。
クッションはあったほうが疲れませんが、値段が高くなっている製品が多いので、値段が安い製品を探している場合には、クッションを備えていない製品を選んだほうが良いです。
値段より性能を重視する場合
値段が少し高いゲーミングチェアでも、性能を重視している場合には『ハイバック仕様』と『背もたれの角度』に注目したほうが良いです。
なぜ、この2つのポイントに注目したほうが良いのか説明するので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
ハイバック仕様
ハイバック仕様とは、椅子の背もたれが頭部まで支えられる事を指します。
実は、多くのゲーミングチェアはハイバック仕様になっていますが、頭部まで支えられるようになっているためにコストをかけているので、40,000円前後になっている製品まであるのです。
それに引き換え、デスクチェアと同じように、背中までしか支えられないゲーミングチェアの場合には、10,000円以下になっている製品もあります。
もしも、値段よりも性能を重視している場合には、値段が高くなっていても、頭部まで支えられるハイバック仕様を選んだほうが良いです。
背もたれの角度
多くのゲーミングチェアは、リクライニング機能を搭載していますが、それだけで利用しやすいかと言われたら、少し違います。
なぜなら、背もたれの角度が180度まで倒せる製品と、150度までしか倒せない製品では、明らかに180度まで倒せる製品のほうが腰にかかる負担を軽減できるからです。
実際に、背もたれを180度まで倒せたら、仮眠を取る事も容易になるので、性能に注目している場合には背もたれを倒せる角度を確認してから購入して下さい。
使用感が優れているゲーミングチェア
コスパの良いゲーミングチェアの特徴や選び方を紹介してきましたが、使用感が優れていない製品を購入してしまえば「コスパが悪い製品だな」と思ってしまって後悔するでしょう。
そこで、使用感が優れている製品の特徴を紹介するので、参考にしてみて下さい。
メッシュタイプ
ファブリック生地を採用しているゲーミングチェアであれば、通気性が優れていると説明しましたが、夏の季節では腰がムレてしまう可能性があります。
そのため、夏でも快適に利用したい場合には『メッシュタイプ』を選ぶようにして下さい。
メッシュタイプであれば、多くの空洞が作られているので、熱が放出しやすくなっている事から、夏の季節でも利用しやすくなっています。
クッション性
クッション性が優れていないゲーミングチェアを利用してしまえば、お尻や腰が痛く感じてしまうので、短時間で不快感を抱いてしまいます。
そのため、使用感が優れている製品を探す際には、クッション性が優れているのか注目して下さい。
店舗でゲーミングチェアが展示されている場合には、まずは座ってみて、クッション性が優れているのか確認できれば、体にかかる負担を軽減できる製品を見つけられるでしょう。
まとめ
ゲーミングチェアは、コストをかけている製品が多いので、値段が高くなっている物が多いです。
性能を最も重視している場合には、値段が高くなっている製品を購入しても、問題ではありません。
しかし、あまり性能を重視していない方は「ここまでの性能は要らなかった」と後悔してしまうでしょう。
そのため、ゲーミングチェアを選ぶ際には、値段と性能のバランスを考えて購入すれば、コスパの良い製品と思えて満足できるでしょう。