バリカンを上手に使いこなすにはどうする?セルフカットで注意したい7つのポイント
バリカンは、散髪のための便利なアイテムです。
購入して家に置いておくと、簡単にセルフカットができます。
それなら、美容院や理髪店を利用する必要がないため、散髪代が浮くようになるのです。
ただし、使い方には注意してください。
適当な使い方をしていると、意外なデメリットに悩んでしまうこともあります。
では、失敗を防ぐための注意点について、詳しく説明していきましょう。
焦らずに動かす
バリカンをうまく使って失敗を避けるなら、急いで動かすのは禁物です。
あまり時間がなかったりすると、スピードを上げてどんどん先に進めたくなってしまいますが、それは失敗の原因になる方法です。
無駄に焦っていると、どうしてもミスが多くなります。
本当は刈らなくてもよい部分まで刈ってしまったり、刈るべき部分を見落としたりします。
きちんと使いこなすためには、できるだけスピードを落とすようにしてください。
変に焦ったりせず、ゆっくり慎重に刈っていけば、失敗は少なくなります。
時間をうまく確保できないときは避け、余裕のあるタイミングで始めるようにしましょう。
確認しながら進める
バリカンを使うときは、ただなんとなく動かしていると、うまくいかないことが多くなります。
スピードを抑えていたとしても、適当に刈っていたのでは、失敗を防ぐことができないのです。
セルフカットを成功させるには、きちんとカットできているか、こまめに確認しながら刈ることが大切です。
確認しながら少しずつ進める方法なら、大きな失敗は起こりません。
ただし、その刈り方は、バリカンだけ準備してもできない方法です。
髪の状態をしっかりチェックするなら、鏡も忘れずに用意しておいてください。
鏡があれば、頭の後ろの方までよく見えるようになります。
それなら、手探りでカットして後悔するようなことは起こりません。
こまめにチェックしながら、確実にカットしていきましょう。
耳の裏は丁寧に
耳の裏は隠れがちな部分なので、見落としが多くなります。
すべてきれいに刈ったつもりでも、耳の部分だけ残ってしまい、あとで焦って刈り直したりすることもあります。
そのため、耳の裏は特に丁寧に刈っておきましょう。
ただし、バリカンをそのままの状態で使うのは、あまりよくない方法です。
耳の周りを刈るときは、より刈りやすくなるように、アタッチメントを外してみてください。
そのうえで、耳の周りを円を描くようにカットしていくと、変に残ったりせず、きれいに整えることができます。
もし難しく感じるようなら、細かい部分はハサミでカットする方法もおすすめです。
バリカンを上手に使うなら、他のアイテムもうまく組み合わせていきましょう。
方向を固定しない
バリカンでセルフカットをするときは、常に方向が一定だと、うまくいかないことが多くなります。
刈り残しが多くなってしまうため、仕上がりがガタガタになり、きれいに見えないのです。
特に、頭の上部を刈るときは失敗しやすいので、バリカンを使うときの方向には十分注意してください。
できるだけ残さないようにしっかり刈るためには、いろいろな方向から刈ることが大切です。
最初に刈っていた方向とは逆の方向でも刈るようにすると、残っていた部分をうまい具合にカバーすることができます。
それなら、仕上がりが汚くなることはありません。
これは、やり直しを防ぐためにも大切なことです。
方向の固定で刈り残しが増えると、あとで何度もやり直すことになるため、無駄に時間をとられてしまいます。
1回で済むように、上下左右や斜めからも刈り、なるべく残らないように作業を進めていきましょう。
浮かせて段差を回避
バリカンを上手に使うためには、ずっと押し付けたままにするのではなく、要所要所で先を浮かせることも必要になってきます。
常に押し付けて刈っていると、おかしな段差ができてしまうことも多いのです。
特に、サイドや後頭部、えり足などを刈るときは注意してください。
途中でぷっつり途切れるため、見た目が不自然になってしまいます。
それを避けるためには、上に動かしながら肌から離し、少し浮かせるようにしましょう。
徐々に押し付けを弱めていくと、途中で段差になったりはしないため、自然にカットすることができるのです。
角度も意識する
段差をつくらずにきれいにカットするなら、バリカンを立てないでください。
角度が急になりすぎると、必要以上に短く切れることがあるため、段差ができやすくなります。
先を浮かせるだけでなく、角度もなるべく浅くなるように注意していれば、きれいに整った髪型にできるのです。
鏡の確認も同時に
失敗して段差をつくらないためには、刈り方を工夫するだけでなく、先述した鏡の確認も必ず行うべきです。
押し付けや急な角度を避けていても、よく見ないでただ刈っていたのでは、失敗する可能性が高くなります。
それを防ぐなら、こまめに鏡を見て、少しずつ刈るようにしましょう。
短くしすぎない
バリカンを上手に使うなら、やりすぎを防ぐことも大切です。
最初から短く刈り込んでいると、失敗したときに直すことができなくなってしまいます。
短すぎるために、うまく修正できないのです。
男性なら思い切って坊主にすることもできますが、それはあくまでも最終手段です。
似合う人と似合わない人がいるので、どうにもできずに諦めて坊主にするような事態は、なるべく避けるようにしましょう。
そのためには、退路を断つような方法ではなく、何かあったときに落ち着いて対応できる方法を選ぶべきです。
最初は長めのアタッチメントを使い、短くなりすぎないようにカットしてください。
あとから少しずつ調整する方法なら、大きな失敗を避けることができます。
散乱する髪の対策
バリカンを使うときは、作業が終わったあとのことまで考えておくべきです。
その点をよく考えずに作業を始めてしまうと、あとで困ることになります。
刈り取った髪が周囲に散らばり、片づけに大変な労力を使うことになってしまうのです。
そのようなデメリットを防ぐことも、上手に使うためのポイントになります。
髪を無駄に散らかさないようにして、掃除の手間を省きましょう。
新聞紙などの紙を敷く
後片づけを楽にするためには、いらない紙や新聞紙を床に敷く方法がおすすめです。
そうしておけば、直接床に降り積もることはなくなります。
刈り取った毛髪を包むようにして紙を捨てれば、散らかさずに片づけることができるのです。
多少はみ出したとしても、少量であれば、それほど時間をかけずに処理することができます。
浴室で行う場合は、大量の髪で排水溝が詰まってしまうこともあるので、くれぐれもそのまま落とさないように注意してください。
カーペットに注意
浴室以外の場所でバリカンを使うときでも、紙による対策はしっかり行うようにしてください。
カーペットの上に髪が落ちたりすると、簡単に取り除くことはできません。
隙間に入り込んで絡まった場合は、掃除機で吸いこもうとしても、なかなかうまくいかず、やたらと時間がかかったりするものです。
そのような事態を回避するには、必ず床を覆うものを用意しておきましょう。
部屋が汚れない状態になっていれば、余計なことを気にせず、どんどん作業を進めることができます。
まとめ
バリカンでセルフカットをするなら、できるだけ上手に使い、余計なデメリットを抑えておくべきです。
使っていて困ることが多いようだと、せっかくの便利なアイテムも、手をつけずに放置してしまうことがあります。
買ったものをしっかり使うためには、ここで紹介した注意点を忘れずにチェックしておきましょう。
失敗を防ぐための注意点を押さえておけば、快適に使えるようになります。
参考URL・参考文献・根拠など
https://nomad-saving.com/9440/
https://www.finemakeyuri.com/selfcut2.html
https://mens-modern.jp/1186
https://uranaru.jp/topic/1025544