バリカンといえば髪や毛を切るために使うものというイメージがある人も多いでしょう。実際、床屋や美容院、セルフカットといった場所や手段でバリカンは髪を切るために使われていますし、バリカンを目にするのはそのような場がほとんどでしょう。ですがバリカンという名前はついていても、植木用バリカンと言われるものがあるのです。そこで今回は、聞いたことのある人が少ないであろう、植木用バリカンについて紹介していきます。

バリカンが切るのは髪だけじゃない。植木バリカンについて解説します

バリカン

バリカンといえば髪や毛を切るために使うものというイメージがある人も多いでしょう。実際、床屋や美容院、セルフカットといった場所や手段でバリカンは髪を切るために使われていますし、バリカンを目にするのはそのような場がほとんどでしょう。ですがバリカンという名前はついていても、植木用バリカンと言われるものがあるのです。そこで今回は、聞いたことのある人が少ないであろう、植木用バリカンについて紹介していきます。

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植木用バリカンとは

植木用バリカンという言葉を聞いたことがある人は少ないでしょう。どうしてもバリカンといえば髪を切るために使われるものというイメージが付いているため、仕方ない事とも言えます。そこでまずは、植木用バリカンとはどのようなものかを紹介していきます。

植木用バリカンについて

植木用バリカンは、庭木などを刈りこむのに使われる機械です。見た目はバリカンというよりもチェーンソーに近いものになっています。この植木用バリカンは基本的に剪定で使われていて、樹木の長さを整えたり、見栄えを良くするのに使われています。構造はバリカンを大きくしたようなものになっていて、複数の刃を往復運動させることによって、固定された刃と動く刃を交差させ、枝などを切ることができます。刃の部分はレシプロ刃と呼ばれています。

植木用バリカンの別名

植木用バリカンには、いくつか別名があります。それは、庭木バリカン、ヘッジトリマー、電動トリマーといったものになります。これらはそれぞれ言葉は違いますが、全て同じものを表しています。この中でも使われることが多いのは、ヘッジトリマーです。植木用バリカンという言葉は、英語にすると「Hedge trimmers(ヘッジトリマー)」となります。そのため、植木用バリカンではなくヘッジトリマーと呼んでいる人も多いです。実際にネットなどで検索してみると、ヘッジトリマーという名称が多く見られます。

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植木用バリカンは電源の種類で選ぼう

植木用バリカンがどのようなものかわかってもらえましたか?続いては、植木用バリカンを実際に選ぶ際に関連してくる電源様式について紹介していきます。植木用バリカンには複数の電源様式があります。それぞれメリットやデメリットが違うため、植木用バリカンを使用する際には、非常に大きなポイントになってきます。適したものを選ばないと、不便に感じるどころか、作業に支障が出る可能性もあります。

AC電源式

1つ目は、AC電源式です。その名の通り、AC電源に繋いで使用する植木用バリカンになります。電源に差し込んで使用する必要があるので、電源の確保に問題が無いような場面での使用に適しています。AC電源式のメリットは、充電する必要が無いため、電源さえあればいつでも使うことができる点です。充電の手間もないので、購入後すぐに使うことができたり、突然の使用にも対応してくれます。また、充電池などが本体に付いておらず、モーターなどしかないので、軽く、値段も安い傾向にあります。デメリットとしては、電源が無ければ使用できないことや、電源コードがある点があります。特に電源コードは、電源に繋いでおかなければ植木用バリカンが使えなくなってしまいます。どうしても使用中にコードが付いて回る為、取り回しが悪くなってしまいます。また、慣れないうちなどは、使用中に誤って電源コードを植木用バリカンで切ってしまうという可能性もあります。使えなくなるのはもちろんのこと、感電など怪我に繋がる可能性もあります。

充電式

2つ目は、充電式です。こちらは事前に充電しておくことで使用することができる植木用バリカンになります。充電さえしておけば電源は必要ないため、どんな場面でも使用することができます。充電式のメリットは、場所を問わずに使用できることです。電源が必要ないため、近くに電源が無いという場所でも使用できます。また、使用時にコードに繋ぐ必要が無いため、コードが作業の邪魔になったり、コードを間違って切ってしまうということがありません。また、同じメーカーの充電工具を持っていたり、これから購入するといった場合には、電池の使いまわしもできます。デメリットとしては、充電が必要なため、どうしても作業時間に限りがある点です。長時間使用したいような場面でも、電池が切れてしまうと充電しなければいけないので、途中で作業が止まってしまいます。また、どうしてもAC電源式に比べると高価になってしまいます。充電に関しては、バッテリーを追加購入したり、高容量のバッテリーに変えることで対策することもできますが、そのためにはどうしても新しいバッテリーが必要になるので、さらに費用が掛かってしまいます。

電源様式のまとめ

常に使用環境が一定で、充電場所が確保できる場合にはAC電源式を、さまざまな場所で使うため、毎回必ずしも電源の確保ができるわけではないという場合には充電式を購入するのがおすすめです。

まとめ

植木用バリカンは、バリカンという名がついているだけあって、髪を切るのに使うバリカンと構造自体は非常に似ています。ただ、切る対象が異なるため、性能や大きさに違いがあります。あまり聞きなれないものかもしれませんが、剪定などの場面では非常に重要な役割をしています。これから先、植木用バリカンを目にする機会があれば、構造などを確かめてみてください。




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