ペンタブレット『XP-Pen Star06』は様々なソフトが利用可能
デジタルのイラストを製作しやすい周辺機器で『ペンタブレット』がありますが、このペンタブレットだけではデジタルのイラストを製作する事はできません。
実際にデジタルのイラストを製作する際には、専用のソフトを併用する必要がありますが、ペンタブレットの機種によって、利用できないソフトも数多くあるのです。
所がペンタブレットの中には『XP-Pen Star06』のように、様々なソフトを利用できる機種もあるので、詳しく紹介しましょう。
対応可能なソフト
本製品に対応可能なソフトはいくつもありますが、その中でもおすすめなのが、Photoshop・Illustrator・Clip Studioです。
さらに本製品には、openCanvasが無料で利用する事もできるので、この4つのソフトの特徴を紹介するので、確認してみて下さい。
openCanvas
ペンタブを注文したら、無料で利用できるソフトと聞いたら、あまり機能が充実していないように感じてしまう方は多いかもしれません。
所が、openCanvasは機能が充実している事から、初心者の方から上級者の方まで、高い人気を集めているのです。
実際にopenCanvasは、様々な鉛筆やブラシなどを用意しているので、多彩なタッチや線画を可能にしています。
さらに定規機能を搭載している事によって、簡単にパースに沿った背景を描く事も可能です。
Photoshop
Adobe社のPhotoshopは、画像を加工・編集するソフトとして有名です。
そのため、デジタルのイラストを製作する際には不向きのように考えてしまう方はいるかもしれません。
所が、Photoshopを併用して、線画を製作している方は数多くいるのです。
実際に書店では、Photoshopを併用して、デジタルのイラストを製作する方法を紹介している書籍は数多く販売されています。
さらにPhotoshopの画像編集機能を活用すれば、完成したデジタルのイラストを簡単に加工する事が可能です。
Illustrator
IllustratorもPhotoshopと同じように、Adobe社のソフトです。
ただしIllustratorの場合には、画像を編集する機能よりも、ゆるキャラのようなキャラクターや、ロゴを製作する機能が充実しています。
特にペンツールを利用して、なめらかな線や直線などを引きやすくなっているので、ペンタブレットと併用すれば、あなたのイメージ通りのキャラクターやロゴを製作できます。
ただしペンツールを活用するためには、慣れる必要があるので、ある程度まで練習しなければいけないので、注意して下さい。
Clip Studio
デジタルのイラストを製作している方たちの間で、高い人気を集めているのが、Clip Studioです。
このClip Studioはイラストやアニメを製作するために作られたソフトという事もあって、イラストやアニメを製作しやすい機能がいくつも搭載されているのです。
実際に豊富な素材をダウンロードできるようになっていて、様々なブラシのタッチを描きやすくなっています。
さらにパース定規の種類も豊富に用意されていて、風景だけではなく、キャラクターの背景に無数の線を引いて、空間の流れなども描きやすくなっています。
XP-Pen Star06の特徴
本製品は様々なソフトを利用できるだけではなく、デジタルのイラストを製作しやすい機能がいくつも搭載されています。
そこで、どのような機能が搭載されているのか説明するので、確認してみて下さい。
8192レベル
ペンタブレットは、専用ペンにかける力の入れ具合で、線や色の太さをコントロールできるようになっています。
ただし筆圧レベルの低いペンタブを利用したら、線や色の太さの幅が狭くなっているので、注意しなければいけません。
所が、本製品の筆圧は8192レベルもあるので、極細から極太まで描きやすくなっています。
そのため、細い髪の毛から、少し太めの眉毛まで、ひと塗りで描けるようになっているのです。
ただし筆圧レベルを活用する場合でも、慣れる必要があるので注意して下さい。
ワイヤレス
ペンタブレットは精密機器なので、パソコンデスクから落下してしまえば、故障する恐れがあります。
そのため、ペンタブレットとパソコンを接続しているコードが、手に引っかからないように注意する必要があります。
そこで本製品は、コードレスを実現する事によって、ペンタブレットがパソコンデスクから落下する可能性が低くなっているのです。
さらに猫を飼っている場合にはコードを引っかかれたり噛み付かれたりして、断線する場合もあるので、猫を飼っている方にはコードレスを実現している本製品はおすすめです。
注意すべきポイント
本製品は魅力的なポイントが多いペンタブレットですが、残念ながら注意すべきポイントもいくつかあります。
そのため、何も知らないで本製品を利用したら、後悔する可能性もあり得るので、どのような所を注意したら良いのか紹介しましょう。
対応可能なOS
ペンタブレットで、デジタルのイラストを製作するためにはパソコンを併用する必要があります。
所が、ペンタブレットに対応可能なOSが、パソコンにインストールされていなければ、デジタルのイラストを製作できないので注意しなければいけません。
そして本製品に対応可能なOSは、WindowsはVista・7・8・10で、MacはOS 10.8.x以降になっています。
そのため、このOSがインストールされていなかったら、新しいOSを購入してインストールする必要があるので注意して下さい。
コストパフォーマンス
ペンタブレットには板タブと液タブがあって、本製品は板タブになります。
この板タブというのは、液タブに比べたら高機能ではありませんが、値段が安くなっています。
そのため、数多くある板タブの中には、5,000円前後で販売されている機種もあるのです。
所が、本製品は、Amazonでは送料無料ですが、税込価格9,999円で販売されているのです(2018年3月5日時点)。
そのため、値段が安くなっている板タブを探している方は、本製品を購入するべきか、慎重に検討してみて下さい。
本製品のレビュー
本製品は魅力的なポイントだけではなく、注意すべきポイントもあったので、購入するべきか悩んでしまった方は多いかもしれません。
そこで本製品のレビューを紹介するので、このペンタブレットを購入するべきか、参考にしてみて下さい。
好意的なレビュー
本製品を利用している方たちの中には、サイズが大きめで満足している方がいました。
実際に本製品の作業領域は、10×6インチもあるので、デジタルのイラストを製作しやすくなっています。
さらに、本製品の筆圧レベルが高くなっている所を気に入っている方もいたのです。
実際に8192レベルもあれば、表現力が豊かなイラストを描きやすくなります。
そのため、線の強弱を付ける事が苦手な方は、筆圧レベルが高くなっている本製品を検討してみる価値があります。
否定的なレビュー
本製品を利用している方たちの中で、不満を抱いている方で多かったのが、専用ペンの利便性です。
実際に本製品の専用ペンが持ちづらくて、不満を抱いている方がいました。
もしも専用ペンが持ちづらかったら、デジタルのイラストを製作しづらくなってしまうので、注意しなければいけません。
さらに専用ペンをペンタブ本体に接しようとしたら、ペン先が押し込まれてしまって、元の位置に戻らないケースもあったので、あまり力強く専用ペンを押し付けないほうが良いです。
まとめ
本製品は様々なソフトを利用する事はできますが、板タブの中では値段が高いほうなので、他の板タブを購入したくなった方は多いかもしれません。
所が、本製品より値段の安い板タブの中には、コードレス化していない機種や、筆圧レベルが低い機種もあるのです。
そのため、値段が少し高くなっていても、本製品のようにある程度まで、機能が充実しているペンタブレットのほうがおすすめです。