NASを価格別に紹介!コストパフォーマンスに注目する方は必見?
NASは、LANを経由して利用できるHDDなので、今までのHDDとは違って利便性が高くなっています。
そのため、これからNASを購入しようと考えている方は多いでしょう。
しかし、値段の安い機種から高い機種まであるので、どれを購入するべきか悩んでしまうかもしれません。
そこで、10,000円台・20,000円台・30,000円台・40,000円台で販売されている機種を紹介するので、どの機種があなたの好みに合うものか確認してみて下さい(機種の値段は2019年3月17日時点)。
10,000円台のNAS
10,000円台のNASであれば、今まで利用した事がない方でも気軽に購入できる価格設定になっています。
値段が、ここまで安かったら、機能が低くなっているように感じるかもしれませんが、意外にも高機能になっているので詳しく紹介しましょう。
BUFFALO HD-AD4U3
『BUFFALO HD-AD4U3』は、コンパクトなサイズになっているNASで、114×33×171mmになっています。
そのため、少し大きめのデスクを用意している場合には、パソコンの近くに設置する事も可能です。
NASは、多くの方たちと共有できるというメリットがありますが、稼働音が気になってしまう方もいるでしょう。
本製品の場合には『静音設計』になっているので、夜中に稼働させていても、それほど気になりません。
容量は『4TB』もあるので、4K放送を録画したデータを多く移行できます。
これほど高性能で大容量のNASでも、Amazonでは税込価格10,980円で購入する事ができます。
BUFFALO NAS LS210D0301N
『BUFFALO NAS LS210D0301N』は、少し値段が高くなっていて、Amazonでは税込価格16,800円で販売されています。
BUFFALO HD-AD4U3よりも、約6,000円近くも高くなっていますが、他のNASに比べたら、低価格な製品になっています。
容量は3TBになっていますが、充実した『サポート』が用意されていて、チャット・LINE・メール・電話などで分からない事を聞く事ができるのです。
本製品は『DTCP-IP』に対応したテレビやレコーダーと一緒に使う事もできて、録画した番組をDVDやBDに残す事もできるのです。
さらにパソコンがなくても、簡単にセットアップする事もできるので、それほど難しい設定ではありません。
20,000円台のNAS
20,000円台のNASは、10,000円台の機種よりも値段は高くなっていますが、機能が優れているので、重要なデータを保護する事もできます。
パソコンに保存しているデータが無くなってしまわないか心配になってしまう方には、興味深い所だと思うので、詳しく解説しましょう。
BUFFALO NAS LS220D0402G
『BUFFALO NAS LS220D0402G』は『ミラーリング機能』を搭載しているので、2つのHDDに同じデータを保存する事ができるようになっています。
容量を無駄に使うように感じてしまうかもしれませんが、1つのHDDにあるデータが無くなった場合でも、もう片方のHDDからデータを復旧する事ができるのです。
そのため、データを保護したい方には、おすすめの機種です。
容量は、4TBもあるので、多くのデータをバックアップする事もできます。
パソコンの空き容量が足りなくなってきた場合には、本製品を購入してデータを移行してみるのも悪くはないでしょう。
値段のほうは、Amazonでは税込価格22,285円で販売されています。
I-O DATA NAS HDL2-AA4/E
『I-O DATA NAS HDL2-AA4/E』もミラーリング機能を搭載しているので、重要なデータを保護する事ができます。
容量も同じ4TBなので、多くのデータを保存する事が可能です。
『読み込み速度』は、116MB/Sもあるので、快適に利用する事ができます(使用状況によって違いがあるので注意)。
駆動部には『大口径のファン』を搭載しているので、気軽に利用する事ができます。
さらに2本の『HDD』を差し込む事ができますが、片方ずつ上位のHDDに交換する事ができるので、容量をアップさせる事もできるのです。
高性能になっているNASですが、Amazonでは税込価格29,980円で販売されています。
30,000円台のNAS
30,000円台のNASでは、少し購入する事に戸惑ってしまうかもしれませんが、コストをかけている事から、高性能な機種ばかりになっています。
そのような機種には、どのようなメリットがあるのか解説するので、みていきましょう。
I-O DATA NAS HDL2-AA4
『I-O DATA NAS HDL2-AA4』は、高性能デュアルコアCPUなので高速スピード設計を実現しました。
ファイルをブロック単位に分割して書き込む『RAID』システムがありますが、本製品の場合にはファイル単位で書き込むのでデータの書き込みを高速に行う事が可能です。
『拡張性』も優れているNASで、2本のHDDを片方ずつ交換できるようになっているので、2TBから3TBに交換していく事もできます。
本製品は、最初から『4TB』もの大容量になっているので、HDDを交換しなくても、多くのデータをバックアップできます。
それでもデータが足りなくなってきた場合の事を考えたら、HDDを交換できるのは魅力的なポイントと言えるでしょう。
値段のほうは、Amazonでは税込価格31,561円で購入する事ができます。
NASキット+ガイドブック付 Synology
NASは高性能でも、操作法や設定法が分からなかったら意味がありません。
そのような方でも利用しやすい機種があって、それが『NASキット+ガイドブック付 Synology』です。
本製品は『JP版限定のガイドブック』が付いているので、設定方法やバックアップの方法などが分からない時には、重宝できます。
本製品は、パソコンのバックアップだけではなく、ファイルの管理を行う事もできれば、保存した音楽や動画の再生なども行う事が可能です。
NASと連携できる多くのアプリを無料で提供してもらえる機種なので、外出中でも『Disk Station』にアクセスできます。
値段は高くなっていて、Amazonでは税込価格39,400円で販売されています。
40,000円台のNAS
40,000円台にもなれば、多くの方たちは値段が安い機種のほうを購入したくなるかもしれません。
しかし、40,000円台のNASは、大容量になっている機種が多くあるので、詳しく解説します。
BUFFALO NAS LS520D0802G
『BUFFALO NAS LS520D0802G』は、容量が『8TB』もあるので、I-O DATA NAS HDL2-AA4の容量の約2倍もあるのです。
これほどの大容量の機種なので、よほど多くのデータを移行しない限りは、容量が足りなくなってしまう事はないでしょう。
『高速CPU』を採用している機種なので、転送速度が早くなっているので、バックアップも素早く行う事ができます。
値段のほうは、Amazonでは税込価格44,666円にもなりますが、大容量になっている事を考えたら、コストパフォーマンスが悪い訳ではありません。
NAS HDDセット DS218j & Seagate
『NAS HDDセット DS218j & Seagate』も大容量になっている機種で『4TB』のHDDが2つもセットになっています。
セットアップ方法は、簡単に行えるので、今までNASをあまり利用した事がない方でも、本製品を設置した後は、短時間で利用を開始できるでしょう。
さらに、様々なプラットフォームに対応していて『パブリッククラウド』と共存する事も可能になっています。
値段は少し高額になっていて、Amazonでは税込価格46,800円になっているので注意して下さい。
まとめ
NASは、機種によって値段が大きく違っているので、どれを購入したら良いのか悩んでしまうでしょう。
実際に、値段が高くなっている機種のほうが、大容量になっていますが、あまり容量が多くなくても困らない場合には、値段が安くなっている機種を選んだほうが良いでしょう。
それとは逆に、大容量で高速設計になっているNASが欲しい場合には、値段が高くなっていても上位機種のほうを購入したほうが良いです。