猫の毛玉とりにとっても便利! おすすめのバリカンをご紹介!
猫の飼育頭数は年々増加傾向になります。
その理由として世話が楽ということがあるみたいです。
でも飼ったことのある方ならわかると思いますが、毛玉対策って大変ですよね。
しかも出来たものを放っておくとどんどんと大きくなってしまいます。
そんな時に便利なのがバリカンです。
猫の毛玉取りにとても役立つバリカンをご紹介したいと思います。
どんな時にカットが必要か
そもそもバリカンはどんな時に活躍してくれるのでしょうか?
代表的なシーンを3つご紹介します。
毛玉のカット
かなり一番必要になるのは毛玉をカットする時です。
徳に長毛の猫は、お腹や足の付け根などの柔らかい被毛がからまって毛玉になりやすいです。
まだゆるい毛玉は指やブラシでほぐせますが、絡まって固くなってしまった毛玉は、カットするしか方法がありません。
ハサミでも良いのですが、その際にバリカンを使うと猫の肌を傷つけずに綺麗にカットが出来るのでおすすめです。
おしり周りのカット
猫のおしりの毛をカットするシーンでもバリカンは活躍してくれます。
おしりの毛をカットすれば排泄の際のおしりの周りの被毛が汚れるのを防ぐことができます。
排泄するたびに便がおしりの毛につくと、衛生的にもよくありませんし、それを繰り返していると毛玉ができる原因にもなってしまいます。
こんな時にバリカンを使えば、ハサミよりも安全でザクザクにならず綺麗にカットすることが可能です。
足裏のカット
猫の足の裏や指の間には毛が生えており、この毛が伸びると滑って転んでしまう原因になります。
また爪や指に引っかかったりと足を痛めたりすることにもなりかねません。
とくに長毛の猫は足の裏の毛が長く伸びやすいので、定期的にカットする必要があります。
こんな時ハサミよりもバリカンでカットした方が、肉球を傷つける可能性が低く安心なのです。
バリカンを使う上での注意点
バリカンを使う上での注意点もご紹介します。
以下のことに気を付けて猫に怪我のないよう丁寧に扱うようにしましょう。
体温調節機能が落ちる
猫の毛は夏の日差しから肌を守ったり、毛の中に空気を溜めて体温調節を行う働きがあります。
そのため毛を必要以上に刈ってしまうと、体温調整が難しくなり猫に負担がかかってしまいます。
カットする時はそのあたりを十分に考慮し行うようにしましょう。
短毛種には使わない
基本的に短毛種の毛を刈る必要はなく、こまめにブラッシングを行えば大丈夫です。
短毛種は猫自身が行う毛づくろいで清潔が十分保てるので、バリカンでのカットを行う場合は、毛玉カットか足の裏、おしり周りだけにしておきましょう。
人間用のを使わない
人間用のバリカンと併用する方がときどきいますが、人間の髪の毛と猫の毛では太さや柔らかさが違います。
人間用のは刃が荒いため、猫の細い毛をカットすることは出来ません。
また猫の皮膚には柔らかい場所が多くあるので人間用のバリカンを猫に使用することはとても危険です。
また猫用のバリカンには静音機能が付いているものも多く、大きな音が苦手な猫のストレスを軽減してくれます。
やはり猫には猫用のバリカンを使用することをおすすめします。
バリカンでのカット方法
それでは具体的にどの部分をどのようにカットしていけば良いのか、簡単にご紹介したいと思います。
毛玉カット
いきなりバリカンで刈るのではなく、まずはブラシなどで毛玉や周りの毛をほぐします。
そのあと毛玉部分になぞるようにバリカンをあてます。
引っかかっても無理に引っ張らず、少しづつカットするのがポイントです。
毛玉は喉やあごの下、脇の下、お尻、胸の内側、お腹、耳の後ろなどに出来やすいので日ごろからチェックすることが大切です。
あまりに時間がたって毛玉がカチカチになってしまうと取りづらくなってしまうので、早期に見つけてカットすることをおすすめします。
おしり周りのカット
おしり周りのカット方法ですが、まずしっぽを優しく持ち上げてます。
そしてバリカンを下から上へとゆっくりと動かします。
その際、猫の体に平行に当てるとうまくカットすることが出来ます。
縦にカットし終わった後に、左右の毛をカットし完成です。
足の裏のカット
次に足の裏のカット方法ですが、まず優しく肉球をおさえます。
すると毛が指の間や肉球の間からはみ出してきますので、その毛をカットしていきます。
この時、肉球を傷つけないよう優しくバリカンを動かしましょう。
お腹のカット
お腹の毛が長いと床にすってしまい汚くなってしまいます。
そのため長毛の子は定期的にカットすると良いかもしれません。
その場合、お尻同様にバリカンを体に平行に当ててカットしていきます。
猫が動かないようしっかり抑えて素早く行ってあげることが大切です。
毛玉カットにおすすめのバリカン
それでは最後に毛玉をカットする時におすすめのバリカンをご紹介したいと思います。
Noza Tecペット用バリカン
Noza Tecから出ているこのバリカンは、水洗いが出来る点です。
バリカンは長期間の使用によって、菌が刃に留まって繁殖していきます。
しかしIP67レベルの防水保護なので、直接刃を蛇口の下に水で洗い流すことが可能です。
こちらは衛生上良いだけでなく、切れ味も守ってくれます。
また3.7Vの強力モーターで高速回転されることで鋭角角度でカットでき、毛が引っかかることなく、スムーズなトリミングが可能となります。
先端がR型鋭角のように作られているので、起動しているうちはどの角度で触っても皮膚を切ることがありません。
そのため動く可能性のあるペットを刈る上で非常に安心できるところです。
低騒音と振動も弱いので、ペットがおとなしくカットすることができます。
価格はなんと2,099円とかなりコスパが良いです。
BestTrendyペットバリカン
BestTrendyのバリカンは低騒音にこだわった設計になっているので、猫を怖がらせずにカットすることが出来ます。
騒音レベルは50デシベルと低いので、仮に怖がりの子でも少しずつ慣らしていけば問題ないです。
刃幅の大きさは4cmで、全身でも部分用でもカット可能で使い勝手が良いです。
値段も2,699円とこちらもかなり低価格なので、初めてバリカンを買うという人にもおすすめです。
Pateker充電式コードレス ペットグルーミングセット
Patekerから出ているこのバリカンは高品質なチタニウムの刃とセラミック製可動式の刃を使用しているため、切れ味抜群です。
またカットの長さが4段階調節可能です。
長さは3mm、6mm、9mm、12mmとあるので猫の毛にあわせてカットすることが出来ます。
こちらも騒音が少なく、振動が抑えられているので、カットの最中にペットが驚いてしまうこともありません。
またコードレスなので場所を選ばずにカットすることが出来るのも魅力です。
価格は2,889円とこちらも低価格なので、バリカンを初めて買うという方にとてもおすすめです。
まとめ
このようにバリカンは猫を飼っている人には大変助かるアイテムなのです。
とくに長毛の子がいる家庭ではバリカンを使用する機会はたくさんあるでしょう。
これまでハサミなど自力で頑張ってカットしていたという方は、これを機にバリカンに切り替えてみてはいかがでしょうか。
猫にとっても安全ですし、何より飼い主様自身の手間が省けると思います。
参考URL・参考文献・根拠など
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https://www.amazon.co.jp/dp/B01K73KIMO