ゲーミングチェアのメリットを紹介!通常のチェアとの違いは?
長い時間に渡ってゲームをするために座っていたら、腰が痛く感じてしまう事があります。
海外では、ゲームをしすぎて体調を崩す方さえいるほどです。
そこで、おすすめしたいのが『ゲーミングチェア』です。
ゲーミングチェアは、体にかかる負担を軽減する事ができるので、ゲーマーの方には魅力的な製品なので、詳しく紹介しましょう。
ゲーミングチェアのヘッドレスト
通常のチェアとゲーミングチェアで大きな違いがあるのが『ヘッドレスト』です。
このヘッドレストがある事で、ゲームをしていても疲れを軽減する事ができるので、その魅力に迫ってみましょう。
頭部をサポート
多くのチェアは、お尻から肩までをサポートするようになっていますが、ヘッドレストまで付いている製品は少ないので、頭部や首をサポートできません。
頭部や首をサポートできない状態で、テレビやパソコンなどを見ていたら、肩や首などの部分が緊張状態に陥ってしまうので、肩こりや首こりになってしまいます。
そのような事になったら、長い間に渡ってゲームをする事ができなくなってしまうので注意しなければいけません。
長い間に渡ってゲームをしていて、肩や首が痛くなってしまう場合には、ゲーミングチェアはおすすめです。
ストレートネック対策
テレビであれば、椅子を座っている所から、ある程度まで距離があるので問題は少ないのですが、パソコンの場合には『ストレートネック』になってしまう可能性があります。
なぜなら、パソコンは近い距離で見る事になりますし、サイズが小さいものを利用していたら、頭部を少し傾けてしまうから首がストレートになってしまうからです。
首は湾曲になっている事から、頭部の重さを耐えられるようになっているので、ストレートネック対策を講じる事は重要です。
ゲーミングチェアのヘッドレストを活用したら、頭部が前のほうへ傾く事をある程度まで抑えられるので、ストレートネック対策を講じる事ができます。
ランバーサポートで姿勢矯正
ゲーミングチェアは、頭部だけではなく、背中もしっかりとサポートできます。
背中であれば通常のチェアでも問題がないと思ってしまう方もいると思うので、どのような違いがあるのか解説します。
背筋を伸ばす形状
通常のチェアでも、多くの製品が背もたれが備えられているので、背中をある程度までサポートする事はできます。
しかし、通常のチェアの背もたれはストレートの形状になっているので、正しい姿勢をキープする事が難しい方もいるのです。
ゲーミングチェアの場合では『ランバーサポート』が備えられているので、腰を前のほうへ押し出すような形になっています。
そのため、背筋が後方のほうへ曲がっていて、猫背の方でも姿勢を矯正しやすくなっているのです。
S字カーブをキープ
ゲーミングチェアのランバーサポートを活用したら『S字カーブ』をキープしやすくなっています。
S字カーブとは、真横から見たら、背筋がS字のような形状になっている状態を指します。
実は、腰も首と同じように湾曲している状態が正しい姿勢なのです。
腰が湾曲していなければ、歩いている際に、地面へ足を着地した時の衝撃が腰へダイレクトに伝わってしまいます。
そのような事を考えたら、S字カーブをキープしやすくなっているのは、ゲーミングチェアの大きな魅力です。
リクライニングで調整
頭部や腰を支えられるゲーミングチェアは『リクライニング機能』も搭載されていて、様々な利用法が可能になっています。
そこで、どのようなメリットや利用法があるのか説明するので、確認してみて下さい。
腰にかかる負担を軽減
椅子を選ぶ際には、背もたれの角度が自分の体に合っていなければ、腰を痛めてしまいます。
ところが、ゲーミングチェアのリクライニング機能を活用して、背もたれの角度を変える事ができるのです。
自分の体に合う角度まで、背もたれを調整する事ができれば、腰にかかる負担を軽減できます。
そうすれば、長い時間に渡って座っていても、ゲームを続ける事も容易です。
利用中に休憩
腰にかかる負担を軽減する事はできても、それには限りがあります。
実際に負担を軽減できるものと思って、油断をしていたら、腰を痛めてしまって、腰痛の原因になるので注意しなければいけません。
ところが、ゲーミングチェアのリクライング機能は、背もたれを少し傾けるだけではなく、水平まで倒す事もできるのです。
背もたれを水平の状態まで倒す事ができれば、仰向けで眠る事もできるので、椅子から立ち上がらなくても休憩する事ができます。
仮眠が可能
ゲームが好きな方たちの中には、睡眠時間を短縮してゲームをする時間を確保している方もいるでしょう。
睡眠時間は、その人によって必要な時間が変わってきますが、最低でも6時間以上は睡眠時間を確保しておかなければ、多くの方たちは体調を悪くしていきます。
しかし、6時間も眠れない方もいると思うので、そのような場合にはゲーミングチェアを利用して仮眠するようにしましょう。
実際に10分程度でも仮眠をすれば、ある程度まで睡眠時間が足りなくても、体調の悪化を少しは抑えられます(毎日仮眠でカバーしようとしたら体調が悪化するので注意)。
ゲーミングチェアのアームレスト
日本国内には、消費者の方に満足してもらえるような椅子を販売していて『アームレスト(肘掛け)』が備えられている製品が増えてきました。
しかし、通常のチェアはアームレストが固定されているので、自分の体に合わない場合が多いのです。
アームレストが高すぎたら、そこに肘を置いていたら肩に負担をかけてしまいます。
それとは逆に、アームレストが低すぎたら手首をパソコンデスクの上に置く事が難しくなるので、パソコンのゲームをする事が難しくなってしまいます。
ゲーミングチェアの場合は、アームレストの高さを調整する事ができるので、あなたの好みに合わせて利用する事が可能です。
ゲーミングチェアの注意点
ゲーミングチェアは、魅力的なポイントが多い製品ですが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
そのポイントを抑えておかなければ、後悔する事もあり得るので詳しく解説します。
適度に運動
リクライニングで背もたれを倒して、休憩しても、座ってばかりでは足腰の筋力が低下してしまいます。
実は、腰の筋肉は、腰を支える働きがあるのです。
そのため、運動不足で足腰の筋力が低下してしまったら、腰痛の原因になってしまうので注意しなければいけません。
腰痛対策を講じるためには、激しい運動をする必要はなくて、軽めのウォーキングでも良いので、定期的に行うようにして下さい。
そうすれば、筋力の低下を抑えられるので、腰痛対策を講じる事ができます。
コストパフォーマンス
ゲーミングチェアは、高機能になっているので、その使用感に満足できる方たちは多くいます。
しかし、コストをかけられているので、通常のチェアよりも値段が高くなっている製品が多いので注意しなければいけません。
実際に、通常のチェアであれば5,000円前後の製品はいくつもありますが、ゲーミングチェアの場合は15,000円以上になっている製品が多くなっています。
そのため、値段よりも品質を重視している方でなければ、ゲーミングチェアを購入した後に後悔する事もあり得るので注意して下さい。
まとめ
ゲーミングチェアは、リクライニング機能を搭載しているので、座っていて疲れてきた場合には、背もたれを倒して休憩する事ができます。
少し腰が疲れていてもゲームを続行したい場合には、背もたれを少しだけ傾けて、ゲームを続行する事も可能です。
このように体の疲れを軽減する事はできますが、あまりにも座っている時間が長くなってしまえば、腰に負担をかけるのは事実なので注意して下さい。